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ドリンクholic  作者: 鹿目
五章
16/18

柿食えクマ4(終)

森から近くの3つの町、森から近い順で「グリーンヒルズ、グリーンシティ、えぞらタウン」

それらを繋ぐ「赤日照り通り」

「グリーンヒルズ」で「赤日照り通り」が通る中心地「グリヒルゾーン」

「グリーンシティ」で「赤日照り通り」が通る中心地「グリシティゾーン」

「えぞらタウン」で「赤日照り通り」が通る中心地「えぞらゾーン」

3つの要所

要所は繁華街で餌も人も豊富にある。

サリナ「暇日、腕大丈夫?」

プルトン「サリナ来てくれたの?うれしいなぁ」

サリナ「腕食べられちゃったって聞いたよ、クマ相手に無茶しちゃってさぁ」

プルトン「ほんとめっちゃ痛かった!」

サリナ「クマにがぶっとケン〇ッキーみたいだね!(笑)冗談だよ?」

プルトン「エッグいこと言うね(苦笑)」

サリナ「ごめんね、サリナももう片方の腕がぶっとしちゃおうかな~」

プルトン「ちょっとしてほしいかも」

サリナ「いや、しないからっ」

プルトン「ざんねん」

サリナ「お父さんがね、退院して。まだ正式雇用ではないらしいんだけど、アルバイトみたいな感じで仕事しててさ、会社の人から柿をもらって、家にまだいっぱいあったからあげる!」

プルトン「うれしいな 食べたいわ」

サリナ「はいあらかじめ切っといたから」

食べながら自分のために柿を持ってきてくれたうれしさを感じていた。

サリナ「何もできない時って焦るよね、何かしないといけないと思いこんでさ何もできない自分を責めるの。」

プルトン「わかるよ」

サリナ「何しても落ち着かないからさ、好きなことやってちょっと気を紛らわせてでもふと頭にちらついてきてさそれの繰り返しなの」

プルトン「今がそんな感じかな」

サリナ「音楽とか聴いたりする?」

プルトン「するよ、一人暮らしだとさ音が無いと寂しいから。」

サリナ「そうなんだ、サリナさたまに音楽に浸るんだよね」

プルトン「そうなの?なに聴くの?」

サリナ「昔はアイドルの曲聞いてたけど、今は昔の女の歌手とか、浸る感じのロックとか」

プルトン「わかる、昔の歌とか、ロックとか沁みるんだよね」

サリナ「そう!自分を等身大でわかってくれるというかさ」

プルトン「わかる無理に自分のテンションを上げたりするんじゃなくて優しいよね」

サリナ「私は今聞いてるバンドは蒼白花そうはくはなっていうバンドなんだけど、暇日も興味あるなら聞いてみてよ」

プルトン「じゃあさ今聴こうよ」

好きなメロディの部分や歌詞の意味とかを喋りあった。

プルトン「あのさ今度さ、CDショップとか行ってみない?」

サリナ「いいじゃん面白そう!」


サリナが帰って一人になったときサリナの余韻を楽しんでいた、

病室のテレビでは、山に食べ物がなくなり、人里へ下りてくるクマの特集が流れていた。

柿農家はクマに食べられないよう、来る前に柿を収穫し、売り、配るという。


柿を食べながら思った。

この一つは、本来、飢えたクマが生き延びるために探していたものではなかったか。

それを人間が「先に」奪い、満腹のまま食べ、時には無駄にしてしまう。

必要な分だけ食べるならまだいい。

だが余らせ、腐らせるくらいなら、それは生きようとする命から食べ物を奪っているだけではないのか。

そんな気持ちになった。


クマもクマじゃないか

人間をここ数日で何人殺して傷つけたか、互いに命や資源を潰しあって

どこに落ち着けばいい

人間も人間で、クマの怖さを知らず「無駄に殺生をするな」というが

そんなぬるい相手だなんて目の前にしてみじんも思えないぞ!


こんなのは自分一人で抱える物じゃない事は分かる。でも関わった以上無関係でもいられない。

自分で自分が辛気臭いな。


--えぞらタウン--


グリーンシティから後退し、グレーンシティは壊滅状態だ。避難者も一部救助したが、住宅街はヘリも出動させるのは難しい。警察と自衛隊の誘導で避難者を移動させた。死傷者は14人、行方不明者5名と芳しくない。

課長「人員は救助で精いっぱいだ、残念ながら強力な武器も流れ弾で住民を傷つける可能性がある。我々にはやりにくい、いい手はないか?カミキ」

カミキ「あります、いいとは言えませんが、なんせ初めて使いますから。」

課長「なんだ?とっておきか?」

カミキ「はい、「レールガン」です。」

課長「説明してもらえるか?」


「レールガン」

25000kW以上の電圧を利用する。

以下の電圧でも出力可能だが連続で放つことはできない、威力もその分下がる。

放射する弾は金属片でなければならない。


課長「わかった一発にかけるぞ」

カミキ「お願いします、電力を供給するために電柱の電気を貰います。」

課長「導線か、ワイヤーを取ってくる。」


ワイヤーを電線に引っ掛け電気を供給する。

そしてひっかけた。

カミキは強烈な痛みを食らい電気を補給する。

手を放したいのに皮膚がただれて神経も言う事を聞かない。

声を上げたいのにそれすらもできない。

電気の衝撃で体が震える衝撃を利用して、腕を振り切って無理やり外した。


カミキ「死ぬかと思った。」


課長「真っすぐな道を作れ、脇道を封鎖しろ。」


以前盗んだネジがここで活きることになるとは


カミキ「いきます!」


体にたまった電気に耐えるのもつらい。

左腕をクマに向ける。

ネジを肘から手の甲へ押し付けながら滑らせる。

そしてネジを放つ。


一直線に放たれたネジは6600Vの電圧を纏いクマたちに放たれた。

先頭にいた喋るクマの口を貫通し、後ろのクマの頭や胴体を貫通し、周囲のクマは感電して泡を吹いて死んだ。


この一発を放つために周囲の町は停電した。

クマがどうなったか、人は避難したかもうどうでもいいと思うほど限界だった。

そして意識が消えた。


課長「緊急だ救急車を派遣しろ。任務は終了だ、クマの死体と気絶したクマを運べ」


その後研究所や保健所に運ばれた。


--えぞらタウンのどこか--

無線にて

ケン「持っていくか、あのクマ」

仲間1「あぁ、車を襲撃中です。」

ケン「頼むぞ、卓也」

拓哉(仲間1)「わかってらぁ!」

皮膚を固い皮膚に何重にも纏い、車両のフロントを破壊した。

運転手と助手席の男を殴って気絶させた。

車両を奪い喋るクマを乗せたまま、姿を消した。


--病院--

カミキ「俺もここに来ちまったか」

プルトン「ようこそ」

カミキ「警察から今後とも特設の部署の協力者として協力してほしいといわれた。俺ら二人で」

プルトン「そうかぁ」

ニュースでクマやってたんで話にしたけど、もうニュースで取り上げられてないですね。

やってるうちに終わらせたかったです。終わったんでいいですけど

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