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ドリンクholic  作者: 鹿目
三章
6/12

使う方と使われる方

「日本東電力株式会社」のDMをおくってくれた「サリナ」さんはどうやら父親と参加しているようだ。

「サリナ父」は以前サラリーマンだったが、「ドリンクを飲んだ人達」は風当たりがきつく、職場環境も影響して自主退職を促されたそうだ。そして生活費の為この仕事に応募したという経緯を聞いた。

僕は「サリナ」さんの紹介から実際に仕事に関わることにした。


 仕事は朝の5時から始まり17時に終わる。僕たちの仕事は「核燃料の処理」や「停止中の原子力発電所の解体」をする。作業員たちは駅前に電力会社のバスが来るのでそれに乗り、原子力発電所まで向かう。人気のない所まで行くので、かなり時間がかかる。

バスの中では「サリナ」さん本人と「サリナ父」と面会した。


サリナ 「あなたがプルトン?」

プルトン「プルトンはかっこいいかなて思って付けました。名前はひまにち(暇日)です。よろしくお願いします。」

サリナ 「藤田さりなって言いますよろしくっっ」


    「っっ」って何だろう


サリナ父「サリナの父です、君がヒーローごっこをしている子ってサリナから聞いたよ。熱心だね。」

プルトン「そうです、あまり身バレは良くないので他言無用でお願いしますね。」

サリナ父「僕らは生活費を稼ぐ為に参加していて僕は日曜以外毎日なんだけど、サリナは土曜だけ参加しているんだ。」

サリナ父「僕としては薦めたくなかったが、お父さんだけは心配らしくて」

サリナ 「サリナはお父さんにいなくなられちゃこまるしっっ、1週間前だって体調悪くして2日間入院してたし本当は医者に止められてるの。サリナとしては別の仕事をしてほしいのっ」


サリナちゃんのお父さんは仕事を探している。原子力の仕事は高給で生活を支えられているが、別の仕事だと生活費や学費を支えられないのではと思いなかなかやめづらいそうだ。

サリナちゃんは高校の3年という大切な時期なので、せめて大学に行かしてあげたいとかんがえていた。


プルトン「ここに勤めて長いんですか?」

サリナ父「1か月前からかな、サリナは2週間前かな」


会話が続いて、4時間程で現地についた

社員  「すみません、ここから2つのグループに分かれてもらいます」

原子炉の解体班と放射線廃棄物を処理する班の二つ。僕とサリナちゃんは原子炉の解体に分けられ、サリナ父と別れてしまった。

仕事は機械を動かして危ない「デブリ」というものを取り出す仕事だ。

もちろん危険な仕事とはいえロボットを遠隔操作する仕事だ。

そんなこんなで5日間続けていった。

そして6日目、訳がありサリナ父と作業をする時間がズレて僕とサリナと同じバスに乗る頃、原子力発電所の方で爆音がした。明かりは少し青く見えた。

書くのが遅くてすみません

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