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第33話-3;第五の洞窟 -前編-

▼登場人物

ナシ(な :異界もん

竜への生け贄としてこっちの世界から召還され、はかない命を閉じたあと竜の腹の中で再生した。成り行き上エリラの体に入っている。竜の肉を掘る力と、仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。


エリラ(え :魔導師 

17才らしい。蒼い瞳。ナシとともに1つの体を作る。あでやかなピンクのゴージャスヘアはナシのデザイン。4大の魔法ほか、けっこー色々つかえる。前向きでキュートな元気娘。異能は創造。


ハチ(は :妖精族

竜の中で再生していた生存者1号。明るく優しくほがらかで、スタイルもいい。ゴージャスな黄色い髪の毛。わりと天然。素直でまっすぐ。格闘技にたけ、異能は力持ち。


ミノ(み :鬼娘 

第2の生存者。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。おっぱいが自慢。寡黙気味。かなりの切れ者。自称空き巣。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。


レンダ(れ :獣人 

第3の生存者。蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。どっかポンコツ。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。身体能力は高く、通常は2刀流。不死だってー。


ルルア(る :ゴーレム

4人目。落ち着いた口調、常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られた使命に忠実な癒しのセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つが、その動力源はぎりぎり15禁という歩く18禁美少女。


メイ(め :驚くほど普通の子女…だったんんだけどねえ。

5番目に発掘された。赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。常識人で堅いくらいのまじめなひと...だった。索敵能力を持つ。異能は物理・魔法攻撃無効がウリの万能繭。


リム(り :ぬえ

歩く「ぬえの擬人化キャラ」明るく陽気、元気で素直。物事やヒトの本質を見抜く力に長けている。雷を落としたり凍結魔法つかったりするうえに雲に乗って空を飛ぶ。


キラ(き 魔人

魔族とは違うが強大な魔力を誇る。スタイル抜群でセンスもいい超スタイリッシュなかっこいい系おねーさん。勝ち気で物知り、思ったことは何でも言うし思ったように動く自由人。空も飛ぶよー


ラウラ(ら 竜人

8番目に発掘された。明るくて元気でわりと口も減らない。

グラビティ系の魔法が使える。空も飛ぶ。いたずら好きのやんちゃ娘。


マチ(ま 天翼人 9番目の生存者。

美人でやさしそうだけど、性格的にけっこうあくが強い。

空を飛びます。凶悪最強のオーラの持ち主。どっか好戦的というか、ケンカ好きだねー



▼かぶりつき:敵の怪物

竜の体内で、エリラ達を襲ってくるモンスター。ホメオスタシスの一環か、白血球みたいなもんっぽいが、意外と散発。犠牲者の発掘後にはほぼ必ず現れる。索敵担当のメイが「敵よ」の代わりに「かぶりつき」と連呼したとからこう呼ぶようになった。


▼第5の洞窟


「で…と。考えてみたら、ルルアのへそ出しカンガルーポッケが必要になるのって、帰りじゃない」(え

「むしろ、行きはあたしとミノ、ラウラでスピード重視」(れ

「ルルアさんとエリラさんをミニチュアにするんですねー」(ら

「エリラはレンダに渡す。ルルア、ラウラに乗るか?」(み

「私は、ミノのナマふところが…ですが、ラウラの背中…新鮮です」(る

 「だそうだが?」(み

「ルルアさん、背中、つーーーーとかしないでくださいね」(ら

   そんなことしませんよ(る

「背中に腹ばいになっておっぱいつかむのもナシですからね」(ら

   ナシですか。ナシはいいんですね ウフ(る

      ルルア、かわれ(な

          ぽか

   ナシくんはおっぱいだったらなんでもいいんですねー。驚きです(ら


「あれは、気にしてないようで気にしてるねー。サイズ」(き

 「で、どうする」(み

「でも、ちまたで評判のルルアさんのお尻と太ももには興味があります。乗せましょう!」(ら

   ありがとうございます。後悔はさせません ウフ(る

「ラウラ、変なコトされたら振り落としていいから。多少バラバラになっても治るらしいわ」(れ           

「レンダが先頭、そのスピードに合わせろ」(み

「わかりましたー」(ら


「なんかツーリングみたいだねー」(は

「ハチ、ツーリングって知ってるの?」(め

「走竜とか飛竜とかにのってー、遠出したことはあるから。懐かしいなー」(は

      

