表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

106/156

第32話-6 おふろ〜!

▼登場人物

ナシ(な :異界もん

竜への生け贄としてこっちの世界から召還され、はかない命を閉じたあと竜の腹の中で再生した。成り行き上エリラの体に入っている。竜の肉を掘る力と、仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。


エリラ(え :魔導師 

17才らしい。蒼い瞳。ナシとともに1つの体を作る。あでやかなピンクのゴージャスヘアはナシのデザイン。4大の魔法ほか、けっこー色々つかえる。前向きでキュートな元気娘。異能は創造。


ハチ(は :妖精族

竜の中で再生していた生存者1号。明るく優しくほがらかで、スタイルもいい。ゴージャスな黄色い髪の毛。わりと天然。素直でまっすぐ。格闘技にたけ、異能は力持ち。


ミノ(み :鬼娘 

第2の生存者。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。おっぱいが自慢。寡黙気味。かなりの切れ者。自称空き巣。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。


レンダ(れ :獣人 

第3の生存者。蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。どっかポンコツ。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。身体能力は高く、通常は2刀流。不死だってー。


ルルア(る :ゴーレム

4人目。落ち着いた口調、常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られた使命に忠実な癒しのセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つが、その動力源はぎりぎり15禁という歩く18禁美少女。


メイ(め :驚くほど普通の子女…だったんんだけどねえ。

5番目に発掘された。赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。常識人で堅いくらいのまじめなひと...だった。索敵能力を持つ。異能は物理・魔法攻撃無効がウリの万能繭。


リム(り :ぬえ

歩く「ぬえの擬人化キャラ」明るく陽気、元気で素直。物事やヒトの本質を見抜く力に長けている。雷を落としたり凍結魔法つかったりするうえに雲に乗って空を飛ぶ。


キラ(き 魔人

魔族とは違うが強大な魔力を誇る。スタイル抜群でセンスもいい超スタイリッシュなかっこいい系おねーさん。勝ち気で物知り、思ったことは何でも言うし思ったように動く自由人。空も飛ぶよー


ラウラ(ら 竜人

8番目に発掘された。明るくて元気でわりと口も減らない。

グラビティ系の魔法が使える。空も飛ぶ。いたずら好きのやんちゃ娘。


マチ(ま 天翼人 9番目の生存者。

美人でやさしそうだけど、性格的にけっこうあくが強い。

空を飛びます。そして、凶悪最強のオーラの持ち主だよ。


▼かぶりつき:敵の怪物

竜の体内で、エリラ達を襲ってくるモンスター。ホメオスタシスの一環か、白血球みたいなもんっぽいが、意外と散発。犠牲者の発掘後にはほぼ必ず現れる。索敵担当のメイが「敵よ」の代わりに「かぶりつき」と連呼したとからこう呼ぶようになった。


