バーチャロン面白いよね。とある?知らんそんなもん
さて、爺さんへのオシオキが始まったところで⋯⋯
「⋯⋯⋯⋯ひっ!?お!お許しを!」
「どうかお慈悲を!!」
「ひえぇぇええん!」
「せ、せめて⋯⋯この子だけは⋯⋯お願いします!」
うん。こうなるよね。
(こいつ等ぁ⋯魔獣から救ってやった恩も忘れてっ⋯⋯!やはり人間は廃棄すべきですっ!!)
ちょ!待て待て!今回のは全面的にこっちに非があるだろ!
《確かにねー、レイラって子を刺して、逆ギレするのも当然なお爺さんを容赦なく異空間転送、傍から見りゃ師弟丸ごと殺人犯だよー。》
姉ちゃんも何呑気に解説してんだよ!あぁあぁああどうしよぉぉぉぉ!
『チリーン☆』
なんだ?
すると、いきなり空間が歪み、木製の様に見える扉が現れた。そこから『ガチャ』と音を立て扉が開かれると⋯⋯
「ふぅー疲れた疲れた⋯⋯ん?おぉ?、旦那ァお困りみてえだなァ?」
「ク、クロノスッ!!!お前を待っていたぞ!何処に行ってたんだぁーーーっ!」
あまりの安堵に飛びついてしまった。
そんな俺を華麗に抱き抱えながら綺麗に一回転を決めるとそっと地面に下ろしてくれた。
(ちっ無駄にかっこつけて⋯⋯)
「いやァ時空系の仕事があってなァ?すまんが詳しくは言えねえんだなァコレが。」
ま、まぁ来てくれたからいいんだけどね!
(い、いけません!秋野瀬君が女になりつつあります!これは話題を変えなければ!)
(秋野瀬君!変わりますよ!)
え、ちょ!ま(答えは聞いてません!)
「さて、時空系の仕事は後にして⋯⋯この場を収めてください」
「はぁぁぁぁ⋯⋯⋯⋯ったく、わぁったよ⋯⋯⋯
【クロノス】」
その時、世界に『ノイズ』が走った。
比喩でも何でもなく、まるで自分の目に映る光景の映像がバグったかの様だ。
たったの数秒程度のノイズだったが、効果は目に見えてすぐに起こった。
「あれ?俺、何して⋯⋯」
「うぅ⋯⋯何だ?何がどうなった?」
「そうだ!畑は!こんな事やってる場合じゃねえ!」
そして、何事も無かったかのようにまた働き始めようとして、私達に気付く。
「なっ!?グレイス様!⋯⋯と、そちらはどなたですか!?」
「お前!グレイス様をお待たせしながら言うに事欠いて畑とは何だ!」
「い、いや⋯⋯しょうがねえだろ⋯⋯」
「これはご無礼を、グレイス様。この者は後で叱って起きますので、どうかお許しを。」
「ええ、そうですね。秋野瀬君を前にして畑とは、許せはしません。ですが、私もそれだけで殺すほど冷酷ではありません。⋯⋯そうですねぇ」
と、そこで一度区切り、ニッコリ、それはもうニッコリと満面の笑みを浮かべながら言葉を紡ぐ。
「殺しはしません。⋯⋯ですが、少し黙っていて下さい。」
と、七瀬が言った瞬間。
キキーー!ガチャ⋯⋯
ズガガガガガガガガガッ!!
村の1軒の家の角から黒塗りの車が止まり、ドアや窓を開け、マシンガンをぶっ放した。
※ゴム弾です。
そのゴム弾の嵐の渦中に居た畑野郎はどこから湧いたか知らない拳銃を持って右手で三発撃ちこみ、マシンガンを持っていたスーツ姿の男を一人負傷させた。すると、車はドアを閉め、どこかに去っていった。
「なんだよ⋯⋯結構当t【クロノス】
__________________
⋯⋯るんじゃねぇぞ⋯⋯」
クロノス⋯⋯有能⋯⋯
〔だろォ?〕
(ゴム弾で良かったなあ⋯⋯)
《そだねえ⋯⋯ちなみに実弾ver.もあるの?》
当たり⋯⋯前。寧ろ⋯⋯無いと⋯⋯思った?
(《(思わ)ないです。》)
もう⋯⋯語録⋯⋯使うの⋯⋯躊躇⋯⋯しないん⋯⋯だね⋯⋯
(《当たり前だよなぁ?》)
当たり⋯⋯前では⋯⋯無いと⋯⋯思う⋯⋯
(《うるさいんjうるさいですねぇ⋯⋯
(《い、言ってnは?⋯は?⋯は?⋯は?⋯
《間隔あけてまで無理にやらなくて良いんだよ!》
(なんやかんやで七瀬も染まってんじゃねぇか!)
私は⋯⋯秋野瀬君の為に⋯⋯やむを得なく⋯⋯見た⋯⋯だけ⋯⋯
不覚にも⋯⋯遊戯王⋯⋯アニメの⋯⋯party⋯⋯parottoで⋯⋯笑って⋯⋯しまった⋯⋯なんて⋯⋯事は⋯⋯無い⋯⋯!
(どうでもいいけど村人どうすんだ?)
〔お、旦那ァ、ちょうどPS4のバーチャロンが入ったんだが、やるかァ?〕
(でも村び⋯⋯いや、いっか!やるぞ!俺はやっぱ王道を征くテムジンで!)
〈ボクはフェイ-イェンで~!〉
〔じゃあ俺ァ⋯⋯ライデンだなァ。〕
《なぬ!バーチャロンだと!?⋯⋯では私はマイザーで行きましょう⋯⋯
うわー!ライデンてめぇ!
あ!くっ!マイザーはやはり耐久面に問題が⋯⋯
あー!やったねクロノス!仕返しのハイパーモードだよ!
いやァ楽しいねェ⋯⋯
話⋯⋯脱線⋯⋯してない⋯⋯?
『ウム、ダッセンシテイルナ。』
この世界にコロナなんてありません!そんなのが蔓延したらメルちy〈ネタバレしたら~、コ・ロ・ス・ぞ~?〉
はいすいません。いや、それをいうならモルちy⋯⋯ヒェ!これ以上は言いません!
〈じゃあ、ばいば~い☆〉
⋯⋯カルちy〈馬鹿は死ななきゃ治らないらしいね~☆〉