第30話-2；18日目 砂漠〜？
▼登場人物
ナシ（な ：異界もん
竜への生け贄としてこっちの世界から召還され、はかない命を閉じたあと竜の腹の中で再生した。成り行き上エリラの体に入っている。竜の肉を掘る力と、仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとＨな絵師もどき。
エリラ（え ：魔導師
17才らしい。蒼い瞳。ナシとともに1つの体を作る。あでやかなピンクのゴージャスヘアはナシのデザイン。4大の魔法ほか、けっこー色々つかえる。前向きでキュートな元気娘。異能は創造。
ハチ（は ：妖精族
竜の中で再生していた生存者1号。明るく優しくほがらかで、スタイルもいい。ゴージャスな黄色い髪の毛。わりと天然。素直でまっすぐ。格闘技にたけ、異能は力持ち。
ミノ（み ：鬼娘
第2の生存者。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。おっぱいが自慢。寡黙気味。かなりの切れ者。自称空き巣。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。
レンダ（れ ：獣人
第3の生存者。蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。どっかポンコツ。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。身体能力は高く、通常は2刀流。不死だってー。
ルルア（る ：ゴーレム
4人目。落ち着いた口調、常に冷静。Ｈをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られた使命に忠実な癒しのセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つが、その動力源はぎりぎり15禁という歩く18禁美少女。
メイ（め ：驚くほど普通の子女…だったんんだけどねえ。
5番目に発掘された。赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。常識人で堅いくらいのまじめなひとだった。索敵能力を持つ。異能は物理・魔法攻撃無効の（はずの）万能繭。
リム（り ：ぬえ
歩く「ぬえの擬人化キャラ」明るく陽気、元気で素直。物事やヒトの本質を見抜く力に長けている。雷を落としたり凍結魔法つかったりするうえに雲に乗って空を飛ぶ。
キラ（き 魔人
魔族とは違うが強大な魔力を誇る。スタイル抜群でセンスもいい超スタイリッシュなかっこいい系おねーさん。勝ち気で物知り、思ったことは何でも言うし思ったように動く自由人。空も飛ぶよー
ラウラ（ら 竜人
8番目に発掘された。明るくて元気でわりと口も減らない。
グラビティ系の魔法が使える。空も飛ぶ。いたずら好きのやんちゃ娘。
▼かぶりつき：敵の怪物
竜の体内で、エリラ達を襲ってくるモンスター。ホメオスタシスの一環か、白血球みたいなもんっぽいが、意外と散発。犠牲者の発掘後にはほぼ必ず現れる。索敵担当のメイが「敵よ」の代わりに「かぶりつき」と連呼したとからこう呼ぶようになった。
▼3つめの洞窟を行った先は、一面が砂のエリアでした
素直に砂漠って言えばいーじゃん（え
サボテンがねーもん（な
ない砂漠もあるみたいだよー ナシー、自分のライブラリ覚えてないのー？（り
覚えてるくらいなら、自分の名前忘れてないでしょ（れ
あ、そーですよねー（ら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「まぶしい…わけじゃないのに、まぶしく感じるねー」（き
「暑い…わけないのに、なんか暑いよー」（は
メンタル系か？（な
いや、その耐性はみんなあるから…気分だろうと思うけど（え
やだわ。ここを中心に囲まれてるわよ（め
大歓迎ね（れ
じゃー、今回もハズレですかー？（ら
「上からも！ また大岩とひらひら！」（め
「多いわね」（れ
「大岩だってば」（え
「指弾・旋 ミニマム」（み
