第28話-5 歓迎会だねー
▼登場人物
ナシ（な ：異界もん
竜への生け贄としてこっちの世界から召還され、はかない命を閉じたあと竜の腹の中で再生した。成り行き上エリラの体に入っている状態。竜の肉を掘る力と、仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとＨな絵師もどき。
エリラ（え ：魔導師
17才らしい。蒼い瞳。竜に食われて中で目玉として再生していた。ナシとともに1つの体を作る。あでやかなピンクのゴージャスヘアはナシのデザイン。4大の魔法ほか、けっこー色々つかえる。前向きでキュートな元気娘。異能は創造。
ハチ（は ：妖精族
竜の中で再生していた生存者1号。明るく優しくほがらかで、スタイルもいい。ゴージャスな黄色い髪の毛。わりと天然。素直でまっすぐ。格闘技にたけ、異能は力持ち。
ミノ（み ：鬼娘
第2の生存者。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。おっぱいが自慢。寡黙気味。かなりの切れ者。自称空き巣。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。
レンダ（れ ：獣人
第3の生存者。蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。どっかポンコツ。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。身体能力は高く、通常は2刀流。不死だってー。
ルルア（る ：ゴーレム
4人目。落ち着いた口調、常に冷静。Ｈをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られた使命に忠実な癒しのセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つが、その動力源はぎりぎり15禁という歩く18禁美少女。
メイ（め ：驚くほど普通の子女。
5番目に発掘された。赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。感覚は鋭いが臆病。芯は強く、常識人で堅いくらいのまじめなひと。索敵能力を持つ。異能は物理・魔法攻撃無効の（はずの）万能繭。
リム（り ：ぬえ
どちらかというと変異種で、いわば歩く「ぬえの擬人化キャラ」（笑）
明るく陽気、元気で素直。物事やヒトの本質を見抜く力に長けている。しっぽの蛇と仲がよく、本人は雷を落としたり凍結魔法つかったりするうえに雲に乗って空を飛ぶ。羅列すると万能の最高戦力のひとりだねー。
キラ（き 魔人
魔族とは違うが強大な魔力を誇る。スタイル抜群でセンスもいい超スタイリッシュなかっこいい系おねーさん。勝ち気で物知り、思ったことは何でも言うし思ったように動く自由人。
異能は収束。摩擦係数自由自在という能力をまとっているので防御も完璧。空も飛ぶよー
ラウラ（ら 竜人
8番目に発掘された。竜肉に真っ逆さまにＶの字に埋まっていたが、ダイナミックな発見時の様子のわりに誰もＶちゃんとは呼ばない。
明るくて元気でわりと口の減らないやんちゃ娘。
▼かぶりつき：敵の怪物
竜の体内で、エリラ達を襲ってくるモンスター。ホメオスタシスの一環か、白血球みたいなもんっぽいが、意外と散発。犠牲者の発掘後にはほぼ必ず現れる。
竜に食われたものの形を残しているものもあれば、岩壁から巨人状の岩石タイプ、塗り壁もどきやトビウオ、エイのような姿で飛んでくる飛行タイプなどがある。
索敵担当のメイが「敵よ」の代わりに「かぶりつき」と連呼したとからこう呼ぶようになった。
夕餉
「今日は新人かんげー ってことでー、包み焼きしよー！（え
