第33話-2：21日目 さーて、次いこーかー -後編-
▼登場人物
ナシ（な ：異界もん
竜への生け贄としてこっちの世界から召還され、はかない命を閉じたあと竜の腹の中で再生した。成り行き上エリラの体に入っている。竜の肉を掘る力と、仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとＨな絵師もどき。
エリラ（え ：魔導師
17才らしい。蒼い瞳。ナシとともに1つの体を作る。あでやかなピンクのゴージャスヘアはナシのデザイン。4大の魔法ほか、けっこー色々つかえる。前向きでキュートな元気娘。異能は創造。
ハチ（は ：妖精族
竜の中で再生していた生存者1号。明るく優しくほがらかで、スタイルもいい。ゴージャスな黄色い髪の毛。わりと天然。素直でまっすぐ。格闘技にたけ、異能は力持ち。
ミノ（み ：鬼娘
第2の生存者。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。おっぱいが自慢。寡黙気味。かなりの切れ者。自称空き巣。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。
レンダ（れ ：獣人
第3の生存者。蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。どっかポンコツ。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。身体能力は高く、通常は2刀流。不死だってー。
ルルア（る ：ゴーレム
4人目。落ち着いた口調、常に冷静。Ｈをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られた使命に忠実な癒しのセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つが、その動力源はぎりぎり15禁という歩く18禁美少女。
メイ（め ：驚くほど普通の子女…だったんんだけどねえ。
5番目に発掘された。赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。常識人で堅いくらいのまじめなひと...だった。索敵能力を持つ。異能は物理・魔法攻撃無効がウリの万能繭。
リム（り ：ぬえ
歩く「ぬえの擬人化キャラ」明るく陽気、元気で素直。物事やヒトの本質を見抜く力に長けている。雷を落としたり凍結魔法つかったりするうえに雲に乗って空を飛ぶ。
キラ（き 魔人
魔族とは違うが強大な魔力を誇る。スタイル抜群でセンスもいい超スタイリッシュなかっこいい系おねーさん。勝ち気で物知り、思ったことは何でも言うし思ったように動く自由人。空も飛ぶよー
ラウラ（ら 竜人
8番目に発掘された。明るくて元気でわりと口も減らない。
グラビティ系の魔法が使える。空も飛ぶ。いたずら好きのやんちゃ娘。
マチ（ま 天翼人 9番目の生存者。
美人でやさしそうだけど、性格的にけっこうあくが強い。
空を飛びます。凶悪最強のオーラの持ち主。
▼かぶりつき：敵の怪物
竜の体内で、エリラ達を襲ってくるモンスター。ホメオスタシスの一環か、白血球みたいなもんっぽいが、意外と散発。犠牲者の発掘後にはほぼ必ず現れる。索敵担当のメイが「敵よ」の代わりに「かぶりつき」と連呼したとからこう呼ぶようになった。
「なーるほどー、あたしが寝てる間にそんなことがあったんだねー」（え
「あ、エリラおはよう♪」（れ
「ほとんど事実のままお伝えしました。うふ」（る
「ルルア、ありがとう。えっと、とゆーわけで、本日は5番目の洞窟の捜索かな。以上、レンダ…とルルアがお伝えしました」（れ
「律儀ですね。ありがとう。おつかれさまでしたレンダ。あんど、ルルアでした ウフ」（る
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「とゆーわけで、いー思いをするために無理して起きてたナシくんはまだ起きてきません！ そういえば、キラー、ルルアはどーだった？」（え
「ん？ よかったよー 旧型より雑味もないし。ここのコしか食べてないからかなー？」（き
「その表現は誤解を招くかもしれませんが…「（る
「ミノってば見かけのわりにというか、パワーの割にやわらかくってびっくりしちゃったわ。繊細だし、細やかだし」（め
