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生まれ変わったら無敵だった件  作者: K.C
第2章
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二人を風呂場から追い出した後は洗濯を終わらせてから部屋に戻った。


「るーちゃん♪お帰り~!」


「遅かったんじゃないか…やはり次は連れていけ」


レインは結局あの後しつこく付きまとわされ、なし崩し的に私の部屋に居候している。ソルテみたく契約を結びたいといつも言ってくるけれど、ソルテがものすっごく反対をするからまだ保留にしてある。今は屋敷で私の従者みたいな位置にいる。実際屋敷にも部屋を持っているが、私が帰ってくると殆ど私の部屋にいる。結果的に私の物じゃない彼の私物が私の部屋に沢山ある。


「ただいま~」


ソルテは相変わらず私を鍛えているが、前より過保護になっている。修行をしていないとき以外はやたらと抱えたがるし、最近は料理に興味を持ったのか、この前狩ってきた獲物をどう料理すれば私が美味しく食べれるのか聞いてきた。これはいずれソルテに執事的なことを任せるようになれるかもしれないと思っている!因みに私の着る服も最近はソルテが選んでいる。今日の寝巻きは白に黒いレースを強調した浴衣みたいなものを着ている。


「今回のターゲットは骨がある奴だった?」


「ううん。今回も大したことなかったよ。罠を張って襲撃したらあっという間に倒しちゃった」


「当然だな」


ソルテは私を抱っこしながら自分の事のようにどや顔である…もう突っ込まないぞ…


「だけど…ちょっとおかしいと思うところはあったよ。あれだけの事をするにはもっと強力な相手の筈だった」


「成る程~…それで?」


「伯爵の裏には黒幕がいる。ただ、そいつは隠れるのがとても上手いようだよ」


シェンガード伯爵の屋敷に着いたときに感じた違和感…証拠や品も全部揃っているのに何か見落としている感覚がどうしても拭えない。何よりあれだけの悪行をしていたのなら護衛の者だってもっと付けていただろうし、もっと強い者を置くべきだ。それなのに、護衛は3人に只のチンピラだったのだ。彼らの他の部下達も似たようなもので、神殿にあった国宝を盗み出せる程の実力をもった輩ではなかった。


「何故そう思う?任務は遂行出来たのだろう?」


「そうだけど…なんか嫌な予感がするんだよ」


「まぁ…るーちゃんが気になっているなら僕も調べてみるよ!」


「ありがと、頼りにしてるねレイン」


「ふふん♪いい情報を持ってきたら今度こそ契約を「そんなことより、ルーナ疲れているだろう。もう休んだ方がいいぞ」


……ソルテ、最後まで言わせてあげてよ。見ていてちょっとだけ可哀想になってきた…


「ふふふふふ……覚えてろよ、ソルテ♪」


「っふん!キサマに我が主は渡さん」


「僕は諦めが悪いからね~♪」


「諦めろ、鬱陶しい」


とまぁ…いつものが始まったところで今日は確かにもう休んだ方がいいだろう。明日はアジトに行って様子を見てこなきゃだし、精霊達の問題も少し取りかかろうと思っている。


あの夢を見てから2年の月日が経ったけど、未だに殆ど何もできていない状態だ。4大精霊達とこの領に住んでいる精霊達は、私が近くにいることで力がみなぎると言ってくれる。けれど、他の領に行くことが多くなった私は精霊達の衰弱をより深く知ることとなった。


私は貴族階級だし王都に住んで居たこともあって食べるのに困った事にはならなかったが、ソルヴィエール領以外はかなり土地が年々に痩せていって近い将来には飢饉が起きてもおかしくない状態になっている。


「はいはい、ソルテもレインも仲良しね」


「「違うっ!」」


「息もぴったりじゃん」


「ぐぬぬぬ…」


「真似しないでよっ」


「それはこっちの台詞だ!」


「はいはーい、静かにね~?じゃないと2人とも部屋から追い出すから」


ニッコリ笑って言えばこれで彼らの喧嘩は大抵収まる。


「一時休戦だ」


「そうだね…るーちゃんに嫌われたくないし」


実は私の部屋も結界以外に色々と魔法で改造してある。鏡にはゲートを作って、アジトの部屋に繋がる道と鏡の中には入れば鏡がある場所の様子を視れるようにした。後は3人で過ごすには部屋が小さくなってしまうので、空間魔法で広さを拡張した。風呂場にもシャワーとかも付けた。問題はローウェル兄様が私の部屋に来たいのに、1度も入れてあげられないことだ。


ソルテは猫の姿になって一緒のベッドで寝ているが、レインはそのまま一緒に布団を被って寝ている。部屋は夜になると涼しくなる魔法を掛けているからいいけど、そうじゃなかったら暑すぎだと思う。ベッドが大きいのも幸いした。3人で寝ていても、余るくらいだからちょうどいい!


「おやすみソルテ、レイン」


「ああ、おやすみ」


「おやすみ~」


何だかんだ言って、この2人も寝付きがいいからいつも私より先に寝ている……









読んでくださりありがとうございます!ブックマークや評価をしていただけると作者のやる気が上がります(笑)よろしくお願いいたします!


最近頑張ってトレーニングしたら酷い筋肉痛になってしまって、歩くことすらままなりません…薬を貼っても飲んでも効果がなくて、私もリアルに回復魔法が欲しいです!

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