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明日から新しい仕事を始めるため、もしかしたら投稿が遅れるかもしれない…m(_ _)m
ーガタガタゴト………ガタン、ガタガタゴト…
馬車で移動するのは何年振りかな…このくらいの距離なら馬車を使うより走った方が速いのだ。しかし、今日はそれが出来ない。何故なら父上がとても嬉しそうに一緒に馬車に乗っているからね…
「ルーナ、乗り心地はどうかな?王都で一番いい馬車を選んだつもりだけど、辛くないかい?辛くなったら何時でも言うんだよ?…ローウェル、お前は何をしているんだ…」
「いえ、久しぶりに王都に戻るので腕が鈍っていないかを試そうと思いまして」
"夜の黒蝶"の長に7年育てられて、8歳を迎えたので実家の方で貴族としての心得等を遅れながら学ぶこととなった。ある程度は勉強したから心配はないかと思うけれど、殆どが独学だった為少し不安だ。何より一日中勉強付けにされたら困るのだ…お婆ちゃんの所を離れても、私は既に夜の黒蝶の一員だ。頻度は減るだろうが仕事の依頼は相変わらず来るらしい…ローウェル兄様も一員になってしまったけれど、王宮の魔術研究所にも所属する事になった。これは是非にと研究所の責任者が皇帝に志願したらしい…
「いやいや、その杖を何故父である俺に向けるんだ…やめろ」
「嫌だなぁ父上、僕はただ虫を殺そうとしただけですよ」
お兄様…父上は虫じゃないぞ。というか、この2年でローウェル兄様はとても変わった。今年で16歳になって背も伸び、魔法以外でも鍛えているから細マッチョになっている。顔は日に日に父に似てきているが、本人はそれが嫌らしい。まぁ、父程にはガッチリした体型にはならないだろうけど…
「…お前は小さい頃はあんなに素直で可愛かったのにな…ルーナは、ああなってはダメだぞ?」
王都まで馬車で一週間程で着く。その間、久しぶりに平和過ぎる道のりを呆れながらであってもかなり楽しめた。屋敷で待ち受ける者が居る事をすっかり忘れていた……
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「ラウラ様、旦那様とご子息…お嬢様がもうすぐ戻られます。いかが致しますか?」
「マリー…貴女はとても気が利く子ね。けれど、今はまだ何もしなくていいわ。噂に聞くあの子は中々に聡い…消えるのなら自然にじゃないとロビルソンが傷ついてしまう…それだけは許せない」
「かしこまりました。では、監視の方を致しましょうか?」
「ええ…お願いね。母からはとても才能があると言われているけれど、たかが子供…まだ大したことないでしょうね」
「はい」
この呪いを絶ち切るには…やはりあの子を消すしかない。私は暗殺者になんてなりたくなかった…それなのに…賭けに負けてしまった。けれど私はこれで終わらせる気はない…
「待っていなさい…必ず消して見せる」
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