「…とゆー、朝っぱらからふしだらなセリフをまき散らしているのはメイかー（え
襲われた。挑まれたからには逃げない（み
返り討ちにあっちゃったけどね♡（め
「あれ？ そういえば昨日の空き巣衝動っていうか、条件反射は～？」（は
「動くところを糸と布で巻き取られた。そのまま繭の中に幽閉。たいしたものだ」（み
「ふーん。ずいぶん大胆かつ剛胆な行動に出るようになったものね」（れ
相手を拘束しておいてなぶりにかかるという…かなりコアな部類です。アレにはさすがの私もまいりました…何度も…。それでも、返り討ちにしたことはあります。ウフ（る
「そーいえば、キラさんって吸血鬼なんですかー？」（ら
「ちがうよー」（き
「アレは毎日エサやらないとイケナイから大変よ」（れ
飼ってたんだ…吸血鬼…（汗）（え
「魔人の挨拶ってエロチックよね。互いに、首筋に食らいつくんでしょ？」（め
「何で血なのー？ おいしい？」（は
「まあ、いってみれば嗜好品かなー あたし達の間じゃ、最高のものを互いに供するって感じなんだけど、多種族間だと一方的に貰うだけみたいな感じなるんだよねー。ただ、吸ってるときのこっちの幸福感がシンクロするみたいで、往々にして吸われてるほーがしあわせな気分になるのは種族が違っても同じみたい。意味合い的には血のちぎり、みたいなもんなんだけどー」（き
天にも昇る心地よさでした（る
認めるわ（れ
そおね ///（め
そーだったかも…（は
「種族によっては、あたしの方が呑まれるくらいすごい血を持ってる種族もいてさー。鬼なんてすごいよー。だから楽しみはまだとってある（笑）」（め
「来い。酔わせてやる」（み
「さてとー、ナシくんまだ起きないのかな。5番目の洞窟って埋まってたよねー」（え
「掘ればいい」（み
「そーね。でも、その前に一応、上の方見てくる？」（れ
「あ、あたしいってくるわ」（ま
しゅんっと羽を出してマチが飛んでいく
「リムもー」（り
「あたしもいきまーす」（ら
「じゃあ、あたしも一応ついていくわ」（き
「よろしくねー」（え
変わってないわよー 通れないわ（ま
はや！（え （き
まちさんはやーい おいつけませーん（ら
ついたよー。ほんとにまだとーれないねー（り
おつかれさまー じゃーもどってー！（え
じゃあ、このまま5番目に行くから、みんな来てー（き
そだねー、りょーかい じゃ、あたしたちもいこかー（え
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
5番目の洞窟の前
みんなで思い思いに好きなものを出して食べてる
「そおか、みんなご飯持ってるんだ」（ま
「はい。たべる？」
肉を差し出すレンダ
「あ、ありがとー♪ さすがけだものさん。…イイお肉ね」（ま
「可愛い猛禽ちゃんだもん。果物はキラあたりから貰ったら？」（れ
「はいよー たべる？」（き
ぽい っと投げてよこす
「ありがとー♡」（ま
「あ、マチはまだ食料の調達いってなかったねー。いくー？」（え
「いってみたいわ」（ま
「ミノー、ルルアー、あと行きたい人ー って、みんなそーか」（え
エリラ、先に様子を見てきましょう（る
「そだね」（え
と、ルルアとエリラが竜の胃に跳んだ。
今はだめー 竜のお食事これからみたいー。戻るよー（え
「ただいま。というわけで、探索です」（る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「さてー、この岩崩れ、どうしたもんかねーー」（え
ナシくんはまだ寝てるの？（れ
「あ、マチ、なんで急にハダカになるのですか？ 可愛いパンツですね」（る
「え？」（ま
がば
「起きました」（る
「……さすがだねー」（え
「ルルア、なんでわたしなの？ にこ」（ま
「なんとなく。一番釣れそうだと。ウフ」
「意外性だろーねー。いいかえればレンダじゃメイだと意外性に乏しいってことかなー」（き
「失礼だわ」（れ
「キラもでしょ（笑）」（め
「マチは、なにげにつつましいキャラに見えるんですよね。不思議と。今のところはですが」（る
「そお にここ」（ま
「つつき甲斐があるな」（み
「ルルアー、マチのオーラが怖いよー＾＾」（は
「さてナシくん。ここに入り口が埋まった穴がある。どうするね？」（え