ミノの最強奥義、回転しながら飛ぶ指弾が、数メートルサイズになった。軽々と巨岩を砕いていく。ありゃAミサイルより凶悪というか、巨大手裏剣もかくやという感じではないだろうか。
すごいわね（れ
昨日で懲りた（み
「プロテクト変更・水！」（え
「あたしもなしくん借ーりよっと。パクちゃん、放水！」（り
水を吐き出すのかと思ったら、巨大な水球だ。体内の水ではなく、魔法らしい。
「あたしも行くよー じゃー、だくりゅー！」（え
あれー？ これ、ナシくんのライブラリーで見たヤツだー（ら
よく見てるのね。普段使ったことないものが多いでしょ。やってみたらできたっていうのが多いのよ（れ
繭のまわりに渦ができる。
エリラ、水滴の玉でいいだろう。空中も舞わせろ（な
そだね りょーかい（え
繭の上に、ハチ、レンダ、キラ、リムが、ミノとラウラ、エリラを囲むように立つ。何げに、遠距離攻撃派を近距離攻撃チームが取り囲んで防御・前衛…という布陣だ。
まだ降ってくる大岩は、ミノとラウラが処理。ひらひらは、今回は薄いガラスのように縦回転して水滴の嵐をかいくぐって襲ってくるが、まわりを囲む４人がそれに遅れを取ることはない。時々、水中からもあの百目ガエルだろうか。鋭いヤリが放たれるが、それも問題ない。不安があるとしたら、長引くことだろうか
「メイ、私も出ます。ヒールします」（る
じゃあみんな、繭の上部をとくわ。エリラ、よろしく（め
「ヒール」（る
エリラの背に手を触れて、全員に向けてヒールをかける。分散していなければ、この程度の距離ならいわゆるエリアヒールが効くらしい
わたしも勉強していますから。ウフ（る
敵の…かぶりつきの攻撃が散発になり、やがておさまった。
出現、なくなったわ。警戒はしておくけど、いったん終了みたいよ（め
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふーーーーー」（え
おつかれー おつかれさまー
体力はともかく、ほっとすると力が抜ける。こーゆー時、遠慮なく座り込むのはラウラとエリラだ
なしくーん、残念だったねー。今回はほとんどみんな衣装も無事だよー（き
そうでもない。エリラが座り込んでくれたおかげで、立っているお嬢さん方を自然にアオリのアングルで…イテ（な
知ってるわよー♡ 痛いのは全部ナシくんが受けてくれるんですって？（れ
あ、しってるー だからー、踏んだり蹴ったりしても大丈夫だって（は
じゃー、あたしひっこむから、死なないてーどにやっちゃってー（え
ちょっとまて、今日はほとんど…（な
とはいえ、そう、ではせっかくぶたれるのなら一瞬だったがレポートしておこう。
本日の成果は、ハチ、ミノ、レンダ、キラ、ラウラ、というミニスカート軍団。そして特筆すべきはややスカートの丈が短くなったメイ。メイなんて、わざわざ前に出てきて、挑発的な、しかし優しそうなまなざしでこっちを見下ろした。さあ、見てもいいわよ。ちょっとぐらいなら…という、今までのメイでは考えられなかった思念を感じた。
気のせいじゃない？（め
いいえ。確かに、今までのメイだったらわざわざ近くまでこないわ（れ
見られる快感に目覚めたんですねー（ら
というより、見せる快感かしら。なんとなく、レンダの気持ちがわかるようになったみたい（め
いやー、きちんと見てもらうのは嬉しいよ？ でもね、それってあくまでふ・つ・うにだからねー。みんながみんな、レンダみたいだと思わないことね。嫌な思いをするコもいるんだから！（き
でも、キラ先輩もなんかうれしそーですよー（ら
キラは変態じゃないよー。あれはねー、バカな子ほどかわいいってゆーかんじだねー（り
リムは時々…ってゆーより、ずばっと来るコよね（め
物足りないです。スカートが短くなったメイの股間の描写が…（る
そんなに俺がぶたれるのがいいのか？（な
生で見るのと、人さまのビジョンで拝見するのとは違います。ナマはナマなりに魅力はありますが、人さまのビジョンでは、その人なりの関心が反映され、たとえば盛り上がってる膨らみ具合や、シワの入り方やシワの量、さらにレースの透け具合…ある意味、自分でみるよりも刺激的で、ほうと思わせるものがあるのです（る
ルルアー、このバカあんまりもちあげないでくれるー（え