「えりら、元気は大丈夫？ 疲れてない？」（れ
「ありがとー わりと元気。焼き肉も行く？」（え
「いいわよ」（れ
「じゃあ、準備するわね」（め
焼き肉、焼き魚 肉と野菜、肉と魚の包み焼き。それに、各種果物が並ぶ。
思えば、肉と野菜がふんだんにあるというのは実に贅沢な食卓だ。
それぞれが特技を披露する。というより、実際には自分のできることをそれぞれがやっているだけなのだが。レンダの剣技、メイの布皿、ハチが運ぶ小岩のテーブル、エリラの調理魔法（笑）
ちょうりまほーか いーかも（笑）（え
すごーい、ほんとにまほーみたいですねー（ら
だからまほーだってば（え
このところ、ミノやハチやリムが時々ルルアを引っ張ってやってきては、ちょくちょく食材を見に行く。行くたびに竜が食ったものが違うので、それぞれに自慢の逸品を用意するようになっていた。今日は、ワカメのサラダみたいなものとでかいサザエみたいな貝がある。
「この貝はねー、こーやって」（り
と、リムが肩の触手を2本出して貝を持ち上げる。ばちばちっと火花が散った
おいしそうな貝の焼ける臭いがする
「はい、レンダ！」（り
触手で上手に焼けた貝の中味を放ると、レンダが空中で薄くスライス。
それを、左右からミノとハチが絶妙に布皿にキャッチする。
「ひゃー、いつのまにかもー、すごいコンビネーションだね」（え
ミノ、一瞬だけツメ延ばして目にも留まらぬ速さでつまみ食いしてないか（な
してない もぐもぐ（み
してない もぐもぐ（り
リムの触手もかなりの高速で操れるようだ（な
してないもんねー♪ もぐもぐ（は
ハチ～…（え
「すごいですねー こんなの、見たことないものもいっぱい…！」（ら
ラウラは目を丸くしたりバンザイしたりお祈りポーズではしゃいだり、大喜びだ。
随分時間がたってしまったし、食事をしながらになるが、本日の戦闘後の様子をレポートしよう。なんといっても、ひゃくめガエルというか串刺し魔物と大量の敵。スタッフ一同けが人こそ出ないものの、お洋服の方は久々の大戦果だった
大戦果ねえ（れ
スタッフだってー（笑）（は
何？ あの状態を話そーってーの？ あいつ（き
まあ、服がビリビリになって、ブラやパンツや豊かな乳や見事なおしりが、まあ半裸になった美女たちの姿を想像してみるといい。ボディスーツふうのボディスがほとんど切り裂かれ、太ももとお尻があらわになったハチ、開襟シャツの背中とタイトスカートのお尻がほぼ丸見えに、前もブラが向き出しになったレンダ、もともとあぶないミノは片方の乳が…いや、あれにはちょっと見た瞬間にどきっという、敵の猛攻がいかに凄まじかったかを物語っていた。
かぶりつき（み
はン（る
なんだ、ルルアはまだ回復してないのか。気の毒に（み
いえ、時間の問題です。コレを乗り越えれば、私はもっと強くなります（る
そして、今回戦闘初参加のキラだが、敵の攻撃が全部服の前で止まっちゃうので、損傷一切ありませんでした。あのオーラが万が一、戦闘時だけでも全員に行き渡ると、商売あがったりです（な
「きらちゃーん 頼めるー？？ お洋服ぼーぎょオーラ」（は
「構わないけど、できるかどーかわかんないよ？ レンダとミノは？」（き
「あ、あたしは別にいいわ」（れ
「わたしも」（み
「そお？」（き
「毎回、違った破けかたとかするでしょ？ そうすると、いつもなんか新鮮な自分がいるみたいで…」（れ
「そう。ビリビリ具合は結構あとが楽しい」（み
「そーゆー見方もあるか－。確かにダメージ加工ってか、そーいうデザインって見方もできるよねー」（き
「うーん、ファッションは奥が深いなー。面白い…ダメージ加工なんて、自然に破れる感じをだせっていわれたら、創造じゃ正直無理だよ」（え
「そーいわれると、あたしも今度ちょっとやってみたくなったなー。このへんだけぴーーって切り裂かれてたら、それはそれで色っぽいよね」（き
