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第26話-4 ちょっと宴-2

▼登場人物

ナシ(な :異界もん

竜への生け贄としてこっちの世界から召還され、はかない命を閉じたあと竜の腹の中で再生した。成り行き上エリラの体に入っている状態。竜の肉を掘る力と、仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。


エリラ(え :魔導師 

17才らしい。蒼い瞳。竜に食われて中で目玉として再生していた。ナシとともに1つの体を作る。あでやかなピンクのゴージャスヘアはナシのデザイン。4大の魔法ほか、けっこー色々つかえる。前向きでキュートな元気娘。異能は創造。


ハチ(は :妖精族

竜の中で再生していた生存者1号。明るく優しくほがらかで、スタイルもいい。ゴージャスな黄色い髪の毛。わりと天然。素直でまっすぐ。格闘技にたけ、異能は力持ち。


ミノ(み :鬼娘 

第2の生存者。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。おっぱいが自慢。寡黙気味。かなりの切れ者。自称空き巣。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。


レンダ(れ :獣人 

第3の生存者。蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。どっかポンコツ。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。身体能力は高く、通常は2刀流。不死だってー。


ルルア(る :ゴーレム

4人目。落ち着いた口調、常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られた使命に忠実な癒しのセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つが、その動力源はぎりぎり15禁という歩く18禁美少女。


メイ(め :驚くほど普通の子女。

5番目に発掘された。赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。感覚は鋭いが臆病。芯は強く、常識人で堅いくらいのまじめなひと。索敵能力を持つ。異能は物理・魔法攻撃無効の(はずの)万能繭。


リム(り :ぬえ

どちらかというと変異種で、いわば歩く「ぬえの擬人化キャラ」(笑)

明るく陽気、元気で素直。物事やヒトの本質を見抜く力に長けている。しっぽの蛇と仲がよく、本人は雷を落としたり凍結魔法つかったりするうえに雲に乗って空を飛ぶ。羅列すると万能の最高戦力のひとりだねー。


キラ(き 魔人

気が強くって美人で口数が多いけど、さっぱりしていてけっこー頭が切れてオシャレ! 

異能は収束。摩擦係数自由自在という能力をまとっているので防御も完璧。空も飛ぶよー

 そうだな。今なら弾性…つまり、弾む感触をテーマにしてみようじゃないか。


例えば今、後ろから抱きついているキラの胸の状態は、原理的にはどのアングルにしても頭に隠れて絶対見れないが、その胸もとはこーいう感じ........ぎゅっと見事に中央で盛り上がり、ちょうど丸く盛り上がった左右のふくらみの一部に光が当たって白く光っているだろう。同時に球体上の乳房の下半分はカゲになり、一層豊かな乳房の肉感を主張しているはず。乳首の状態と大きさについては自粛するが…。すーーーはーーーー。はい、けっこう....幸せです////


これがハチの場合、谷間の深みが現れて肉感はましましで、よりピンク。無邪気に揺すられたらたまらんだろうな。

ミノなら服と肉の境界の部分でむにっと盛り上がり、力強い感じのゴムまりのようになり、レンダだったらたぶんブラの一部が見えて肉の段差が二重になり、ブラとの境界のとこはうっすら赤く、白い肌とのコントラストができているはずだ。おそらく、ムダに汗ばんでしっとりした肉感がむせるような魅力を発揮していることだろう。


自在にバストサイズを変えられるルルアは、大きめサイズにしている場合、おしつけてむにっと柔らかくつぶれた感じになりながら、中央に1本の線ができるだろう。巨乳の誇りだな。発掘した時にアレをわざとおしつけられて揺さぶられた時のことは一生忘れねーな。刺さってくるような..いやいや。


メイの場合は、たぶん右乳の肉が上に、左乳がそれに準ずる感じの左右非対称の盛り乳、赤銅色の肌だから、光が当たってる部分のコントラストはより刺激的にボリューム感が演出されるだろう。リムはとくに大きく変わらないぶん鎖骨がキュートで、その...


