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超絶に眠いです…明日はもうちょっと長く書きます(+.+)(-.-)(_ _)..zzZZ
「先ずは今の状況を説明せい…」
「あ、はい…ソルテは私の使い魔になりました!」
「断る」
即答だった!でも…負けないんだから!
「うーん…でも、もう主従の誓約は成されたから今更断れないよ?」
「それがあり得んのだ!我は一方的に誓約が結ばれる程弱くはない!第一誰にも下ることはせん!お前のようなひ弱なガキは尚更だ」
むむっ!私は弱くないぞ!
「私だって弱くない!なんなら勝負する?」
「っふん!望むところだ」
「なら負けた方は罰ゲームね」
「よかろう…我を使役したこと後悔させてやる」
お互い戦闘体勢になる…私は普段通り出来るだけ自然体のまま構える。ソルテも特に変わった様子もなく、ただこちらを注意深く観察していた。
勝負は一瞬だった…
ソルテは気が付いたら肩に乗っていて、その小さな爪は私の首を薄く切っていた……血が流れて初めて負けたことに気がついた!
正直全く目に見えていなかった……やはり最初に会ったときの恐怖は間違いじゃなかった!ソルテは小さくなっても、恐ろしく強い…
「わかったか?ひ弱な人間の子よ」
ソルテは自信満々で言い切り爪に付いた私の血を舐める…その姿は小さいながらも獲物を狙う捕食者そのものであった…
「……ルーナ。名前はルーナなの…」
「そんなことはどうでもいい…我の力は良くわかっただろう?恐ろしいか?恐ろしいだろう!?我とてお前の子守りなどやるつもりはない」
「…子守りじゃないし、怖くない!」
「…そう言えば負けた方は罰ゲームとやらをするんだったな?」
ソルテは目をすーっと細めて私を見た。ちょっとさっきの自分殴りたい!嫌な予感がするんだけど!
「…………そうだっけ?」
「しらばっくれるな……そうだな、ではお前が最も苦手なものはなんだ?教えろ」
「っえ?…虫とか?」
「わかった…」
あれ?もっと無茶ぶりをするかと思っていたら意外に普通なことを聞いてくる。その為私はもっと慎重に答えるべきだった。普通に答えてしまったことを、後から後悔することになるとはこの時はわからなかった………
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