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第23話-2 探索再開〜!

▼登場人物

ナシ(な :異界もん

竜への生け贄としてこっちの世界から召還され、はかない命を閉じたあと竜の腹の中で再生した。成り行き上エリラの体に入っている状態。竜の肉を掘る力と、仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。


エリラ(え :魔導師 

17才らしい。蒼い瞳。竜に食われて中で目玉として再生していた。ナシとともに1つの体を作る。あでやかなピンクのゴージャスヘアはナシのデザイン。4大の魔法ほか、けっこー色々つかえる。前向きでキュートな元気娘。異能は創造。


ハチ(は :妖精族

竜の中で再生していた生存者1号。明るく優しくほがらかで、スタイルもいい。ゴージャスな黄色い髪の毛。わりと天然。素直でまっすぐ。格闘技にたけ、異能は力持ち。


ミノ(み :鬼娘 

第2の生存者。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。おっぱいが自慢。寡黙気味。かなりの切れ者。自称空き巣。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。


レンダ(れ :獣人 

第3の生存者。蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。どっかポンコツ。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。身体能力は高く、通常は2刀流。不死だそうだ。


ルルア(る :ゴーレム

4人目。落ち着いた口調、常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られた使命に忠実な癒しのセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つが、その動力源はぎりぎり15禁という歩く18禁美少女。


メイ(め :驚くほど普通の子女。

5番目に発掘された。赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。感覚は鋭いが臆病。芯は強く、常識人で堅いくらいのまじめなひと。索敵能力を持つ。異能は物理・魔法攻撃無効の(はずの)万能繭。

探索


「さってとー、そろそろ放置してた3っ穴の探索しよーか?」(え

「なんか久しぶりって気がするわね」(れ

「けっこーのんびりした」(み


25mくらいの幅に、直径4mくらいの穴が3つ並んでいる。全て、巨石と土魔法でふさいである。


「くじを作ったわ」(め

ふさいだ岩一つ一つから糸がでている。その先端ぎわをまとめて握って、メイがアピールした

   

 なんか、能力使うのが楽しくってしかたがないって感じね(れ

   うん(み

    あ、だから運(は

   ハチ、ちがう(み

      あの、糸が7本でています(る

    はあ? ほんとだ、多い…(え

  フツーにやってもつまらないので、ハズレを混ぜてみたの♡(め

            ホントに楽しそーだな(な


   で、メイ、あのさー…6人で1本ずつ引くと、3人は当たりになるよね(え

     そーよ(め

   これって、誰がどの穴に行くかってゆ-んじゃなくて、探索する穴を選ぶくじが必要なんじゃないの?(え

     あ(め

       意外と天然ね(れ

        ばか(み

          かわいい(る

   え、えっとー…当たった人がその穴を探検するんじゃないの?(め

    ハチやあたしはいいとして、ルルアとかメイが当たった場合、1人いかせる気?(れ  

   だったらみんなで行けば〜?(は

     だから、どの穴からいくかってゆー(え

  あ、そーかー そーだねー こまったねーあはははは(は

         (はあ)(え


「最初っから、素直に選ぶ人決めるくじにしたら?」(れ

「それがいい」(み

「そ、そーね じゃ作り直すわね」(め

「アタリは?」(れ

「結び目があるわ」(め

「それって、引っ張るときにアタリを変えられるわよね。メイなら」(れ

「え? あ、そ、そうね。その手があったわね あ..」(め

    おい(な

  レンダー、悪知恵授けてどーすんのよー(え

   ごめんなさい つい(れ

「らちがあかない。一番左に行きたい人」(み

「あたしー」(え 

「ふむ、エリラと私」(み

「真ん中」(み

「はーい」(は 

「わたしも」(れ

「ハチとレンダ」(み

「一番右」(み

「はい♡」(る 

「あ、私も」(め

「…ルルアとメイ。見事に割れたな」(み

  じゃいっそミノ、ハチ、メイでじゃんけん…(え

「あたしも参加したいわ」(れ

「わたしも」(る

「じゃんけんって?」(め

   これだ(な   (っとイメージで説明

「なるほどー。じゃあ、じゃーんけーん..」(め

  


「勝った♡」(み

「じゃーミノに決定権 一番左だねー」(え

「…真ん中がいいか…」(み

「ちょっと」(れ

「…右も捨てがたい」(み

「あの」(る

「ウソだ。左から行く ミニマム解除」(み

 

「じゃー、一番のりー」(は

「ハチ、ずるい」(み

  だっとかけだしていくふたり。あっという間に見えなくなる。  

    ごーん ばきゃ ずどどど

  す、すごい音が…(れ

    だーーーーっと駆け戻ってくるふたり


「行き止まりだったー」(は

「ハチが思い切りぶつかった」(み

    あ、あの「ゴーン」(め

「で、崩れてきたのであわてて戻った」(み

    あの「ばきゃっ」て何?(え

「あれは、ハチが怒ってカベを殴った」(み

「あはははは、怒ったんじゃなくて-、穴が開けられないかなーって」(は

「開かなかった。代わりに崩れた」(み


「え、えっと、一番左はハズレ、と」(め

「あら、メイってば記録つけるの?」(れ

「ええ、布ってメモ帳代わりにも使えるかなって。エリラに書くもの出してもらって」(め

「ほお。時間がたって布が消えたら笑える」(み

「もー 何事も実験よ!」(め


「じゃー次は…真ん中がいーひとー!」(え

「1.2.3…また割れたね」(え

  (レンダ、ハチ、ルルア。右がいーのがエリラ、メイ、ミノ)