▼キャンプ地

「ただいまー」(り

「あ、そろそろ溜まってる頃だよ」(き

  どなたでしょう?(る

    おまえだ(み

「蜜でしょー いってみよー!」(は

「マチも行こー!」(り

   飛行チームが蜜…樹液の様子を見に飛んだ


「じゃあ、せっかくだからその間、お風呂の準備しない?」(れ

「そだねー!」(え

  お風呂まであるんだー(ま

    はい。みんなハダカですウフ(る

      しってるよ(え


「浴槽、もうちょっと大きくしない? 10人よ。オトナのオンナが」(め

「いえ、もう少し小さい方が」(る

「ちじょのゆーこときいたらだめよ」(れ

 「わかっている」(み


「うーんせっかくだからガウンてか、バスローブ作ろーか~ フリーサイズでいけそーだし」(え

   丈は短めだと動きやすいな(な

「なにかいったかねー?」(え

  みじかめー!(は

「あたしもー」(れ、き、り、ら

   ふっふっふ(な

「う~~~………」(え     

    スパン

       てーなー(な


_____________________________


「やっぱりお風呂はいーわねー」(れ

「ほんと、なんか溶けちゃいそー」(め

「メイもきれいな胸なのねー」(ま

 「おしりもいいです」(る

「あたしだってー! 立派だけど可愛いってナシくんほめてくれたもん」(は

「すわって貰いたいお尻です」(る

「あんたはよくまーそーゆー発想が次々出てくるねー」(き     

 「変態エロゴーレム」(み

「よっぽどコアな出会いが多かったんでしょうね」(ま

「すわられたら重くないんですかー?」(ら

「ためしてみますか?うふ」(る

    ルルアにハチが座る。場所は…(な

  想像して解説するのはやめよーねー なしー(え


「メイの布って、カラダこすっても気持ちいいねー」(り

「シャボンがないのが残念だわ。エリラ、だせない?」(れ

「だせるけどー、そーすると今度はシャワーが欲しくならない?」(え

「きりがなくなるわね」(め

 「滝でも浴びに行くか」(み

「修行だよそれ」(き


「樹液の方はどーだったのー?」(え

「けっこー集まったけど、みんなで堪能するにはもーちょっとかな」(き

「エリラさんがこないだ作ってくれた壺に入れてますー」(ら

「あとで小皿にちょっとだけ、みんなでなめよー♡」(り 

    

「エリラ、ナシくん寝てるのよね?」(ま

「ねかしてるよー? また解説はじめそうだったから」(え

「そお。それにしては、わくわくうきうきドキドキした音というか…聞こえるんだけど」(ま


  といって、エリラの隣にいたマチが、ざっと立ち上がった。間近でアオリ、そして少し腰をひねってこちらを見下ろしている。見事な肉感ボディだ。そして、ゆっくりと周囲を見下しなら首を巡らす。自分が一番 というオーラが漂う。それを見のがす連中ではない。


「見下ろされるって、あんまり嬉しくないわね」(れ

   ざばっと立ち上がるのはレンダだ。水滴が体の前面や、背中をつるっと滑りおちる。...くああ〜なんて美しいボディ...


「アオリで見せられるって、シャクよね。確かに」(き   

   すっと立ち上がると、すっとお腹を突き出すようにしてしなを作ってキメるキラ。ふふんという自信にあふれている。水に濡れた艶やかな肌は、レンダに勝るとも劣らないピチピチお肌だ。しかも肉体のハリだろうかつやだろうか。光の弾き方がひと味違う


「ふふ そろそろ出る?」(め

   立ち上がって伸びをするそぶりで、同じようにメイが自分の肉体を誇示してみせる。赤銅色で、それでいてきめの細かい肌は、筋肉やカラダの凹凸の陰影がことさらはえる。コレはこれで反則だ。まるで、生きている彫像のように見事なスタイルが際立ってうつる。


「前も隠さずとはな。マチ、いい度胸だ」(み

   立ち上がると、アゴを引いて両腕を後ろに回して胸を反らすミノ。普段はやらないかわいさアピールだ。たゆんとしたおっぱいがぷりんとかわいいシルエットを描いている。ボリュームそのものはマチがくやしがるくらいかもしれない。平静を装いながら、マチの目じりがぴくっとしたのがわかる。   


   黙ったまま、ゆっくりと少し前かがみになって、ゆっくり立ち上がるのはルルアだ。前かがみの姿勢で、豊満な乳房が垂れて揺れるのをしっかりアピールするのはさすがだ。たしかに、全員の視線がそこに釘付けになる。

  アピールというのは、こうするのですよ。ウフ(る


「皆さんすごいカラダですねー」(ら

「なんか、あたし恥ずかしくなって来ちゃった」(は

「ハチはふつーにしてていーんだよー。出よ!」(り

   リムがすっとたちあがり、つられるようにハチも立ち上がる。本当に自然体の何もアピールしない動きでも、優美なオーラだ。

   へえ、とか ふうん という、同性が同性を認める空気が流れた。


  ラウラとリムは、けして肉感自慢というタイプではない。しかし、その細い首と肩、そして可愛いお尻にスリムなふともも、これがふたりとも似ているようで違う。

  ラウラは割と立派な太い尻尾がついているせいか、骨盤がしっかりしている。それなのに小さなお尻に見えるのが不思議だ。脚のつけ根から少し先の太ももの筋肉が、細いなりにほどよくたくましい。背中に浮き出した肩甲骨と背骨のラインも実にしなやかだ。