マチに吸収のオーラまとって歩いてって貰うだけでも通り道ができそうだが、不慮の事態が怖いな。ミノの指弾にキラの集束がのらないか？ あと、らうらにグラビティマイナスかけてもらって、みんなでどかすのが一番楽かもしれない。それから、ミノのミニマムじゃミノに負担が大きすぎるが、エリラに一塊の岩にでもして貰えば一度のミニマムですむかもしれない。ミノの指弾や…ああ、マチ、石に吸収のオーラのっけて投げられるか？
「か、考えたこともなかったけど、やってみるわね」（ま
「いわれてみると、思いつかなかったのが恥ずかしくなるわね」（れ
「蛇の道は蛇」（み
「オタクってすごいわね」（め
「誰も軍師とか策士とか参謀っていう評価がないところがびみょーですね」（ら
思いっきりじゃなくて、ちょっとにしてくれ。もし、竜のカラダ突き抜けたら、竜に気の毒だ（な
それって、うまくしたらここから出られるんじゃない？（れ
竜殺すか？（な
…あんまり嬉しくないねー（き
なんか、けっこーお世話になってる気がするもんねー（り
マチが手頃な岩をとると、それが赤いオーラをまとう。
「じゃあ、ちょっと」（ま
ひょい
直径50～60ｃｍくらいの穴…トンネルがあいて、すぐ上から岩が落ちてそれを埋める。
レンダ、見えたか？（な
「岩がふさいでるの、数メートルって感じかな。その先はふつーみたい」（れ
じゃあエリラ、一塊にしちゃおう（な
あいよー（え
洞窟をふさいでいた岩が全部くっつき、大きな岩になったところでミノがミニマムをかける。ごろんっと長細い不格好な岩がころがり、先が見えた。
「何げに不安だから、選抜…斥候チームがいいね」（え
「ミノ、ルルア、エリラ、レンダ…ってとこかしらね」（き
「ラウラ、どお？」（れ
「え？ あたしですかー？」（ら
「崩れてきた時に岩を浮かせられるって、結構心強いかも」（れ
「じゃあ、ルルアにはカンガルー型のポケットつけて、そこに3人だね」（え
「おへそが隠れるのはちょっと…」（る
「じゃあ、腰のベルトに3人くっつけてさせばー？」（き
興味深いが機動性に欠ける。ルルアが腰をかがめたら、命がないな（な
「却下ね」（れ
「おへその見えるカンガルーポケットにすればいいじゃない」（ま
「そーしよー」（え
あっぷのおへそか（な
ああ、おへその間近にナシの視線を想像するだけで、なんか…（る
「どへんたいね」（ま
「しってる」（み
「わかってるから」（め
えりら、よろしく（な
やーだよー（え
ルルア、あたしもいるのよ。うふふ（れ
そうでした！ …おいたする気満々ですね（る
「いつもほんとにきんちょーかんがないねー」（き
「そーだよねー。あたしもいきたいなー」（は
「お留守番は、りむと－、キラとハチとメイとマチだねー」（り
「でも、離れてても念話でなぞなぞとかできますよー」（ら
「メイ、にらめっこでもしましょうかー」（ま
「あ、あたしもー」（は
...それは見たいなあ（な
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回 第5の洞窟 前編
また前後編なの？（め
引き延ばす意図はないのですが、帯に短したすきに長し（る
エリラ、ルルアのパンツにゴムは入っているのか？（な
何が言いたいのかねキミは（え
はいってんにきまってんじゃん。エリラパンツ作るのも上手だよー（き
ゆるゆるじゃないし、きゅっと引き締まるわ（め
なんか恥ずかしーよー（は
ハチさんってホントに健全ですよねー。あたしなんて、ルルアさんのパンツ引っ張ってパチンってやるお話かなーって思って聞いていましたー（ら
ラウラ、したいですか？（る
いいんですかー？（ら
癒しの形は人それぞれ。ラウラが、楽しいと思うなら…（る
ぷっくっっくっく（れ
あははははは（き
くすくすくす（め
な、なんですかー？ 皆さんいきなり///（ら
だ、だって、ルルアがマジメに立ってて、ショートパンツ降ろして、ラウラがキラの前に言ったり後ろにまわったりしながら、ルルアのパンツ引っ張ってはパチン って…くっくっく（め
あーーーーはっはっは ばかーーーー！ばかだよもうーああーはっはっは（き
そんなに笑わなくたって…///でも、笑えますね ハチさん、転げ回って笑わないで下さい～///（ら
ご、ごめんねー ひーこら おかしーー（は
ここで、引っ張られるパンツの、肉のほうの描写をすると絶対ひんしゅくを買いますので自粛します。
次回、「ルルアのパンツはどこまで伸びるか」お楽しみに（な
楽しみだねー（り
信じちゃだめよ（れ
