第四話 : 初めてのおつかいオブ・ザ・デッド 前編
うわああ、妙に文が長くなって、話が二分割になってしまいました!
それではどうぞ!
今日は皆におれの妹の話をしてあげよう。
……いや、させて下さい。
そして我が妹、アカリの素晴らしさを皆様に知って戴きたいのです。
明宮ヒカリことおれの妹、明宮アカリは、ハイスペックである。
何度か話には出てるかもしれないけど、本当にスペックが高い。
アカリは家事や勉学ひとつ取っても、おれより遥かに上回っている。
だが。
それら以上にアカリはこと『強さ』においてべらぼうにハイスペックなんだ。
もうおれなんか話にならないレベルだ。
おれが十人ほど集まって襲いかかったとしても、アカリは一瞬で全員を黙らせるだろう。
束になった明宮兄なんて、イィーッと裏声で叫んで跳びかかっていくショッカーの如き有り様だ。
完全に雑魚扱いである。
ちなみに多分アカリなら、その後に出てくる本命の怪人でも速攻で爆発させる。
特撮アニメが五分で終わってしまう。
その強さは実生活でも遺憾なく発揮され、ぼやっとしてるおれに誘蛾灯のガのように近づいて絡んでくる不良や怪しい人を牽制で遠ざけたりなんていう芸当も出来る。
小学校の高学年の頃は、一年上の先輩の小学生が校庭の一角で平和に遊んでいたおれらによく判らない因縁を付けてきたりもした。
人間、子どもの時は自分の行動によって他の子がどうなるか、という事が判らず、他人に対して幾らでも残酷になってしまえるもの。
おれは妹やその下の低学年の子を守ろうとしたけれど、すぐに複数人の上級生にぼっこぼこにされて地面にスヤァとなった。
だが、それを見たアカリがキレた。
その後の様子を見れなかったおれは、起きてから度肝を抜かすことになる。
なんと明宮さんちのお兄さんがが目を覚ますと、起きたその目の前で上級生が全員青ざめながらDOGEZAをしていたのだ。
しかも上級生のうち一人は頭が地面にめり込んで気を付けの姿勢になっていた。
今でもどうやったのか判らない。
事態を一部始終見ていた他の下級生の子によると、
「ターミ○ーターみたいだった」
と震えながら一言だけ感想を述べた。
シュワちゃんも溶鉱炉に戻っていくほどの恐ろしさだったらしい。
そして、彼女は高校になって部活に入った。
どこに入部したかって?
空手部である。
おれは反対した。
猛反対した。
アカリはもうそれ以上強くならなくていいと。
もう充分だと。
もしかしてアカリさんあなた、「私より強い人を探しに行く」とかそんなこと言っちゃう感じ? やめろよほら木人でもパンチングマシーンでもここに居るじゃないかさあほら寝技を仕掛けて来いよほら早く、ほらほら早く!! と。
そういうおれの切実なる願いは、非情にも一発の脳天唐竹割りで封じられてしまった。
にじり寄っていたおれはつむじの辺りにクリティカルヒットを受けてうつぶせに倒れ地面と寝技をかまし、ああ父さんのスーフ○ミもアカリはこの一撃で壊していたな、と走馬灯がよぎった。
おれとマイダディ二人で仕事と中学校ほっぽり出して徹夜でゲームしていた翌日の事を思い出したのだ。
おれは妹が凶悪な運動部に入ってしまうのを、去っていくおしんを泣きながら追う母親のように手を伸ばすことしか出来なかった。
兄は弱かった。
おれの体を張った引き止めはあえなく失敗してしまったのだ。
そしてアカリは高校三年間をを女子空手部で過ごし、意外にも部内でそう活躍もせず、大会に出ても一回戦二回戦程で勝ち止まるくらいの成績で卒業してしまう。
おれは最初押し切られてからは自身が妹の部活を応援することに決め、大会の時ももちろん応援に行っていた。
あまり自分の事は優先しない妹が、珍しく我を通したのだ。
それならと自分を納得させ、おれは例えアカリがZからGTに進化してしまうとしても見守ろうと決意していたのだ。
そして周りの人(部員)がドン引きするくらいの大声で応援して係員に注意されたりもしたのだが、そのおれにもこの結果は意外だ。
だが、聞いてみたところ本人曰く「これでいいの」との事。
なのでおれはそれ以上は追及することもなく話題を切り上げ、春休みに近所に買い物に行ったついでにいつも通りおれに絡んでくる不良達をいつも通り一蹴する妹を感謝の念を込めて見ていた。
まあ、なぜそんなに強くなっちゃったのよって感じではあるが。
でも、そんな我が妹でも勝てない物がある。
それはヘビだ。
アカリは、ヘビが苦手なのだ。
あれはアカリが小学校に入りたてのころ、うちの母親が近くのフリーマーケットに参加して来た日のその次の日の事。
母はフリマから帰ってきた時も安かったから買ってきた、という古着やら人形やらを持っていたのだが。
その人形の中の一つを、サンタ気分で夜の間に妹のベッドの横にこっそり忍ばせておいたのだ。
