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短めです…出来たら今日また投稿します
遺跡に入ってから襲い来る罠が沢山あって、これは一般人には明らかに無理ゲーだと直ぐに理解した。術式が幾重にもなっていて、知識と力が無ければ直ぐにでも死んでしまうような環境なのだ。人の気配や殺気などには敏感何だけど……何故か入ってから罠に掛かりまくっている…足をふむ出したら仕掛けてあった罠のブロックに躓き槍が飛んできたり、壁の絵が気になり触ったら氷の杭が飛んできたりとかで散々な目にあっている……だが、ちょっとだけ楽しい!
「…えっと、ソルテ?そろそろ下ろしてくれないかなぁ?」
「断る」
「るーちゃんは今回動かないで…本当にお願い…只でさえここ作りが面倒なのに、何で片っ端から罠に掛かりに行くんだろう……」
最終的にソルテに片手で抱えられ、進むために解く術式はレインが引き受ける形となった。そして、先程から罠の応酬は無くなっていた。おかしい…先程までだいぶスリリングに進んでいたのに…
暫く進んだ先に一際大きな部屋?にたどり着き、止まる。
この部屋は異常だった。あまりにも美しく清潔だったのだ。天井から壁や床などに施された魔方陣が美しい!沢山の術がカラフルに絡み合っていて、それでいて調和されている。思わず見惚れてしまう程の完成度だ。
「…僕、嫌な予感がするんだけど」
「奇遇だな…我もだ…」
「わぁあ、凄いっ!」
こんなに綺麗な所に出たのに、何故か2人とも複雑そうな顔をしている。ここに何かあるのは明白だが、何となく危険は無いだろうと思っていたが……
「えっ?」
急な浮遊感を感じたと思ったら、ソルテもレインもいなくなっていた……ついでに先程の部屋でもなく、見知らぬ部屋だった。というより、寝室のようだ。そして無駄にでかい。
「えっと?」
周りをざっと見まして、この部屋の主はとても裕福であることが伺えられる。だが、それは今どうでもよかったな。遺跡の中では無いこと良くわかった。2人ともはぐれてしまったし、取り敢えず探しにいかないと不味いだろう。魔界には無事着いたようで、取り敢えず一安心だな…
「探しに行くか」
我儘を言ってまで付いてきたのだ、これ以上迷惑をかけるのは忍びない…
「よし!さっそく探しに行こうかな!」
「なんだ、何か無くしたのか?」
自分に活を入れる様にいったら返事が来た…
バッと横を見ればソルテの人型に負けないくらいの美貌がそこにあった。
「え?」
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