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第19話-3 バリア実験ともっぺん転移実験

▼登場人物

ナシ(な :異界もん

竜への生け贄としてこっちの世界から召還され、はかない命を閉じたあと竜の腹の中で再生した。エリラの魔法でむちむち萌えもえ美少女キャラの体を得るが、所有権はほぼエリラ。竜の肉を掘る力と、仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。


エリラ(え :魔導師 

17才らしい。蒼い瞳。竜に食われて中で目玉として再生していた。ナシとともに1つの体を作る。ホントの姿は謎。ナシのデザインしたグラマラスボディにピンクのロングヘアはまんざらでもなさそう。4大の魔法ほか、けっこー色々つかえる勝ち気、前向きでキュートな元気娘。異能は創造。魔法のお洋服やさん


ハチ(は :妖精族

竜の中で再生していた生存者1号ふわっとしたなごみのオーラを持ち、明るく優しくほがらかで、スタイルもいい。ゴージャスな黄色い髪の毛がステキ。わりと天然で、素直でまっすぐ。武道にたけ、異能は力持ち。見るものを幸せな気分にする「最高の笑顔」


ミノ(み :鬼娘 

第2の生存者。かわいいメガネっこで、スタイルもいい。おっぱいが自慢。寡黙気味で、口を開くとわりと毒舌。かなりの切れ者。自称空き巣。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。


レンダ(れ :獣人 

第3の生存者。蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。いろいろ自分の体を改造しているというが、どっかポンコツ。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢の、愛嬌がある大人の女性。身体能力は高く、通常は2刀流。不死だって(笑)


ルルア(る :ゴーレム 人工生命体..らしい

落ち着いた口調、常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られた使命に忠実な癒しのセクサロイド。使える能力を持つが、動力を得るのに…まあぎりぎり15禁という歩く18禁美少女。

● ルルアのバリヤ


岩窟荘の前。ルルアから2mくらいみんな離れている。


「ルルアー、バリアーってのはってみてくれる?」(え

「いいですよ」(る


「見た目は何も変わらないねー。ハチ、見える?」(え

「ええ。黄色い光が包んでるよー」(は

「え? マジ? うそ、何も見えないんだけどー! ミノは」(え

「うん 丈夫そう。突破するのがけっこーたいへんそー」(み

「見えるんだ! ど、どんなかんじ?」(え

「箱みたい。透明の箱に入ってる。」(み

「そ、そーなの? レンダは」(え

「ああ、これは無理ね。ルルアの周りの空気が違うわ。なんていったらいいのかしら」(れ

   額の目が開く

「砂嵐ってゆうか、えりら、ルルアに触ってみたら?」(れ

「へ? う うん」(え

   ナシくん見える? (え

    ぜんぜん。考えてみたら妖精、鬼、獣人…人の感覚と違うからな 電磁波っていうのが実際どういう姿形をしてるのかって…(な

   考えてみたら、魔法と運動能力だけで、五感は増幅されないねー(え

    そーいやそーだな。でも十分じゃね?(な

   まねー(え

       そーっと手を出してみる

    びりっと来たらやだな(な

      変なこと言わないでよ(え

    触れようとしたら手が落ちたり(な

      やめてよー(え   


   そ~~~


「わ!!」(れ

「ぎゃああーーーーーーー!」(え

   レンダってあーゆー人なんだ(は

    知ってる。楽しい(み



  空気圧 とはちがう でも反発感がある(な

    ぽか(ぶってみる

  クッションかな 薄い壁とか膜があるていうイメージだったけど…厚みがあるのかな?

