えっと、よろしく、でいいのかな?
(レイラ視点)
・・・ここは・・・どこ?
目が覚めると、真っ白な景色があった。と、思えば、真っ黒な景色がこちらに迫ってきている。しばらくして、真っ黒な景色が通り過ぎると、真っ白な景色が戻ってくる。これは、白と黒の景色が交互に廻っているらしい。
って、そんな事はどうでもいい!なんでこんなところに居るの?私。
『・・・目が覚めたか・・・我は汝の試練の為に、一時的に汝の意識を現世と切り離し、汝の精神に世界を構築している。』
「え!?だ、大丈夫・・・なんですか?」
『我は汝。汝は我。我が存在すれば、また、汝も同じ。』
「取り敢えず、私は生きているんですか?」
『・・・今、汝は生と死の狭間に漂っている。試練を乗り越えることで、蘇生は行われる。』
え?
えぇぇぇぇぇぇ!?
「えぇぇぇぇぇ!?じゃ、じゃあ、絶対試練って奴を成功させなきゃ!お、お願いします!」
『分かった・・・汝への試練は、《狂乱》と《忍耐》の試練だ。』
「きょ、狂乱?」
嫌な予感がするよ・・・
『試練の内容は、問答無用で襲い掛かって来る魔物、人間、悪魔、虫から5年生き残る事だ。』
「ひぇ?」
考えるより先に、声が出た。
5年?
「あの・・・5年・・・ですか・・・?」
いや、本当なら1日でも居たくないんだけど、5年という言葉がずっと頭を回っている。
魔物・・・人間・・・悪魔・・・? ・・・虫・・・虫・・・?
『そうだ、汝の受ける試練は狂い乱れて仕舞わぬよう己を自制し、耐え忍びながら敵の蔓延る世界を生き延びる。それが汝の試練。』
嘘・・・だよね?
『嘘では無い。だが、我は汝、汝は我、我も汝と共に歩む試練なり、いつも汝の傍らにて支え、我も共に戦い、決して汝を孤独にはしないと約束しよう。』
本当・・・?嘘じゃないよね・・・?
『嘘では無い。しかし、試練までしばらく時間がある。心の準備をしておくと良い。最悪、始まった瞬間に敵に囲まれる可能性もある。』
「そんな状況じゃない事を祈るばかりだね・・・試練まで、あとどのくらい?」
『あと10秒・・・』
「ひぇっ!?嘘!?」
『嘘では無い。』
「ど、どうしよ!えーとえーと、どうしよ!何か、ハープルが1匹、ハープルが2ひ」
『試練開始。』
最初の白黒どうこうは例えばUndertaleのアズゴアと戦う場所、あんな感じを想像してくれればいいです。