あおったらあおっただけちょーしにのるよー。きっと（き
ぶたれるのは私ではありませんが、そのあと癒して差し上げたいので（る
なんかどんどんずる賢いというか知能犯というか…（れ
ナシー、しあわせだねー（り
え、えーー本日のレポートは以上を持ちましえて終了いたします（な
あー！ ハチさんがパンツおろしてますよー（ら
ぎょ （とする一同）
え？ なにー？（は
きょとんとして普通にしているハチ
ハチ、それぶっといていいよー。癖になるから（き
…あの一言だけで想像しちったい（な
拝見しました きれいなヒップでしたね（ら
こっちでいーー？///（は
ナシとルルアでしょ? いーよー（き（え（れ
☆ ☆
ラウラずるいねー けっこー（り
へへへー///（ら
・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼静かになった砂漠
「レンダー！ 探索行くよー」（き
「はいはい」（れ
「じゃー、ミノー！ いこー」（り
「おお」（み
「ハチさん、乗りますかー？」（ら
「いーのー？ じゃーお願い。…あ、今日はあたしがおんぶしよっかー？」（は
「え？ ハチさん飛べるんですか？」（ら
「飛べないけど、内周の壁沿いをだーーーっと走ってみるのー」（は
ハチは時速300キロだ（な
「ひえええ～～ じゃ、あの、すこーしセーブして…」（ら
「わかったー 乗ってー♡」（は
「いってらっしゃーい♡」（え、め、る）
今日のトピックはミノのアレだねー（え
ああ。あれなら巨大岩石、直径10ｍあってもぶち抜くんじゃないか？（な
なんか、少しずつみんななんか得てる気がする（え
私も、参加しないでいられなくなりました（る
そーよね。今日の規模は、昨日より数も多かったと思うけど…ほとんど苦戦しなかったわ（め
みんなー！ こっちに穴みたいなのがあるよー。砂に埋もれかかってるけど（き
どっちー？（え
そっから右後ろー（き
あ、キラみっけー（り
わたしもすぐいきますー（は
ひゃああ ハチさん、早い！ ちょっと早すぎますーー キャア！（ら
「じゃあ、たまには私たちもおもしろいことしよーかー」（え
ああ、そか。そーだな（な
「ふたりともちょっとごめんねー♡」（え
「え？ ちょっとなにを..」（れ
「あ、エリラ？」（る
ふたりを左右の肩に担ぐ。いわゆる俵担ぎだ。
「見晴らし いーでしょーー」（え
「え、ええ、エリラ…あなたこんなパワーが？」（め
へへー、なしくんとだったらー、こーゆーこともできちゃったりー（え
「なるほど …これは驚きました」（る
「じゃー、あんまりスピードは出ないと思うけど、いくからしっかりつかまっててねー。ナシくん、いくよ」（え
へえーーーーーーい（な
「きゃあああーーーーー」（る（め
だだだっと駆け出すえりら
「え、えりら、早いです ちょ、ちょっと」（る
「いやー、砂って走りにくいねー」（え
あっちまで土化しちゃえば？（な
あ、そだねー（え
足元の砂、一部はさっきの濁流でしめっているが、それが全部踏み固められた土状になる。こういう、見るからに魔法ってのは何度見てもいいもんだ。
「うひゃー 走りやすーい！」（え
「きゃあ、エリラ、もっっとゆっくりー」（め
「ゆ、ゆれます おっぱいが衣装でこすれて…」（る
ルルア、まさかつけ忘れてきたの？（め
はい、うっかり。今日はノーブラです（る
ここ..こらー！ ナシくんの集中力が削がれるじゃないかー（え
あいかわらずばかだね あれ（き
はい、こーたいよ（れ
あたしもきたー。でももうすぐそこだけどね（は
レンダがメイを、ハチがルルアを姫抱っこして走り出す
のーぶら...（な
いーからさっさといくー！（え
レンダ、ハチと並んで走るのは久しぶり…いや、もしかしたらはじめてかも知れない。これはこれで、へんに楽しいものだ。
なし、エリラのおっぱいも揺れていますよ 左右ばいんばいんです（る
ほんとだー エリラもボリュームあるよねー（は
ナシくん、ゆさゆさ感の感想は？（れ
あんたたちー、せっかくきれいにまとまったのに混ぜっかえさないでよー！（え
...何げに嬉しい感覚がする気がするんですが（な
/////////（え
☆