「じゃあ、じゃーんけーん」(え

「あ、あたし右にする。右にしましょ♡」(れ

「計算か」(み

「きまぐれよ♪」(れ

  なるほど、どっちでもいいけどとりあえず様子見…これは、使えそうです(る

   ルルアー、どーつかうのー?(え    

      秘密です♡(る

 あれは、メイを狙ってるわよね(れ

  うん、たぶん(み

「え、わたし?」(め

 あなた、男好きするカラダしてるじゃない。ルルアがほっとくわけないわよ(れ

  お、男好きするからだ…そ、そんな言葉ははじめて聞いたわ いやらしい…(め

    ここにいる皆さんはほとんどそうです。不思議ですね、ウフ(る

  おーい、男好きするカラダにデザインしたスキものー、なんかいえばー(え   

       のーこめんと(な

「え? エリラのそのカラダって、ナシくんのデザイン?」(め

「あれ? 言ってなかったっけ?」(え

「初耳です そ、そーなんだ…。どおりで、なんか不自然に太ももが魅力的…いえ、なんでもないわ」(め

   脈ありです。なるほど、メイは太ももに釣られる…太ももフェチ…ふふふ(る

「あーあ、墓穴掘っちゃったわね」(れ

「ど、どーいうこと?」(め

「ルルアは、体型を自由に変えられる。腰以外は自由自在。だそうだ」(み

「え、そーなの?///」(め

   ありゃあ、あれ、なんか変に期待してない?(え

  意外。お嬢様にそういう趣味が(み

    お嬢様なんて、どっか屈折してるものよ にこ(れ

 レンダ、聞こえたわよ(め

  あらそーお?(れ   

   レンダってー、なんか挑発するのスキだよねー(は

    たいてい返り討ち。それが嬉しいんじゃない?(み



「ほらほらあ、先に進まないよー? ミノー、右のやっちゃってー」(え

「ミニマム解除」(み

  ぽんと巨石が小さくなり、コーティングしてた岩ががしゃがしゃ崩れる

「行きまー …きゃ!」(は

  だっと駆け出そうとするハチの胴体に布が巻きついた

「行かせま…きゃあああ~!」(め

  引きずられるどころか、一瞬で入り口直前まで行って立ち止まったハチに向かって宙を舞うメイ

「おっとー♪」(は

  ナイスキャッチ(み

「あーん こわかったー」(め

「よしよしー ごめんねー」(は


  目の当たりにするとおもしろいな(な

     少~し懲りたんじゃない?(笑)(え

    宙を舞うときは脚を大きく広げてもらわないと(ぼそ)(る

      パンツ何色だった?(な

           すぱーーん 

         なぜわたしまで…(る

   メイに腕力があったら絶対ルルア、空飛んでたわね(れ

     飛ばすか?(み    

  じゃあ、ここは二人まとめて飛行ポーズコンテストを(な

      ☆ (煙が上がってるイメージ) 何かいったかねー(え 

    懲りないわね(れ



「基本に戻ろー。レンダ、ワナがあるとやだから先頭お願い」(え

「いいわ」(れ

「戦闘はまかせて~」(は

  尖塔なんてあるのか(み

    銭湯なんてしらねーだろ(な

  《せんとう》とはなんですか?(る

    るるあ、どれ質問してるの?(め       

   いーから!(え


「レンダ、先にサードアイで確認お願い」(え

「6人でぞろぞろ行くのも、まー悪くないけど」(れ

「しんがりは私 」(み

「...ねえ、こういうの慣れてるの?」(め

「いいえ ミノはあーいう人です」(る

「 すごいチームね」(め

  ああ。マジ 大したもんだと思う (な

「当然」(み

  あたしたちを何だと思ってるの(れ

  さいきょーだよねー 私たち!(は


 レンダ先頭にゆっくり洞窟に入る。幅も高さも4mくらいか。ゆとりはある。

 ゆるやかにカーブしているその道に入って数分くらいか。500mほど進んだ頃。


「そこ、落とし穴! ミノ!」(れ

「ああ」(み 

  さっと前を行くメンバーが道を空ける。

   ぼん 

レンダの声に即対応して、ミノが軽く指弾を放っていた。


「深いわね」(れ

  みんなでのぞき込む 直径1mくらいの縦穴だ。


「どーする? 何もなさそうだけど…」(れ

「ロープならあるわよ」(め

「降りていくときに、下から『がぶっ』はイヤね」(れ

「今のところ何もいないけど、突然現れたら..」(め

「じゃあ逆さ吊りで♪」(は

「溶解ガスとかきたら、可愛い顔がどろどろね」(れ

「それはいやー」(は

「その時はすぐ穴をふさいでやるから安心しろ」(み

「えー、あたし出られなくならないー?」(は

「あ、そうか。ハチ、あきらめろ」(み

「そんなのやだー!」(は

   ハチならすぐぶっこわしてでてくるんじゃないか?(な

    そりゃそーだねー(え

「ここは不死身の…」(る

「イヤよ」(れ


「まあ、スルーしちゃおか...もし生存者がいても、こんな縦穴じゃ発掘無理だし~」(え

   少し行きかけたとき


「やっぱり見てくるー!」(は

  ハチがダッと頭から飛び込む ........飛び込む。飛び込んだ。

  頭から。スカートで頭から。スカートで。

    …キミは何をいーたいのかねー?(え



・・・・・・・・・・・・・・・・・

次回、「スカートで縦穴に頭から飛び込んだハチ」をお送りします(る

違うってー(え

間違ってはいないわ(れ

次回、ハチのパンツ(み

ミノちゃん!////(は


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