といいながら むなもとに横一文字に手を振るしぐさ
「これだけの服、自分で傷つけるのは罪悪感あるけどさ…。まあ、戦闘中ってゆーなら、なんとなく許せる気がするのが不思議だよねー」き
発掘の時のツルツル効果は助かった。たとえば、こうやって握手してるときに、この体つるつるにはできるのか？（な
「してほしい？」（き
エリラのブラとパンツが落ちる。マントは前で縛ってあるのでそのままだが。
「ぎゃあああああーーーー！ なしくん、きみってやつわー」（え
「きらちゃーん あたし、戦闘中にお洋服が脱げちゃったらやだな」（は
「あー、そういうこともないとは限らないかもねー」（き
「えー」（は
「うそうそ 大丈夫だってー」（き
「ほっ」（は
「さて、現実には実行犯の方が、教唆犯より罪は重いそうだけど」（め
「キラに罪はないわね」（れ
「とゆーわけで、それはそれとして、ハチ、コレ好きにしていいよ」（え
「えー？ でも、なんかわるいよー」（は
「大丈夫だよー。ナシくんは、それも覚悟してあえてレポートしてるんだもん」（り
「じゃあ、ちょっとだけ。ごめんねなしくん」（は
ぽか
思念体でもハチのそれは、胴体に首がめり込む思いがした。
「おもしろかったー なんか舞台みながら晩餐会みたいでしたあ！」（ら
「そりゃどーも＾＾///」（え
「こんな食事、村にいたときも滅多に…あ、いえー、なんてゆーか、バラエティがすごいですねー」（ら
結構気を使ってるわね（れ
「あのー、エリラさんって魔法使いですよねー。一体なんの魔法なんですか？」（ら
「ん 基本は四大系だよー」（え
「あの、このお洋服作るのもですかー？」（ら
「あー、コレは創造魔法」（え
「ふーん って、そうぞうまほーーーー？！！」（ら
大声に）び、びっくりしたー（全員
「あのあのあの、創造魔法ってあの、なんでもつくれちゃうってあの…」（ら
「そーだけど？」（え
「それって、世界滅ぼせますよー どーするんです？」（ら
「べつにー」（え
「べつに…ですか？ でも、その、こんな服が作れちゃうなんてはじめて見ました」（ら
「あー、あたしだけの力じゃないからねー 外じゃー、せいぜいこーんなちっちゃなゴーレムもどきが作れるくらい」（え
コホン（る
あなたのことじゃないって（れ
わかってます（る
「じゃー、どーして…？ 竜の中って魔法増幅するんですかー？」（ら
「逆です。竜の中では、通常の10％かよくて20％。実質、ほとんど使い物になりません」（る
「え？ じゃどーして……。...ナシくんさん？」（ら
「いーカンしてるねー！ ナシくんがね、増幅の能…」（え
「うそーーーーーーーーーーーーー！ 世界滅ぼせるじゃないですかー！」（ら
あのこ、世界滅ぼしたくてしかたないのね（れ
いや、気持ちはわかる（み
わかるよねー にしし（き
そーいえばキラもおなじよーに驚いてたわね（め
「創造魔法に増幅能力…無敵ですねーエリラさん すごいです！ ホントに魔法使いみたいですねー」（ら
「増幅能力、知ってるの」（れ
「いーえー ただなんとなくすごいなーって。はじめて聞きましたー」（ら
そーなんだ（全員
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「ラウラは何か使えるのー？ 竜族って、いろんなタイプがいるって聞いたことあるけど」（き
「わたしですかー？ 全然たいしたことないですよー ここじゃ、まほーだめだってゆーし」（ら
「やってみたら？」（き
「うーん。どーかなー」（ら
1コだけ残ってた果物を目にする
「えい♪」（ら
ぱしゃっと果物がつぶれた
「あ、できたー！ 使えますよー まほー！」（ら
「念動力？」（れ
「ちがうね。これは…」（き
「グラビティです！」（ら
重力魔法…これも結構レアだよ（え
そうか（な
「でー、じゃあついでにもーひとつためしてみよーかな♪」（ら