  一方リムは、ラウラよりも少し胸もあり、いわゆる通ウケするボディライン。お尻も可愛く、スリムな太ももの一方で、丸く可愛いヒザが若々しい魅力を放っている。このヒザがかわいい、という魅力をもっているのはリムだけだ。ちなみに尻尾のヘビは、湯につかっている間は外に顔を出しては潜っていた。いわゆるウミヘビモードなのだろうか。色合いもシンプルだ。立ち上がると、背中のラインが、尻尾の動きに合わせてわずかに動く。背中から腰へのくびれとお尻の張り出し方は、ラウラよりもしっかりしているかもしれない。お尻の丸みはラウラのほうが印象的なんだが…


「エリラ、いわゆる目隠しとか、麻痺の魔法はあるの?」(れ

「ん? あるけど?」

   立ち上がったエリラに、少し前かがみになりながらちょっとカラダをひねってレンダがいう。

   第三の眼があいてる。


「ナシくん、誰のカラダが一番お気に入りかな?」(れ

「そうだねー。エリラ、次からはブラインド魔法の方がいいんじゃないかなー?」(き

   うわー、ハダカの仁王立ちで腕組み…か、かっこいい ヒジやさ骨が浮き出して…カゲがまた、肉感とのコントラストをさらに… 


「なあに? あたしよりもキラ?」(ま

   ポーズというより、ちょっと斜めにカラダを傾けて眼を細めてマチがこちらを見る。この、何気ない自然さと…見なさいよというアピール感も恐ろしいほど新鮮だ。まなざしの力もすごいが、肉体への集中線が生じるようだ。


「完全に起きてるみたいね」(め

    両手で髪の毛をかき上げながら流し目をよこすのはメイだ。頬に張り付いた黒髪というのも実に…


「でも誰が一番とかいうんでなくて、よく気を使ってますねー あたしのお尻って可愛いんだー」(ら

「あたしのヒザとか背中のラインってそーなんだー 鏡見てもあんまりわかんなかったー」(り      

「足の甲と指も見て欲しいなー」(き

「うなじはいかが?」(れ

   キラがフチに腰かけて脚を組み、レンダは後ろを向いて髪の毛をずらして首筋を見せる。

   無関心を装うハチまで、あごをちょっとあげた横顔でこちらを見下ろしてる。うわー、すごい色香だ。

       

「はあ……まったくいつの間に! この私の目をあざむくとはたいしたもんだねーナシくん!」(え

         あ、おはようございます(な

         

「ええええ...えっと…みんなー…ごめんってゆーか.. どどど...どーする? ぶつ?」(え

「どうもしないわよ。そのかわり…時々無理を聞いてもらおうかな」(れ

「あたしも。実はイヤリングとチョーカーが欲しいんだよねー」(き

「私は、ハグしていいですか? うふ」(る

「わたしも、ブレスレットと太ももにつける何か欲しいな」(ま

「あたしはティアラ♡ ナシくんには、最初にじーーっとみられちゃたから~」(は

「あたしはブローチがいい」(み

「あたしはヘッドドレスが欲しいです!」(ら

「リムはネックレスかなー」(り

「あたしはアンクレット。できればアームリングとセットで」(め 

「パンツとブラのセット。めいっぱいマイクロリングで。直接つけるから、カンペキになめらかに仕上げてね」(れ              

            

「…とゆーことだ。おい。もーお代を頂いちゃってんだからね。世界を滅ぼすくらいの増幅能力を発揮して貰おうか。アクセが、そのくらい大変だということはわかっているよね。な、し、く、ん!」(え