「ねーねー、あたしもぶっていい?」(は

「構いませんが…」

   ぶん 

  はじかれる? なんか、割れるって感じじゃない?(は

「指弾」(み

  めり込んで、落ちる 

    エネルギーが瞬時に分散..か(み

「斬るわね」

  ぜんぜん変化なし。

    滑る…って感じに近いのかしら(れ


「あの、気のせいかマジで狙っているように思うのですが。バリヤがなかったら私は…」(る

「あー! ごめーん! つい」(は

「忘れてた」(み

「ごめんなさい あたしもつい」(れ

「気をつけてください。…想像以上に恐怖を覚えました」(る



   貫手、いいか?(な

コンコンって感じなのかな。同調して、侵食…潜らせるイメージにすると… なんか30cmくらいの幅の、ゼラチンか何かっていう印象。…ゴムとも…ちがう液体状のスポンジ…なんてものは見たことがないが、柔らかいけど密度があって、進むのをはばまれる感じだ。水よりも粘度の高い液体のイメージに近いかもしれない。それが、ルルアの周り30cmくらいの空間に満ちている感じだ。衝撃吸収…というか、外からのストレスを受け流したり、取り込んで対流させて運動エネルギーをゼロにしていく感じなのか? なんか攻撃を加え続けてヒビが入ってパリーン っていうのとは全く違うし、ぐにょーーんと変形してはじき返すのとも違う。

破る可能性があるとしたら、一瞬で許容量を超える爆発みたいなもので、一気にはじき飛ばすっていうイメージだけど…全部外にエネルギーが流される気がする。刺して、液体を注入するとか、別の振動を送り込んで変質させるような…そんな感じしか、攻略が思い浮かばない

  どう思う?(な


 ハチ?(な

   …うーん。攻撃、衝撃のイメージを変えてみる…浸透して、内側から破壊とか…かな(は

 ミノは(な

   …対象と同質の膜をイメージ、進入して破裂させる。可能なら(み

 レンダ(な

   …対象と同質の膜をまとわせるのは同じ…だけど、わずかな裂け目をつくって、そこから強引に切り裂いていくイメージかしら(れ

 

「あの、私の防御を破る研究に、意味があるのでしょうか?」(る

  ハチもミノもレンダも、ある意味戦闘のベテランというか、みんな達人に近い。でも、攻撃のイメージが単調というか、基本的にもう、これっていうスタイルに固定してる。いつもと異なるビジョンを持つことで、破壊力や攻撃力の質そのものが変わる可能性があるんじゃないかな。カタイ敵に対して、もっと硬くして正面からごり押しして圧倒するっていうんじゃなくて、敵の硬さそのものの質を変える みたいな攻撃が、攻撃と同時にできれば、いろんなケースに対応できるんじゃないかと」(な

「納得しました。…が、みなさん、くれぐれも…」(る

「あはははは、気をつけるねー」(は

「急所ははずす」(み

「そうね 気をつけるわね」(れ

   エリラ、ナシ、大丈夫なのでしょうか?(る

    バリヤーに自信ない?(え

 いえ、みなさん、このバリヤーを突破することに夢中になっているみたいで、私の存在を意識の中に感じません(る

   え? あれ、ほんとだ。いやーこりゃこわいねー あっはっは(え

      笑い事ではありません(る 



ともあれ、はからずもこのひと時は結果的に各自の戦闘力のパワーアップ訓練になった。


ハチは、バリヤの途中まで拳を深く届かせることに成功。最初は、腕が抜けなくなって困っっていた。逆にルルアが攻撃に対して捕獲、拘束…という対応ができる可能性が見えた。

その後、ハチの「拳の破壊力」に広さや奥行きが加わった。単純に言えば、並んだ敵の奥まで当たる、ってことか。ちなみに、バリヤーを破った拳圧で、ルルアの上着がぼろぼろに吹っ飛んだ。無表情なりに、青ざめていたルルアの表情というか、ムードが忘れられない。いいおっぱいでした。


