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プロローグ
こんな異世界転生あったらいいなというノリで書いた小説(?)です。
ちょっと地味かもしれませんが興味があればお付き合いください
私には夢があった。
しかし、その夢を追うあまり私は空っぽなままになってしまった。
その夢とは、簡単に言えば教師になることだった。
しかしながら自分の実力はその実を結ばなかった。
それでも私は夢を諦めなかった、諦められなかった。
そうして私は空っぽになっていった。
誰かが私を恩師と言ってくれることこそ私の本懐だ。
だが一歩手前になっても、その先へ行くことができない。
皆、私を蔑みながら学生と言う身分を辞めていく。
こんな暗い路地裏でも、たった一人の生徒を守って死ねたのなら私は教師の役目を果たせたのだろうか。