尻尾の先がつついっと動いた。
目の前にある食材が、宙に浮いた
「できたー！ できましたー できますよー！」（ら
「グラビティマイナス！ うそ、両方使えるの？」（き
「はいー！ だから、空も水の中も泳げまーす♡」（ら
「それって、すごいの？」（め
「ナシくんのライブラリーなんかじゃー、広域で大規模に展開して超重力をかけるっなんてのが一般的みたいだけど、実際にはあんなにすごいのはないよ。せいぜい、さっき見せてくれたよーな感じ。これだけなら、まあ時々つかえるひとはいるよ。で、もーひとつが反重力。あたしのパーソナル能力のひとつがこれ。宙に浮いて、飛べるってヤツ。これにしたって、まあ使える人はいるけど、たいてい自分に作用するだけ。で、同じ重力系でも重力を増大するのと、マイナスするのは全然別でー、これ、両方使えるっていうのはありえないんだよ」（き
かぶりつかせるか、かぶりつかれるか…確かに全然違います（る
じらすかいきなりかっ、ていうのもかなり違うわね（め
そこ、そーいうのは密室でやんなさい！（れ
「あ、おっぱいだけマイナスグラビティかけるとおっぱいが浮くんですよー。おっきくて重たいってひとに随分喜ばれましたー」（ら
「そーゆーのはいーから」（れ
意外とノリがいいねー（え
「とゆーわけで、まー48世、あんた、先代もコレ、つかえたの？」（き
「いいえ。なんかすごく珍しいみたいです。襲名は、生まれたときにロトで決めます」（ら
「ロト…あるんだ」（れ
なんで、ラウラは魔法が使える？（な
「あ、そだ。そーいえばリムちゃんも制限受けてないよねー」（え
「そーだね。氷もカミナリも雲もぱくちゃんも、みんなふつうだよ」（り
「あー、そのコぱくちゃんていうんだー かわいー！ あたしも尻尾に名前つけようかなー」（ら
「いーねいーね レンダにおめめとお口をつけて貰えばあたしとおそろいだよ」（り
「え？ いやー それはちょっとー いまのままで可愛いのでー」（ら
「っかー ごめんねー へんなこといって」（り
「いいえ♡ でも、お目々とお口を描くのはいいですよー」（ら
ねえ、誰かリムにあたしの改造の話した？（れ
いいえ（め
リムちゃんはなんでもわかっちゃうんだよー（は
尻尾があるせいかしら？（め
悪かったわね。尻尾があるのに魔力がなくて（れ
ムダな尻尾（み
「え？ レンダさんも尻尾あるんですかー？」（ら
「あるわよ♡ ほら」（れ
「わー ふさふさでかわいーー♡ 食べちゃったのかと思ってましたー」（ら
「そんなことないわよ.. …あなた食べるの？」（れ
「はいー どーしてもひもじいときはちょっと えへ♡」（ら
「おいしいか？」（み
「あ、今度皆さんで食べます～？ 切りたては刺身がオススメです♡」（ら
「考えとくねー」（え
・・・・・・・・・・・・・・・
「えっと みなさんもやっぱり竜に食べられてココに？」（ら
「ええ」（れ
「そーですかー.. 不思議ですね。こーやって、今もココにいるって…」（ら
「そうね」…（れ
「普通にイケニエとか、事故とか、ドジとか、うっかりとか、理由はいろいろだけどねー」（え
「そーなんですかー。私は村の代表です！（にこにこ） 最も力に恵まれたものを捧げれば、20年は竜に何もささげなくっていい、っていう伝承があって。だから」（ら
だから……（ら
うつむいて、肩が震えている 思い出してしまったようだ。いろいろ…
「話さなくていいよ 話さなくて… ね」（は
そっとよりそって、優しく抱きしめるハチ
「う… うう ああん ああーーん」（ら
皆がハチに目配せを送る。目に涙を浮かべて、そっと寄り添って寝所にむかうハチ
リムがやはり泣きながら後を追う。
「私は、ただの人工生命体。石人形。家族はありません。でも、色々な人に関わりました。それでも、心に残っている人たちはいます。本当なら、あのコのような人にこそ、私は、寄り添わねばならないのですが…」（る