ハチとルルア・修行後日談

「今度は蹴りも破壊力UPしたいな~! ルルア、つきあってくれるよね♡」(は

「バリヤ発生による稼働用エネルギーが消耗します。エネルギー補充に、協力して頂けますか?」(る

「え…えっとー」(は

「何事も対価は必要です。でも、むしろお得かと思うのですが。断る理由はないはずです」(る

  その後、ハチはどんな蹴りでもその破壊力の有効範囲が飛躍的に拡大した。一体どこで…いやいや



ミノは通常のつぶてに縦回転を覚えた。かなりフクザツな軌道なのに、目標に命中するのが驚きだが、バリヤをえぐるように突進する恐ろしい破壊力も手にした。面白いのは、数個つかんで普通に投げるという芸当も覚え、コレについては分散して目標に命中するものと、最終的に一か所に集まるという馬鹿げたものの2タイプ。最初からでかいのを投げてもいいと思うのだが、なんかつぶて使いのこだわりがあるらしい。ちなみに、バリヤーを突き破ったつぶてが全てルルアをかすめ、後ろで爆発したりするのでさすがのルルアもそーとー怖かったようだ。

「何度もシステムが停止しかけました。人間だったらいわゆる失神というものでしょうか。……怖かったです」(る


ミノとルルア・後日談

「ミノさん、今日も両方いたしますか?」(る

「無論」(み

「胸のサイズはどのように」(る

「私より大きくて弾力も強めに。負けそうなくらいの相手の方が燃える」(み

「承知いたしました」(る

  一体なんの訓練をはじめたのか。しかし、2人とも楽しそうというか、嬉しそうだから何よりだ。文字通り、ふたりの関係も接近しているらしい。



レンダ…インパクト後の加速が増大。剣本体の長さより、長い距離を斬ることができるように。かなり太くて大きい岩も、マンガのように切り裂くことができるようになった。ただ、やはりバリヤをやぶった剣先や斬撃がことごとく腕や脇腹、ショートパンツを切り裂き、肝を冷やすよりむしろそのことにご立腹だったようだ。何度も、自分の腕や脚が宙を舞いました。とは事後のルルアのぼやきである。どーやら、レンダはそういうイメージで剣技を磨くらしい。

ちなみに、パンツの色はバイオレットでした。ぼろぼろの服って、生で見るとなかなかにドキドキする。


レンダとルルア・後日談

「やりますか」?(る

「無論よ。今日は覚悟なさい」(れ

  なんかこのふたりも妙に親密度がアップしているようだ。



エリラ…地水火風、それぞれ、止めからの加速や、瞬間的に膨張・拡大といったことに開眼。それでも、広域魔法には届かない。根本的に、魔法の質か、素養が必要なようだ。エリラはおーざっぱだが、それだけに万一ルルアを壊してはいけないと思ったのか、最後までバリヤーを突破することしないようにしていたようだ。

「だって、ルルアがバラバラになった姿なんて見たくないもん」(え

   されてたまるもんですか(る


エリラとルルア・後日談

「エネルギーの補充に協力して貰えれば、練習のお相手の時間を増やすことが可能です」(る

「あたしはこれでじゅーぶんだよ~。他の3人があれだけやってくれたら、あたしはコレでもー満足」(え

「わたしがその…」(る

    ここだけの話、エリラは基本的に怠け者だからムリだ(な

   そうなんですか。では寝ている間にナシ様は…(る

     きこえてるよー だめだからねー(え

  あなたはナシ様のなんなのですか?(る

    飼い主(え

  わかりました。それならあきらめます。やむをえません。納得しました。了解です(る

       …未練たらたらじゃねーか(な



「ねーねー、バリヤー張ったルルアを相手に投げつけて、敵に当たった瞬間にバリヤー解放って、すごいんじゃないかなー? 大爆発~みたいに」(は

「お断りします」(る

「そのまま振り回しても使えると思う。丸太の代わり。このへん、大木ないし」(み

「お断りです」(る

「バリヤーのまわり中に刀とかナイフを外に向けて刺して、そのまま突進するとか、敵の真ん中で発射するって言うのもいいのもいいんじゃないかしら」(れ

「実家に帰らせて頂きます」(る



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

● 転移魔法実験2


「あれ? そういえば転移魔法ってさー、自分がどっかにとぶんじゃなかったっけ?」(え

「今さら何いってるの?」(れ

「小物を転移させて~、いつ本人が跳ぶのかな? って思ってみてた~」(は

「送れるものの大きさの限界ってどのくらいかを確かめているんだとと思った」(み

「みんなー、気づいてたんなら言ってよー アタシもナシくんもカンペキじゃないんだから」(え

   カンペキじゃないと言うより...(み

     ただのバカよ(れ 

    