・・・・・・・・・・・・・・
さて、顛末の発端にさかのぼってもいいだろうか。
「俵担ぎだ」だけじゃじっつに味気ないわけで、紫色の乙女と、赤銅色の肌の淑女、それを軽々と両肩に乗せて立っているのは、黒ビキニマントにピンク色のあでやかな髪をした、きゅっとしたでか目のキュートな美少女だったのである。この素晴らしい絵を語らないでおくわけには申し訳ないと思うのだ。
…実際にこんな風に肩に担ぐというのはかつて経験したことがなかったし。
ヘタレだったんだねー 昔からー（き
肩と言っても、実際には肩から二の腕の部分にも太ももを乗せている。太ももを乗せている。柔らかな乙女の太ももである。
いやらしーわー 3回も…（れ
よっぽど嬉しかったんですねー（ら
ちらっと左右をそれぞれ見てみますと、はい、左側は…この、シャープな、それでいて妙に肉感的なショートパンツのルルアさま、そして右は、赤銅色のこれまたほどよく肉感的でつややかなメイさまでございます。しかも、こうやっていてつらくない。かつての並の筋力ではあり得ない手応え。
情けない…（れ
さてみなさん、このショートパンツのおみ足のナマ脚部分を間近で見たことがおありでしょうか？ そしてまた、まるでこのためにやや短めになったと思われるしなかやスカートからの太ももが肩に乗り、まさに今、目の前なのです！ くああああ～！
雄叫び上げるほど嬉しかったんですねー（ら
ここまでとはな（み
そしてですね、この我が腕にお姉様方の健康的な太ももが乗っているというのは当然、むにっと横に太ももの肉がこの、ね、肉感がこの距離で、なんかそのみずみずしい肌などかつてこんなに近くで拝んだことがあるわけもなく、もう否応もなくどきどきわくわく、知らぬまに顔が緩んでまいります。に、匂い立つような乙女の太もものアップ。顔スリしないでいられる俺って偉いんじゃね？
ほめてあげます（る
だれかなぐってやっていーよー（え
この図を後ろから見てみますと、はい、お尻まで隠すくらいの黒いマントのピンクヘアー美少女の両肩に、丸い2つがお尻…じゃない、丸いお尻が左右に乗っているわけで、右側にはスカートに覆われた丸み…お尻の線は見えませんけれども、ぴったりぴちぴちボリューム豊かなお尻の丸み。これ、メイのお尻だと思うとドキドキしませんか？
左腕にはショートパンツの、お尻のあの桃のような形がくっきりと表れるあのお尻でございます。タイトなのに柔らかそうなお尻って、さすがは稀代のセクサロイドゴーレム、ルルアならではではないでしょうか。
そして、この二人を軽々と担ぎ上げて立っている、このコンマ数秒のあいだにも、なぜか風が吹いて3人の長い髪があでやかになびき、マントがぶわっとひるがえってたぶん、こちらもみずみずしいはみ肉ぷりぷりのお尻がはっっっきりと見えたに違いありません！
もしあの時こんな描写が聞こえたら絶対、下りるー 降ろしてー ナシくん、きみってやつわー が、くるのは火を見るよりも明らだったわけで、
そんなことありません（る
あなたはね（め
ここまで我慢していたわけですが。はい、以上をもちまして、プチ解説「女のコによる女の子二人を俵担ぎだよー！」を終わります。
なーるほどー、それはそれは、なしくん、しあわせだったねー。…メイ、ごめんね。あたしが調子に乗って抱え上げたばっかりにこんなことに…（え
え、ええ、まあ（め
私は感謝しております。ナシも幸せだったようですし（る
ほんとに幸せそうだったな（み
それはそーなんだけどーι（は
なんだって見えてない後ろまであんな見事にわかるんだろーね（き
腹立たしいけど、見事ね。…まったく...（れ
なんか… ちょっと、あの、エリラ、キラ、レンダ、ハチ、あの…やっぱりぶっていいかしら。コレ（め
おもいっきりやっとけ（み
でもなんかドキドキしましたー！ きれいだったと思いますよー みなさなん（ら
最後のマントと髪の毛のふわーってとこなんて、なんかドラマティックで絵になってたよー。バックが砂漠だしー。お尻を強調する表現がなかったら、それで良かったんじゃないかなー。（り
はい、メイ（え
何？（め
思念体用の巨大ハンマー。つかっていーよー（え
それ、しぬんじゃね？（な
ピコ☆
