第18話 8日目-1 食料調達にいかなきゃね
登場人物
ナシ(な :異界もん
竜への生け贄としてこっちの世界から召還され、はかない命を閉じたあと竜の腹の中で再生した。エリラの魔法でむちむち萌えもえ美少女キャラの体を得るが、所有権はほぼエリラ。
竜の肉を掘る力と、仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。
エリラ(え :魔導師
17才らしい。蒼い瞳。竜に食われて中で目玉として再生していた。同じく目玉として再生したナシとともに、1つの体を作る。ホントの姿は謎。ナシのデザインしたグラマラスボディにピンクのロングヘアはまんざらでもなさそう。4大の魔法ほか、けっこー色々つかえる勝ち気、前向きでキュートな元気娘。
ハチ(は :妖精族
竜の中で再生していた生存者1号。ふわっとしたなごみのオーラを持ち、明るく優しくほがらかで、スタイルもいい。ゴージャスな黄色い髪の毛がステキ。わりと天然で、なにより素直でまっすぐ。格闘技に長け、異能は力持ち。見るものを幸せな気分にする「最高の笑顔」の持ち主
ミノ(み :鬼娘
第2の生存者。キューとなメガネっコ美少女で、スタイルもいい。おっぱいが自慢。偏屈気味で寡黙気味、わりと毒舌。なりの切れ者。自称空き巣。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。戦闘力はめっちゃ高い。
レンダ(れ :獣人
第3の生存者。蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。見せたがり気質。
美人で、自称学者。いろいろ自分の体を改造している。どっかポンコツ。異能は不死(笑)
昨日はなんか長い1日だった。だてに、災害級、絶対駆除指定の魔物というだけのことはある。
ナシくん、なんかへんよ。『だてに災害級、絶対駆除指定といわれているわけじゃない魔物だ』というべきね(れ
うざ…(な
なによ、人がせっかく訂正して上げたのに(れ
ともかく、あの胃の麓をでて8日目だ(な
ふもと~? 山じゃないんだし~(え
いちいちうるさいなー ノリなんだから(な
記録は正確につけないと意味ないわよ(れ
じゃあ、ほとり(な
川か湖みたいね(れ
べつにいーんじゃないの? ここ、カレンダーも時計もないんだしー(は
カレンダー…どっかで聞いた気がする(み
レンダでしょー(え
ああ、可憐じゃないレンダ(み
ちょっと、ケンカ売ってるの?(れ
買いたいの?(み
何を飼うの~? あの小鳥さん?(は
小鳥さんってレベルじゃねーべ(な
ナシくーん だんだん言葉遣いが変になってるよー。てかハチー、それ違う(え
ここ、こーゆーとこだったわね(れ
今頃気づいたか ふっ(み
なんかむかつくわねー この乳鬼(れ
乳鬼とは初耳 すてき レンダは乳獣?(み
ち、ちちじゅう~? そんなの聞いたことないわ! でも…悪くない言葉ね(れ
わ、わるくないんだ…(え
ねーねー、じゃーあたしはー?(は
ハチは…(み
ハチは… 乳ムスメとか?(れ
え~ レンダさんそれひどくないですかー?(は
時々敬語になるな(な
おねーちゃんだからねー(え
そこ、きこえてるわよ(れ
…美乳(な
ナシくん? それすてきかもー ライブラリーにあったね そっかーあたし ニコニコ(は
じゃあエリラはどーする(み
あたしはべつにいーよ(え
ナシのイメージだそうだな(み
え? そうなの?(れ
あれは、ナシのイメージを元に、エリラが具現化したそうだ(み
そーだったんだ ナシくん、こーゆー体つきが好みなんだ…ふふ H(れ
ほお、なめ回すような視線って、こういう感じなのか…(な
けっこー痛いね(え
だから視線の死線をくぐると…(な
レンダみたいになる(み
なるほどー じゃ-、あたしもいつかレンダさんみたいになるのかなー(は
