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職業Ⅱ・⑩ 発見

 俺たちは再度リタントに遭遇した。


「行きますっ」


 セアが斬り込んで行く。


 俺も赤、青で雲をつくって黄色の棒で雷を落とす。

 振り方の関係か雷が前よりも強力だ。


 雲は一回雷を落としただけでは消えないので電気を当てて何度も雷を落とす。


 セアが双剣で斬撃を繰り出す。


 斬る、斬る、雷。斬る、斬る、雷。



 俺たちの連撃を受けリタントが一瞬怯んだ。

 その隙を無駄にする俺たちではない。


 セアは斬撃の手を強め、俺は棒を強く振るう。


 リタントが立ち上がる。


 尻に当たる部分を突き出してくるようだ。


 何をする気だろう――。


「セア避けろ!」


 麻痺攻撃だ。

 村で聞いた情報を思い出しセアに向かって叫ぶ。


 セアは運よく避けきることが出来た。


 ああやって攻撃するのか。


 俺はともかくあの状態ではセアが斬り込めない。

 それに、俺の出した雲はリタントの動きで吹き飛ばされてしまった。


 もう一度雲をつくって雷を落としてみる。


 効いてはいるようだが、そう簡単には怯んでくれない。


 セアが果敢にも斬り込む。



 リタントが体を動かした。

 尻がセアに軽く当たる。


「きゃぁぁぁっ」


 リタントの前でセアは麻痺して倒れた。


「くそっ」


 モンスターの前で倒れている状況は危険極まりない。

 少しでも注意を引くために攻撃を増やす。


 しかし、リタントは自分の麻痺させたセアに集中していて、俺には見向きもしない。


 リタントがセアを追い詰める。



 やばいっ




 思いつきで白い棒を振ってみる。

 閃光で目が見えなくなれば――。


「キシャァァァッ」


 閃光に目がくらんで怯むリタント。


 同時に麻痺から立ち直ったセアは、この隙を無駄にしないよう斬撃を繰り出す。


 俺は吹き飛ばされた雲をもう一度つくるために青い棒を振る。


 温度がかなり低かったのか、白い氷が落ちる。


 白……?




 そうかっ!


 青い棒と白い棒を一緒に持って振る。


 雪――。


 リタントの弱点、氷属性は、こうやって出せる!

説明書より

「一部の棒は一定条件を満たすことで別の効果を出すことができる。」


これのことだったんですね(←自分で設定した)。


評価・感想と、これからもよろしくお願いします。

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