「とゆーわけでー、ルルアの転移実験パート2! るるあー、そっからここまで跳べる? 先ず短い距離、2mにチャレンジ!」(え

   見えたね~(は

    みえみえ(み

「はい」(る

   ぴょん

「みんなの期待に応えてくれてありがとう!」(え

「どういたしました」(る


「じゃあ、転移魔法で!」(え

「……5mジャンプもできますが..」(る

「転移実験スタート!」(え

「…やはり無理なようです。質量が大きすぎます」(る

「軽くしてみたら? 1/5くらいまでいけるんだから10キロくらい?」(え

「具体的な数字の明示はブライバシー侵害です」(る

「なかなか抵抗するわねー」(れんだ

「活性中の肌化石の質量ってどのくらい?」(み

   機密事項です(る

  抱いた感触は30キロから50キロ(み

    そうね あたしの時もだいたい(れ

   おふたりとも、次の機会に圧殺しますよ(る

  やってみろ(み

    乗れる?(れ

   …そういえばおふたりは120キロでも軽々と… これは手強いわけです(る

  200キロくらいか?(み

   あたしもそのくらいかな。ハチは?(れ

     40キロくらいかなー(は

    ハチの体重じゃないって。持てる重さ(え

   ああ~ どのくらいだろー へへ(は


「らちがあかないからー、みのー、フィギュア化ヨロシク」(え

「あい」(み

「…こっちも緊張感なくなったわねえ」(れ

「いつもリラックスっていーですよねー。常に自然体って、達人だよ♡」(は


「さあリリア、ナシくん入りのあたしを胸に入れるんだ!」(え

「…リリアって誰~?」(は

「さー」(み

「誰のことかしら?」(れ

「リリアさん、エリラが呼んでいます」(る

   わわわわるかったわよー! ただの言い間違いだってばルルアだってルルア!(え

「しってるー(笑)」(全員


「いよいよこの時が来ましたね…実は、密かに今か今かと楽しみにしていました」(る

   両手でそっとエリラをすくい上げる。

「かわいいです」(る

   はい。ルルアのアップです。大きなたれ目を少しまぶたをおろしてこちらを見つめています。なんか潤んでいるようです。銀色の瞳が、体に突き刺さるようです

    なしくーん、誰が実況ふうにしろっつったの?(え

   あ、レンダをしてもち肌と言わしめたそのきめ細やかな肌、頬や鼻スジの隆起も、まるで陶器のような美しさだ。半開きになった小さな口もと、上品な唇が近いです(な

  あ(え

     ちゅ


「あーーーーーー!き、キス キスしちゃたーずるい! ルルアずるいー」(は

「ゆるせない」(み

「あ、あたしだってガマンしたのに」(れ

「早い者勝ちです。私は、自分に正直に行動するだけです」(る

    ひゃー きすされちゃったよー! 気持わるー..くないってゆーのが…なんか信じられないってゆーーかー! …脚までしびれちゃってるよ… なーしくーん?(え

    は その…えっと結構なものを本当にどうもありがとうございます ははあ(な


「なんか殴りたくなってくるわね」(れ

「情けない…!」(み

「あたしなぐってくる」(は


「さて次は、コレを胸の谷間に、ですね… うふ」(る

  あーあーちょちょっとまってー 入れなくても、持ってるだけでも増幅効果あるから!(え

   他のみんなは武器とか手を使うから胸に入れるだけで、転移魔法は手がふさがらないでしょ(れ

「…だったら、最初から手をつなげばよかったのでは?」(み

   い、いやー、それだと2人いっしょに跳べるのか、手とか腕だけ持ってかれちゃったりしたらヤダなーとか思っただけで(え