たしかに。ナシの視線は時々いやらしい(み
おしりでしょ、おっぱいでしょ、ふとももにこかんにー(は
はちー、はっきりゆーとあたしのほーが恥ずかしーよー(え
「しかし、レンダの視線はナシより怖い。気がする。アレは、獲物を見る目だ」(み
「あら、さすがにいい感覚してるわ ナシくんのは、本能的な興味と愛情。背中とか、おしり、胸にお腹、下腹部にふともも、二の腕にヒザやふくらはぎ…あますとこなくしっかり見てくれるわ。首筋と耳元なんかも、かぷってされてる感じだし」(れ
「ナシくん~~ほんとか? キミってやつわーーー」(え
「ナシくんそうなの? あたしにはそんなふーに」(は
「ふふ 感じ方よ だから、あたしはそれに応えるまなざしをお、く、る、だ、け♡」(れ
「深いな」(み
「いつか襲っちゃおうかな? うふふ」(れ
「遠慮しますー てゆーかナシくん! 黙ってないでなんかいってよー」(え
「逃げたな」(み
お待ちしてます とでもいおーか?(な
スパン
「上手になったねー。隠れるの」(は
「出てこなきゃな。で、エリラの乳は何と名付ける?」(み
「ナシでいいんじゃない?」(れ
「え~~~~~ ひっっどおーーーい! それはないー それはだめーー!」(え
「おお、意外な反応」(み
「結構気にいってるんだー あのおっぱい」(は
「結構いい形よね。大きいし、かっこいいし」(れ
「だーかーらー、そーじゃなくって」(え
「まあ、いいんじゃない? あたしは好きよ。エリラのそのカラダ」(れ
「それにしても、だいたいなんでおっぱいの名付けごっこになったわけ?」(え
「もとはといえば、乳鬼」(み
「あ…。ご…ごめんなさい つい…」(れ
「いい。これはすごい。なんか元気になる」(み
「へえ~そーなんだ」(え
「れんだはおもちゃにすると面白いから好きだ」(み
「あら? そーなの? おもちゃ…ゆーじゃない」(れ
ほー おちょくるミノも上手だけど、見事に釣れるねーレンダは(え
ありゃあ、いいおもちゃだ(な
「う、うん。聞こえてるわよ。わかったわよ」(れ
「すねた。かわいい」(み
「なによ、すねてなんていないわ! みの、あなた失礼よ」(れ
「くす」(み
手のひらの上だね~(え
しかし、レンダはたしかに表情がコロコロ変わるから、見ていて楽しいぞ(な
そだねー ミノちゃんの気持ちわかるわ~(え
「レンダ可愛い。好き」(み
「~~~ もお、いきなり何を まったく」(れ
かわいいじゃない。なんかくやしい。おにむすなんかに手玉にとられるなんて(れ
てれてる(み
「いいわ じゃあ今度たっぷり相手して上げる」(れ
「望むところ 待ってる♡」(み
「あのーあたしもレンダさん好きだよー そのストレートの長い髪とか…」(は
「うん。きれいな髪」(み
「あら…ありがとう あなたたちもとてもステキよ エリラ、あなたも」(れ
「そ、そりゃどーも」(え
「で、今日はどうするの?」(れ
ふーーーーやっと終わった(な
これからだろ(み
ねー、何が終わったの?(は
導入のこれまでのまとめと解説だよー(笑)(え
これからってゆーのは?(れ
今日の方針。言わないとわかんないの。ふーん(み
うるさいわねーいちいち(れ
くすくす(え(は
_________________________
「まーやることはきまってるけど…だめだ、このメンツの前だと緊張するな」(な
まず食料の件。昨日確認したところだと、ハチとミノのポシェットの分で、あと数日は大丈夫だと思う(な
「あれーナシくんまたはいっちゃった」(え
「こーゆーヤツ」(み
「ふふ」(れ
(汗)で、このまま先に進むか、いったん食料補充に動くか…です(な
「現在位置はー?」(え
えっと(な
といいながら日記帳を出す。絵と記述を見ながら
ここが出発地点。これが胃。こっからこーきて、これがミノとレンダがいたところ(な
あ、アレがあたしのいたところ♡(は