「なるほどねー。こりゃあ確かにしばし見とれちゃうねー。でも..」(き

  エリラ、ちょっとひっこんでてくれる?(き

    もちろん(え


        ぐき  どか


  いわゆるチョークスリーパー、ついで胴体に腕を回してぶっこ抜き式バックドロップ。絵的には、赤毛っぽい艶やかない栗色のふさふさロングヘアー美少女に後ろから抱きつかれ、大きく円弧を描いて投げられたのはピンクのゴージャスヘアーの可愛い女のコである。かわいそうに。


「ふー...」(き

「えっと、おつかれさま」(れ

「見事」(み

「すごいねー エリラだいじょーぶ?」(は

「あたしわねー(汗)」(え

「ナシは……寝てますね。ウフ」(る


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「で、さー、ずっと気になってたんだけどー、ホラヘリの気配がするんだよねー。…寝てんのかな」(き

   ぎょ っとする一同 リムだけ平然。もう気づいているって顔。


「ははーん、あんたたち…なんか隠してるでしょー」(き

「べ、別に隠してたわけじゃないんだけど」(れ

「アレは、キケンだって知ってるよねー」(き

「ホラヘリは怖いよ。りむたちも昔、大変だったって…」(り

「実はさー…」(え

 

 エリラが、顛末と現状を説明する。


「なるほどねー。レンダもまたむちゃなこと考えるわ-。でも、その気持ちはいいね。生体改造が正しいことかどうかは別としてもさ。アレはねー、魔法耐性もアレだけど、物理系の施術でもいずれ起きるわよ。アレに一番有効なのは幻術のたぐい。自由になったと思わせるのが一番。かけとく?」(き

「え? いいの?」(れ

「出したとたんに粉砕とか」(み

「そんなことしないよー。あたし、理屈を優先して気持ちよくないことするのってヤなんだよ。いったでしょ~」(き

    正論二の次か。俺は好きだな(な

       あたしも!(え

  ここにいるの、そんなのばっかりじゃない?(め

    あら、もう起きたの?(れ

        ばた(な

   

「じゃあ、お願いできる?」(れ

   特別あつらえのポーチを取り出して、そっと中から個体を取り出す。針だらけだが、しまったときと違ってあちこちピクピク動いている。

「やばいじゃん。もー麻酔針に対応しかけてるね じゃあ…」(き

   そっとホラヘリに、キレイな指を触れさせる すーっとおとなしくなるホラヘリ。心なしか、目元も口元も安らかになったように見える。トリでも、表情が変わるんだな。


「ねー、ついでに氷らせちゃう?」(り

「え? リムって氷が扱えるんだ… 変わってんねーほんとに」(き

「へへー」(り

「念には念をっていうけど、かけられる保険は、できる限りかけとくほうがいいわ」(め

「そうね。リム、お願い」(れ

「はいよー! ふーーーーーーーーーーー」(り

    ホラヘリの姿をうっすら氷が覆い、さらに分厚くでっかい氷になる。氷に閉じ込められた生体そのものだ。

「リム、キラ、ありがとう…」(れ

    