「お覚悟は、よろしくて?」(る

    ちょちょちょちょとまーー(え


そこから先の描写をしてもいいのだろうか。丸くて柔らかくて弾力のあるもの? そんなありきたりな陳腐な文字の羅列で、この超絶極楽感覚はかたれるものではない。

先ず、持ち方からして恐ろしいほど細やかだ。きれいな指、美しく整えられたツメ、それ以上に、体を優しく抱きしめるようなそのツカミ方! 手のひらの柔らかさがまた、人間のものとは思えない!

   そりゃゴーレムだからね(え

 やかましい! とにかく愛情と優しさあふれる手による抱擁、その安らぎたるや、まさに天にも昇るほどだ(な

   おーげさだよ(え

 そしていよいよ、お待ちかねのナマふところへの挿入だ。ほどよい美乳の谷間に近くなるにつれ、丸く柔らかそうでしかもしなやかで美しいその肌と肉感がどんどん目の前に迫ってくる。まさに匂い立つような胸もと。そこに優しく滑り込むようにエリラの肉体を滑り込ませていく。そのいちいちの指の動きの細やかなこと! ふわっとしたましゅまろのような肉感に加え、ほどよく温かく、そして、全身を包み込むようにくっついてくるその悪魔のようなもち肌! 今まで何度も死んでしまうと思ったが、コレでほんとにダメかと思うくらいの幸福感だ(な

   はーい。みとめまーす。ほんとにきもちいー…。くやしいけどすごい(え

 しかも、これで終わりではなかったのだ(な


「バストサイズ調整」(る

ここでなんと、近衛騎士ゴーレムに与えられた禁断の必殺技が発動されるとは! 四方からゆっくり柔らかな肉体が体中を圧迫されてくるあの感じ この夢のようなリアル感。おれはもう、ここに住もうと思った(な


「あのふたり、何しにいったのか覚えているかしら」(れ

「忘れてるね」(み

「あたし、こんど指の使い方とか教えてもらおーっと♡」(は


「準備が完了しました。転移実験、開始します」(る


「消えたわ」(れ

「ほんと」(み

「うっそー、しんじられない! どこいっちゃったんだろー」(は

「後ろです」(る


「成功しました。ナシを伴えば、竜の体内でも転移魔法が可能と言うことがわかりました。次の段階に入ります。ハチ、手を」(る

「はい?」(は

「転移」(る


「やだ、2人とも消えた!」(れ

「あそこ」(み


  数メートル先に、ルルアと手をつないだハチが立っている。

「ハチ、異常ない? 気分は?」(え

「だ、だいじょうぶみたい」(は

   脚はあるか? 手は?(な

「あるよ ぜんぜん平気みたい! すごい…これが転移…まほう…」(は

「成功しました。エリラを解放します。 ……もーちょっと入れてていいですか?」(る

   ここで、『いーよー』と『だめー』が同時に叫ばれた。表記不能(笑)



「ねえ、一度に何人運べるの?」(え

「基本的には、自重の2倍程度が目安です。ナシの存在が、そのキャパをどこまで上げるかは未知数。ただ、ミニマムを利用すれば、全員一度の転移も可能だと思います」(る

「だって。聞こえた?えりら。よかったわね」(れ


 ばったり倒れて煙が上がっているエリラ。ルルアのナマふところはエリラにもかなり刺激的だったらしい。


「これで食料調達のメドが立ったねー」(は

「あとは、戻ってあそこを突破するか…」(れ

「このフロアと、この先に生存者がいないかの調査を先にするか…」(み

「わたしは、だいぶエネルギーを消費しました。食事と、動力源の補充が必要です」(る


全員が、一瞬体を硬直させた。レンダだけは微妙にその硬直の意味が違ったようだが


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