だいたい数キロごとに空洞というか、広い空間がある。現在位置は、スタート地点から36キロくらいのとこだけど、ここに来る手前で大きなカーブがあったから、もしかしたら竜の体長は30キロ前後かもしれない。尻尾まで入れたらもっとかもしれない(な
「体長3000m…」(は
「30000m」(み
「大きすぎる…よねー」(え
ハチの走る速さは、最速で時速300キロ、胃のあるところまで全速で走ったら、計算上は10分もかからない 途中で、何もなければだけど(な
「敵は?」(れ
ああ、ときどきこの体内を巡回して、異物を排除する目的…だろうな、という魔物モドキが現れるけど、いまのところたいした驚異じゃない。昨日のアレに比べたらかわいいもんだ(な
「食料調達にはあたしも行きたい。竜の胃、見たい。それに盗みは本業」(み
「私も興味あるわ。ハチほどのスピードはないけどそんなに時間はかからないんじゃないかしら。見たところ、分かれ道もないようだし、迷う心配はなさそうね」(れ
「なんか、みんなそっちのほうに興味がいっちゃったねー」(え
にこにこにこにこにこ(は
だな。わくわくしてるな(笑)(な
念話の距離に制限があるかどうかわからない。適当にしゃべって…とゆーより、わいわいやりながらやってくれ (な
そだねー(え
「一人にしちゃうけど大丈夫? …だよね?」(は
「だいじょーぶだよー きのーみたいのはいないと思うし、いざとなったら逃げるから」(え
「そうしろ」(み
「そうだ… あの、探知機みたいなものってつくれない?」(れ
「は?」(え
「ナシくんのライブラリーに、なんか捜し物のレーダーってあったでしょ? 強さのわかるメガネみたいなのとか」(れ
アレかい… いつの間に見たんだ?(な
「ほら、ホラヘリがいたらぴかっと光るとか..」(れ
「レンダの匂いセンサーじゃだめなの?」(え
「胃となると…それにいろんなものが山ほどあると、ちょっと厳しいと思うの。まあ、めったにいるもんじゃないけど、ついうっかりっていうかこの竜、どこで何食べてるかわからないじゃない?」(れ
「そか… そだよね…。ナシくんなんとなるかなー?」(え
生体認証…生体認識…特徴…遺伝子レベル…匂い…オーラ…波動…このあたりがセンサーのポイントだな。昨日の闘いで、まだ羽の一部がそのへんに落ちてるよな…(な
「これ?」(は
これと同じのがあったら、警報か光るか みたいな感じにする… うーん ……とゆーイメージで…(な
あはははは ポシェットのノリだねー やってみよっか?(え
「すごいな」(み
「こんなノリなのね」(れ
「すごいよねー」(は
ぺか
「じゃーん! こんなのでどーでしょーか?!(え
ちょっとしたリストバンド。現れた瞬間にチカチカしている
「あれ?」(え
「これに反応してるんじゃない?」(は
ハチが可愛い格好で両手の上に羽を乗せて立っている。
「ちょーどいーや。離れてみて」(え
「一歩二歩三歩…」(は
2歩目から3歩目のところでチカチカが停まった
「あ、いいね じゃ戻って」(え
「一歩二歩…」(は
ちかちかちか
「いーんじゃない?」(れ
「すごいな」(み
「ねえ、一体どういう仕組みでちかちかするの?」(れ
「知らない」(え
「はい?」(れ
「あたしは、ナシくんのイメージを創造しただけだもん。だからわかんない」(え
「ナシくん?」(れ
わっかりっませーん(な
「これって、悪いこと考えたら首が絞まるとか、そういうのも作れる?」(え
「そんなもん作ってどーするのよ」(え
「あ、いえ、なんとなく…」(れ
自白とか、犯罪抑制とか、奴隷とか…この力があればなんでもできるわ(れ
あのーきこえてるんだけどー(え
きこえてるぞ(み
れんださあん(は
ななななななんでもないのよ まいったわね(れ
…おれもだよ(な
もしこのふたりが洗脳されて、思うままにいうことを聞いたら(れ
まだやってるよー(え