「進路に敵の気配やトラップがなければ全速で行くわ。カーブは減速。いいわね」(れ

「じゃあ、いってくるねー! レンダ、ミノ、ラウラ、ルルア、よろしくー!」(え

「いってらっしゃーい」(待機組)



・・・・・・・・・・・・・・・・・

  あのー、えりらさーん、後ろ、みんな来てますよー(ら

    はいー?(え

  ハチさんがメイさんをおんぶして走ってますー。マチさんとリムは飛んでますー。キラさんも走るの速いですねー(ら

「ラウラ、怖いです。前を見て飛んでください」(ら

     ごん

「あー、ルルアさんが落っこちましたー」(ら

「えーー?」(え

   落ちてません。ミノ、やっぱり車両変更したいです。これはキケンです(る

          

「打ち合わせと編成の意味がないわね」(れ    

   そー思ったんだけどさー、おー、またがってるルルアのお尻ってなんかいーじゃない(き

  ほんと。まあ、思ったよりもデカ尻ね。あれは、オスがほっとかないと思うわ(ま

    そーだ、メイもおんぶされてるんだったー 見なきゃ(き

      じゃあ私も(ま

「こ、こなくていーわよ ハチ、おろしてくれる?」(め

「そーお? でももう、後ろにまわられちゃったよー」(は


  おー、かなりおもいきってスカートめくってるねー(き

   まあ なんておいしそうなお尻のはみ肉! それにあの太もものライン、きれいね(ま

       すぐいく(み

      あ、あたしも行かなきゃ(れ

          こら、わざわざいかなくていい(え

 わたしもいきまーす! ハチさん、止まっちゃダメですよー(ら

  あれー? あたしが先頭になっちゃった-。はちー、競争しよー!(り

    いーよー、じゃーよーい..(は

 どんじゃなくってー! そのままもーちょっとキープして! 見えたわ!(れ

   え? 出口?(え

     メイのお尻! ほんと、なんかとっても新鮮ねー いい脚だわ!(れ

       確かに。いつもより艶っぽい。ルルアも悪くない(み

      ほんとー なんかレンダさんよりすごいくらいですねー(ら

   ほー あたしメイのことなめてたかも。こりゃあいろっぽいわー(き

  あのお尻のはみ肉、エロ人形のルルアに負けてないわ 悔しいくらいね(ま

    もーいーかなー?(り

      いーよー いーわよ(一部の一同)

   じゃあ、どん!(は      

         

「きゃあああああ~~~ ちょっと怖い はちー! やめてー」(め

  ほー スカートがめくれて丸見えだねー 結構アートだねーありゃ(き

   背中の線まで見えてますー(ら

      あのお尻と太もものユサユサ具合もめったに見れないわ(ま

   みなさん、美しいものがわかるのです。安心しました(る

 なんかイジメとゆーかいやがらせとゆーか、もー変態かーって思ったけど…こりゃ確かに見ものだわ(え

   だけどよー、レンダのお目々のパワー増幅にエリラ連れて、コレ、あんま意味なくね?(な

     う…ぜ、全然意味ないじゃん! れんだーー!(え

 あらごめんない^^ すごく意味あるわよー 感謝してるわー(れ

   やっぱりパンツをスカして見えるのですか?(る

  るるあ、修行が足りないわよ。透かして何の意味があるのよ。見えないからいいんじゃない(れ

     失礼いたしました。そのとおりですね(る     

   ただ、ズームがいつもより効くのはいいわね(れ

     レンダー! 覚えてらっしゃい///(め


  おい、1つ忘れてないか? 今、メイはハチに思い切りしがみついている。はみ乳はいいのか?(な

 あの衣装じゃあんまり期待できないと思ったけど、いわれてみれば興味あるね(き

   プリプリにはみ出した立体感よ(ま

     あやうく見のがすところだったわ(れ

       速いぞ(み

  ハチさーん、スピード落としてくださーい!(ら

   それにしてもナシはよくちゃんと気がつきますね。たいしたものです(る

      ほめないでいーよー(え

  