「気にする必要はないわよ。今のあなたを必要だって人は、まだいるもの」（れ
「ハチとリムにまかせておけ。心配するな」（み
「はい…。ありがとうございます」（る
「さてと、じゃーあたしたちもそろそろ解散しよっか」（き
「そーだね。今日はみんなお疲れさま。けっこー、今日も波瀾万丈だったねー」（え
「おいしかったわね。時々フルコースってやっぱりいいわね」（れ
「ハチとリムと48代目で一部屋。えりら、そろそろもう一部屋作らないか？」（な
「うん。そー思ってつくっといた。配置が難しくて」（え
「じゃあ、場所を決めよう」（み
つっと立ち上がるミノ
「あ、そだね。ありがとーミノ」（え
と、ミノと連れだって歩いて行く
その間に、今日の組み合わせを決めておけ（み
ふふ わかったわ（れ
「あたしは今日はゆっくり1人で寝たいかなー 部屋はエリラと一緒ね」（き
「じゃあ、わたしは…ミノ、どお？」（れ
いいぞ。パンツに気をつけろ（み
「じゃあ、今日は脱いで誰かに預けちゃおうかしら」（れ
考えたな（み
「ただいまー！ ひとつはちょっと離れにしたけど、距離的にメイ、広域繭大丈夫？」（え
「ん？ 結構広いわね…でも、ナシくん借りれば大丈夫じゃないかな」（め
「めい♡」（き
ぽいっと果実をメイに放り投げるキラ
「景気づけだよ！ ただし、食べる前に繭わすれないでねー」（き
ばさっと早々と翼を広げ、歩いていくキラ
「あ、レンダ、ぱんつあずかろーか？ どっかに隠しといたげる」（き
「ふ ありがと」（れ
「じゃ、ナシくん♡ よろしく」（め
抱き
「はいはい。なしー、かわろーかー？」（え
別にいんじゃね？ 寝しなだし。いいぞメイ（な
「うん。それじゃ」（め
寝所一帯に糸が降ってくる。
「じゃーみんなー おやすみー」（め
「おやすみー」 「おやすみなさい」
「さてと るるあ。お待たせ♡」（め
パキッと、キラから受け取った果実を半分にして差し出す
「一緒にどお？」（め
「あ、ありがとう…メイ。半分こですね。頂きます（しゃく）」（る
「上手に割れたでしょ」（め
「…五分五分ですね…昨日は、そうじゃなかった気がします」（る
「そうよね。だ、か、ら」（め
「なるほど。そういう意味ですか。わかりました。なんか嬉しいです。こんなふうに、求めて貰うのは…」（る
「お互いさまよ 行きましょ♡」（め
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼夜更け
なしくーん 起きてる～？（き
ふと目をあけると、横にキラがいた
朝には早くないか？（な
やぼだねー。とぼけるのうまいじゃん。えりら寝てるんでしょ？（き
……ああ、そーみたいだな（な
ナシくんにはまだ、きちんと挨拶してなかったもんね（き
きららのデカ目が、半眼になってせまる
ああ、メイ めい そこは ああ めい（る
んん んあああ るるあ だめよ（め
こら、また聞こえてるぞ（み
あ、もうしわけありま… あ、そんなに強く、メイ、ちょっと（る
すきありよ 大好き うふ（め
はうう は メイ あなたがその気なら これはどうです？（る
ひ ああああ～～～ ルルア あー だめ、あああ～（め
ふふ ではみなさん、おやすみなさい ひゃう...（る
激しいねー、あのコ達（き
まいったな（な
ふふ、その気になっちゃったー？（き
あたりまえだ（な
そーだよねー あのふたり、すっごくいい声出してたもんね。あたしだって、変な気になっちゃうよ…。ハア…（き
胸に押しつけられたキラの胸の感触が妖しい気配を帯びる。
でもさ あんたにはエリラがいるもんね...（き
かぷ
優しい香り。とろけるような、全身から力が抜けていくような快感に包まれた。
ふふ おやすみ♡ なしくん ....アリガト エリラ （き