面白いことを考えるのね(み
れんださあああん(は
人間の悪いとこみすぎてるんじゃねーかな それとも、ライブラリの見過ぎか(な
意外と、どっかの国の諜報部員とかスパイとか~?!(え
えりら、おまえも少しくだらねーライブラリの見過ぎなんじゃねーか?(な
そうかも(笑)。誰のライブラリーなのかなあ-。ろくなヤツじゃないね。きっと(え
それは否定しない(な
ともあれ、それを色違いで数個複製した。
「あたしはピンク」(は
「オレンジ」(み
「ネイビー。…このへんに白いアクセントか何かあってもいいわね」(れ
「レンダおねーちゃーん あたし、おいしいおかしがたべたいな~」(え
「…わ、わかったわよ じゃいってくるわね」(れ
ちかちかちかちか
「あら?」(れ
ちかちかちかちか
アレだな(な
あれだね(え
「あの…ポシェット預かっててくれる?」(れ
少し恥ずかしそうにしながら、アレがはいっているポーチをはずして差し出す。
「いーよ♡ 預かった!」(え
「いってきまーす ニコニコ」(は
「いってくる」(み
「それじゃ、いってきます///」(れ
「いってらっしゃーい」(え
気をつけて。違和感とか、何かあったらすぐ戻ってくれ(な
りょーかい(み
わかってるーー(は
まかせて!(れ
なーによー「すぐ戻ってくれ」...きしし(え
うるさいな~ いーじゃんたまには(な
「さって、久しぶりの二人っきりだねー(え
そーだな(な
「先に進むのもなんだし-、寝所の拡張とか、家具とかもつくろーかー?(え
そうだな。しかし家具ったって…まさかクローゼット作って服の予備とか?(な
「ご明察! キミもだんだんわかってきたねー! あとー、せっかくだからふかふかのベッドってゆーのもきょーみあるんだけどなー どれからやろーかなー(え
おようふくー!(は
新しい腕スリーブとソックス(み
ベッドよベッド! それもダブルサイズの大きいのがいいわ!(れ
元気そうだな(な
「そだねー」(え
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ハチ、どのへん?(え
もー、ナシくん達がシャワー浴びてたところを通り過ぎたよ。もうすぐ(は
え? シャワーですって? どこにあるの? あたしも浴びたいわ!(え
竜の血。血のシャワー(え
え… そ……そうなの…(れ
レンダもたっぷり浴びてた(み
そ、それは埋まってたんだから仕方がないじゃない(れ
でも、薄いピンクでけっこーきれーだよー(は
まあ....... でも、あんまり好んで浴びたいとは思わないわ… ねえ、水魔法でシャワー(れ
却下!(え
そうよねー(れ
いま、ナシの意識がすごく反応した(み
あたしも感じたー! 一瞬だけど、あたし達のハダカのイメージが…(は
もー胃についたんじゃないか?(な
あ、ほんとだー!(は
…なしくん。こういうのを九死に一生というんだね(え
緊急脱出 航行停止 エンジン停止 静止モード 隠密モード作動(な
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エリラー ついたけど胃液でいっぱいだよー(は
タイミングが悪かった(み
これじゃあ無理ね(れ
そっかー そりゃあ残念だなー(え
どうしよう。戻ろうか?(は
どーする? ナシ(え
こっちは異常なしだし、退屈はしてない(な
あら、退屈はしてないの。…まあ♡ いいわね 二人っきりで(れ
ここここらー そういう意味じゃなーい(え
ナシくんずるいー そんなの(は
いんちき(み
おめーらなに考えてんだ? 体はひとつだぞ(な
わかってるけどー、なんかー(は
ごめんなさいね で、なあに?(れ
ああ、胃液の量はどのくらいだ?(な
うーんとね…2/3くらい(は
じゃあ、どんなものがある?(な
木と肉と…魚は…ないなー(は
ミノ、レンダ、植生とか特徴は何かあるか?(な