 出口についたよー!(り


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「はあ、はあ、はあ、あなたたちー////」(め

「おつかれさまー ハチ、相変わらず速いわね」(れ

「リムもすごいスピードだねー」(き

「あっという間だったわね」(ま

「何事もなくてよかったです」(る

「メイさん、ステキでした! あたし女の人の肉体の美しさを再認識しました!」(ら

「そ...そお/// まあ、そういわれたら悪い気はしないわね」(め  


「らうら、わたしのお尻はどうでしたか」(る

「あ、柔らかくて気持ちよかったですー 意外と軽いんですねー(ら

  「ルルアは体重自由自在だからねー」(え

「ハチ、メイの股間と太ももと乳はどうだった?」(み

「あ、柔らかくて気持ちよかったよー。なんかとってもプリプリプニプニしてて胸もお股もー」(は

「はちー!///」(め

「あれ?…あたしへんなこといっちゃったー?」(は

   ぷりぷりぷにぷに…妙に生々しいわね(れ

      何かしら。この胸の奥の敗北感…。じ....(ま

「何でにらむのよ ふふん にこ」(め

「べつに にここ」(ま

   はちー、今度あたしをおんぶしてくれるー?(ま

 「いーよー♡」(は

   なんでも勝負したがるんだねー(き    

     好戦的なトリなんですね。うふ(る

       負けず嫌いというより、ケンカ好きなのね。要するに(れ

   でも、見ていて楽しいですよー。あきません!(ら

     面白い(み


 えっと、道中は仲間のお尻とパンツと太ももしか目に入らなかった一行である。見た方も見られた方も一定の手応えというか、見応えというか、どことなく「やった」みたいな満足感がどちらにも漂っているのが平和といえば平和か。

 ともかく、洞窟の出口、及び新たなエリアは青+黒。予想通りだ。情景はというと一面クレーター。穴がボコボコという感じ。底が見えるものも、見えないものもある。側面は上に行くほど厚みを増して、忍び返しつきのすり鉢状ってヤツか。誰も脱獄などしようとは思わないだろうに、登る気をムダに削ぐ圧迫感がある。むしろ、この洞窟の出口に向けて砲台でも向いているような、やなベクトルを感じる気がする。

ほらきた。...まあ、ちょっとした小型隕石の雨という感じだろうか。


「シールド」(め

「グラビティマイナス」(ら

 エリラの左右にメイとラウラが腕に軽く抱きつくようにして立っている。

皆がいるところをメイの繭がすーっと包み、繭の外にラウラのグラビティマイナスが作用する。まあ、たぶん敵が突っ込んできてもどうということはないだろう。


「何よメイ、そのネーミング。しーるどって」(れ

「いーでしょー。オタクライブラリで見つけたの」(め

「かぶりつきの気配は?」(え

「特にないわね。飽きたんじゃない?」(め

「マチ、生存者の音は?」(え

    特にないわ(ま

「洞窟は?」(え

    …ここだけみたいね(ま

「見たまんまかー」(き

    

「じゃここには用はないねー。かえろっか」(え


  どどどどず~~~~ん ぱらぱら


「崩れたよー。入り口」(り

「めんどーねえ」(れ


「ほんじゃあ、転移準備おねが~い」(え

  エリラもダレダレだねー(き

    すっかり緊張感がないですね(る

  かぶりつき反応。正面クレーターの中…何? あれ…(め



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次回、「第五の洞窟-後編-」(る

それだけ?(え

はい(る

あのー、ブラの背中側を引っ張ったら...(ら

ホックが外れるだけです(る

  前に回らないのー?

今のハチ?(れ

あたしじゃないよー(は

アレに決まってんじゃん(き

ナシくんね。次回、ブラが外れたルルアの運命は? お楽しみに(ま

 別にいつもと変わらないだろ(み

ミノ、失礼です(る

そーかな(え


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