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職業Ⅱ・⑬ 小型軍出没

「シァァァァァッ」

「何っ!?」


 後ろから聞こえた音に俺は振り返る。

 セアも同じ反応をしたようだ。


 だが、モンスターの前で後ろを向くなどあまりにも危険な行為だった。


 どこにそんな体力が残っていたのか、リタントが立ち上がってセアに麻痺攻撃を繰り出す。


「きゃぁっ」


 セアが麻痺攻撃を受けて倒れる。




 そして、迷惑なこの音の正体は、リタントの小型体だった。


 群れになって出てくる。

 リタントをボスにして、こいつらが群れているのか。


 倒れそうになったリタントが呼んだのか。


 俺たちの気付かない間にフェロモンでも出していたのか。


 小型体の一匹一匹は大した強さではない。簡単に倒せる。


 しかし、これだけの群れとなると十分な脅威となり得る。



「リタントの小型体、タントよ! 群れで襲われると脅威なの!」


 麻痺から立ち直ったセアが叫ぶ。そんなことはわかっている。いまさら言ったってな。




 俺は棒を振って氷を撒く。これでタントを足止めできる。


 だが、それだけでは足りず、回り込んで来るタントもたくさんいた。


 セアがリタントを足止めして俺がタントに集中できるようにしているのだが、もう限界だ。


 何とかしてタントを排除する必要がある。



 何か――。


 他の攻撃方法を――。



「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ」


 セアがリタントの攻撃を受け叫ぶ。

 助けに行きたいが、俺はリタントに囲まれ動けない。


 このままでは、リタントの討伐も、生きて帰ることすら厳しい。


 やばい。






さぁどうやってこの状況を切り抜けるんでしょうね(←作者でもわからない)。

何とかして脱出してもらわないと続きが描けなくて困るので無理にでも脱出してもらいます。


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