そおねえ 北方系かしら(れ
針葉樹系 あと、シロクマの手が見える(み
そうか、来るたびにどんなものか見ておけば、位置の参考になる(な
…そうだ(み
「ほえー ナシくんそんなこと考えてたんだー」(え
いや、今思いついただけ。ここに来たときは、そんな余裕なかったし(な
「とりあえず戻ってきてくれていーよー」(え
あ、エリラ、ナシくん、ちょっといい?(れ
「なーに?」(え
あたしの第三の眼で見てみるから、その映像、そっちで見れるかしら?(れ
「えー! そんなことできるのー?」(え
わからないわ。やったことないですもの。でも、試してみてもいいかなって(れ
「やってやってー!」(え
じゃあ…(れ
懐かしい胃の空間のイメージが流れ込んでくる。
やっほー おー と、ハチとミノが手を振っている(え
あ(れ
パチン という感じで、映像が途切れた
「れんだ! 大丈夫?」(え
何があった?(な
大丈夫でーす! でもレンダさんの念話補助指輪がくだけちっちゃったー(は
本人は無事 少し驚いてる(れ
「ほーーー」(え
そーか… ふう(な
レンダー 二人とも心配してるよー(は
大丈夫だって言ってる(み
「わかった。じゃあ、とりあえず戻ってきて」(え
わかったー(は
うん。戻る(み
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼まだお留守番中
要するに、映像の情報量に補助指輪が耐えられなかったってことだな(な
「そーだね。あのね、それ、なんていっていいかわかんなくって」(え
(笑)(な
「もっと大きいのにすればいいのかな~ やっぱりネックレスタイプ…ネックリング」(え
単純に考えたらそうだけど、こういうのは、レンダにどう影響するのかわからない。あんまり、やんない方がいいような気がする。本人のわかんない負担もあるかもしれないし。だいたい、あの目、昨日見えない位置の敵の位置もとらえてたし…。結構変に脳をいじってんじゃないかな…(な
「そーいわれると心配になるね」(え
レンダのことだ。たぶんもっと大きいの、とか言い出すにきまってる。だから、大きいのを作っても、性能は今のと同じくらいにしておく方がいいと思う(な
「壊れやすくして、っていうか、最初から無理できないようにしちゃうってこと?」(え
うん。セーフティっていうか。ふたりとも、いいな(な
わかったー(は
了解(み
実際、こうなってくると普通に使ってるハチも心配になってくる(な
あ、あたしはだいじょうぶだよー?(は
原理的にはあくまで補助だけど…(な
「ナシくんは心配性だね」(え
心配しすぎ かえって心配(み
ありがとー ごめんね(は
可能性には、プラスもマイナスもあるからな オタク文明であろうとなかろうと(な
「ナシくん…」(え
何事もないに越したことはない。…うん、レンダにはちゃんと話そう(な
「え?」(え
そのほうがいい。隠し事は、やっぱやめたほうが居心地がいいわ お互いに(な
「そうだね... そーしよー!」(え
さんせーー!(は
了解(み
3人が戻って、案の定レンダは替えの補助リングを要求した。俺たちは感じた通り、思った通りのことを素直に伝えた。最初は不満そうだったが、基本的に人の気持ちも、言ってることも理解できるキャラだ。おもいっきりしぶしぶだったが納得し、新しいネックレスタイプを貰ってご機嫌だった
「ねえ…予備に指輪タイプも5~6こお願いできないかしら?」(れ
「だーめ」(え
「けちね」(れ
「けちだもーん」(え
こーゆーときは、エリラは頼もしい(な
「ねーナシくーん」(れ
いきなり抱きついてきた
「ナシくんは待避しました! 今留守にしています」(え
「色仕掛けはルール違反」(み
「ナシくんはレンダのことを心配してるんだから!」(は
「はいはい わかったわよ」(れ
しょうがないわね… でも…悪い気分はしないわ ..ね(れ