  ではついでにパンツもプレゼントしましょう。エリラさん


「シルクー スケスケで レースで上品に 白でかわいいのー! みずたまー 赤 エンジ 金 しるばー」

 この時とばかりに、またそれぞれにリクエストが上がる。複数あげたの誰だ…

                                

「あれって、ペナルティになるの?」(ま

「口だけね。エリラは、服とかアクセ作るの大好きだから」(れ

「わくわくしてるよねー」(は

「あ、あたし指につけるリングとピアス追加ね。みんなも下着作って貰うんだから」(れ

「オンナって欲張りだよねー」(き

「性差は関係ない」(み    

「みんな欲張りですよねー」(ら

「でもさー、つけこめる、というより、甘えられるってゆーか、こーゆーのうれしーなー」(り

「すこしずるい気はするけどね」(め

「エリラが女のコの見かけをしているというのは大きいです。私たちが大胆になれるのは、彼女の見た目がアレだからこそと思います」(る

「アレもナシくんのデザインなんですよねー。エロいですよねー」(ら

「え? そうなの? そうなんだ…」(ま

「今度話して上げるわ。あのコ達も、それなりにいろいろ、ね」(れ

「まあ、あーゆーカラダ見せつけられると、こんちくしょーッて気になるよね」(き

「本物の、ナマをなめるな」(み

「てゆー意味では、みんなすっごくいーカラダしてるよねー」(は

「本来つつましやかでもここでは大胆。いい傾向です。うふ」♡           

  

  そもそも立場が逆で、だ、美青年の群れが、カラダを誇示して女のコに何か作って貰うっていうことが、果たしてあり得るのだろうか。…ま、ないことはないだろうが...。美青年に女のコが群がる絵と、美少女に野郎が群がる絵は同じようにある。貢ぐというのも、古来どちらもあるようだが、貢がれる経験の無いものの方が、男女共に圧倒的に大多数であろう。とはいえ、男女平等のあり方というのは、単純に論ずるわけにはいかないものがあるように思えてならない..


「偉そうに社会論とかを語るふりして愚痴ってないでさっさとやるよー!」(え


ざばっと立ち上がるエリラ。ふと見ると、湯面にエリラの姿が映っている。いいスタイルだ。あれ? なんであんなところに髪と同じピンク色....ああ、生えたんだな。

  ホントにすげーんだなエリラの創造魔法(な

     んー? 今さら何言ってんのよー(え

   ちゃんと髪と同じ色で..(な

 へ?....... /////☆◎×△//////~!!!!!(え


     どがばきどかぐしゃ



「......みんなごめんねー、あとで作るからーι/////」(え


「あ..ははι うん...///」(は

「ええ、いつでもいいわよι」(れ

  「はあ エリラも大変だねーι」(き

「女のコにアレは言っちゃダメね///」(め

   氷漬けにしちゃう?(り

 まあ、確かにちょっと万死に値しますね…レンダやメイやマチならともかく(る

     ルルア、怒るわよ(れ

  黙ってれば良かったのにー...(ら

     つい、だったんだろうな(み

   つい、じゃすまないこともあるわよ...(ま

 でもさ、たぶんアレ、ホントに素直な気持ちだったんだと思うよー。エリラのまほーがすごいって(り

    …わかってるよー....////(え

   

_________________

次回、21日目。こうしてみると1日が長い気がするわ(め

次はお風呂のあとのお話です(る

話進まないねー(り

少しずつ進んでいますよー(ら

レンダ、なにしてんのー(き

ああ、久しぶりにご挨拶だから(れ

まだ赤い実持ってたんだー。レンダ、シャドウがちょっと入るだけで決まるよねー(は

またとってこよーか。青いのもないかなー(き

木の実でお化粧なんていいわね(ま

   …エリラまだ落ち込んでる?(れ

 甘いのあげたら少し落ち着いたよーですよー(ら

    では私は果物でも...(る   

  みんなでいっても逆効果だってー(き

 こーゆー時、おたく文明だとどうするのかしら?(ま

   つづくー(り

     まんまですね(ら


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