「ねー、なぜリムは普通に魔法が使えるのかしら?」(め

「ぬえの特性かもねー」(き

「だいたい、メイの繭と糸の原理も謎よね」(れ

「ホントにフツーの人間かしら?」(き 

「突然変異」(み

「やめてよー」(め



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「さてとー 明日は探索再開かなー」(え

「お風呂…」(れ

「あ、そんなこともいってたっけー」(え

「お酒…」(は

「あー、それも忘れてたー! ハチーいってよー!」(え

「へへ、なんか言い出しにくくってーι」(は 

「わたし…ウフ」(る

「あー、あー、あーあーそだねー、ルルアも補充しなきゃねー。あはは」(え

「何? 補充って」(き

「ルルアはね、その、なんだ、えー」(え

   汗とか..でもいいです..ウフ(る

「昨日たくさん補充できたでしょ? まだ足りないの?」(れ

「はい。おいしかったです。レンダ。でも何でも余裕がある方が良いと思います。ウフ」(る

「お酒飲んだら、私、わかんないかも」(め

  エリラ、今からでも遅くありません。アルコールを…(る


「よーするに夜の営みー? 久しぶりだし、相手したげよっかー?」(き

「え? キラはそっちがいけるの? じゃああたしと」(れ

「え、レンダってそーゆーほーなの?」(き

「レンダは二刀流だそうよ」(め

 「見ればわかる」(み

「いや、そーゆー意味で2本刺してる人滅多にいないから」(き

  「あの...」(る

「ルルアー、今日はあたしと一緒! 欲張っちゃだめだよー♡」(は

「ハチ…。ハチにはかないませんね。ウフ」(る

「じゃー、あたしもいっしょー」(り


「じゃあレンダ、一緒に寝ましょう。おいたはなしだけど」(め

「え? あたしキラの....」(れ

「いつでもいーよー。思い立った時にヤルってのもいーけどさ (ちら/流し目)」(き

   あら、駆け引きも楽しむタイプなの? じゃあ、せっかくだけど今夜はお預けね(れ

  へー、遊び慣れてるじゃん。結構楽しめそーだね。じゃあ、こっちも楽しみにさせて貰うとするよ(き

    オトナの会話ですね。聞いてるだけでうずいてきます(る

  メイ、どこがうずくかわかる?(れ

   さあ、どこかしら? おいたはナシっていったはずだけど?(め

  おいたはナシ…メイ、ナシにおいたをされたことがあるのですか?(る 

   エリラの前でそんなことあるわけないじゃない(れ

     愚問でした(る

「じゃあ、今日はメイの気配と寝息を子守歌にして寝ることにしよっと。メイって、結構魅力的な気配だし」(れ 

「ふふ そばにいてくれるだけでも嬉しいのよ」(め


「みのはー?」(え

「そーだな。迷う」(み

「何を迷うの?」(き

「ミノはね、みんなが寝静まると盗賊に戻る発作が起きるんだ」(え

「へー そりゃーおもしろいねー」(き

「空き巣だ」(み


「じゃー、好きにすればー? あたしの寝るところは、じゃエリラと一緒だね。っていっても、あたしは特別だけどねー」(き

   バサッと翼を出す。

「この服便利で助かるよー! やっぱこの方が落ち着くんだ。おやすみー」(き

  ひょいっひょいっと軽やかに寝所の方にいくと、すぐ見えなくなった。

  いってみると、翼で器用に身体を包んでもう天井からぶら下がっている。


 なんかいいわね(れ

  いーなー あたしもあーやってねたいけど…無理だなー(り

   リムちゃんはいつもまん丸くなって寝てるもんねー(は

     …アレは無理だな(み

  何? きらのパンツ狙おうと思ったの?(れ

   なんとなく。じゃあレンダのとこにしよう(み

 とこ、ね...。そーだ、レンダ、寝るときに繭で包んであげましょうか?(め

  構わない。繭ごとミニマムするだけ(み

   だそうよ(くす)(れ



「じゃあえりら、一応今夜もここ、繭で包むわね。ナシくん起きてる?」(め

  あー、おーい、起きたー? なしくーん。もう目覚ましてたでしょー(え 

    うー 首がへんだ(な

  くすくす でしょうねえ(れ

 お願いね(め

     へーい(な

「メイも、もー当たり前みたいに腕組むねー。あたしだよー?」(え

「構わないじゃない 愛してるわエリラ♡ じゃあナシくんと代わって」♡

  な、なんか…メイってばどんどんカドが取れてく感じだね(え

    ほんと。ずうずうしくなったもんだわ^^(れ

      ぐずぐず(み

 地が出てきたのではないでしょうか。良い傾向だと思います。うふ(る

  でも、今のメイちゃんってなんか好きだよー(は

    …リムは、こーゆーのに意外とからんできませんね(る

  あたし大人だもーん(り

     

    あんたたちって、ほんとおもしろいわ。ふあ~~ ...zzz(き


 夜のとばりの代わりに繭が降りる。


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