人形が普通のくまやらネコやらくまモ○ならばまだ良かった。
だが、我が母はお茶目、というには少々度の過ぎたお人であり。
可愛げがある、というには少々悪戯心が溢れる御仁であり。
もうお分かりだろう。
母は夜の間に、妹の枕元に人形、それもヘビの人形を仕込んでおいたのである。
しかも矢鱈と精巧な、鱗の一つからちろっと出る赤い舌まで観察できる程のゴム人形だ。
とんでもねえサンタだった。
なぜよりにも寄ってそれをチョイスしたんだサンタ、というかなんでフリマにそんなもんあったんだサンタ、一体どこにそんな人形の需要があるんだサンタと言うのも後の祭り。
結論から先に。
次の日の朝起きて、横にいるヘビを見たまだ六歳になったばかりの可哀想なアカリは、泣いた。
それはもう、悲鳴を上げて泣いた。
この世の終わりのように泣いた。
泣いた上で暴れ、ベッド近くの壁にヘッドバッドをかまして大穴を開けた。
そしておれは大声が聞こえ目を覚ました。と同時にベッドの枕元で炸裂音も聞いた。
頭上を向くと、薄い壁が壊れ、合間から妹の頭が出ているのが見えていた。
この世の終わりかと思った。
既にこの時から妹のバカ力の片鱗は現れていたのである。
数刻後、事態は一段落し、妹は沈静化された。
日曜の朝からおれと父は対処に追われぐったりし、母は普通に自室で寝こけていた。
おれが母さんを糾弾しようとすると、父さんは「カスミはお茶目だからなぁ〜」と言って笑った。
今でもなんで親父があのタイミングでのろけられたのかが疑問である。
あとそのセリフは 目の周りに青アザ(妹によるもの)を作って言うものじゃないと思う。
そこから十年は経った今では、もう懐かしい笑い話の類ではあるが、その時の事件の傷跡はおれとアカリの部屋のトンネルと、アカリのヘビ恐怖症として残っている。
おれは実家に戻って自室の部屋でトンネルを見るたびにこの事を思い出すのだが、それはまあ置いといて。
こう長々と話して何が言いたかったのかと言うと。もちろんアカリの可愛さを知ってもらいたいのもあるが。
おれよりも強いアカリでも苦手なものがある、という事に尽きる。
おれは別にヘビは苦手じゃない。
その点に置いては、妹よりもおれが優っている珍しいケースだと言える、が。
たまに家の前にヘビが出た時は、アカリに頼まれてニョロっとしたのを追い払ったりもしていたのだが。
そんなおれでも。
五匹同時はムリだ。
「うおぉぉおおおおお!!」
目の前に迫って来た一匹のヘビに太い木の棒を振り下ろす!
だが、相手の体格が小さい所為もあって、空振りになってしまう!
(多少の牽制にはなった、けど!)
おれの攻撃後の隙をついて、別の一匹が斜めからシュルシュルと近寄ってくる。
「らあっ!」
気合いを込めて一声。
地面に付いた棒を横に引っ掛けるようにして薙ぎ払う。
ドシッと音がしてそちらのヘビの頭部にクリーンヒット。そいつは茂みの奥の方へ吹っ飛んでいって姿が見えなくなった。
だがおれにはそちらを気にする余裕が一切無い。全く無い。
出来るだけ多くの敵が視界に入るように注意を向け、油断なく棒を両手で構える。
相手らもこちらの隙を伺うよう双眸を細めて睨んでくる。
その不気味に赤く光る目の数、四対八個。
体長はまばらだが、どれも一メートルに余裕で届く程。
おれの目の前には先ほど弾き飛ばした一体を含めて、計五体の赤いヘビが地面を這いずって迫っていた。
…………勝てるだろうか?
どうしてこんなことになったのか。
あの後袋を無事に借りたおれは、クエスト達成のために必要な薬草を探して平原をてくてくと歩いていた。
平原は広かった。
なにしろ街の西門を出た途端、景色が唐突にひらけて遠くの森や山が見え、おれの足元にある街道が遥か遠くまで続いてるのが判るくらいに向こうを見渡すことが出来たのだ。
日本ではそうそう見ることの無い景色だろう。
薬草という程なんだから草は草だろうと、その中でも草の生い茂ってそうな場所に当たりを付けておれは北西に歩き出したのである。
歩いた先の方角には鬱蒼とした森があり、その森の手前には草花が茂り緑の濃い草原があった。
これを目指して進んでいたのだ。
街を出る前に聞いた「森は蛇が出てくるから危険だ」という話も二度に渡って耳にし、かなり警戒してもいたのだがそれはそれ。
森への方向以外に平原には他に草むらがあるようにも見えなかった、という理由で、おれは森に入らなければ大丈夫だろ! と軽い気持ちでスキップ混じりに進んでいった。
街道上には街から出て行く馬車が一台見える程度でRPGには特有のフィールドを歩いていると出てくるモンスター、なんてのも全く見当たらなかったのだ。
正直拍子抜けな感もあった事は否めない。
あとは、問題のヘビが出たとしても日本で見た程度のものだったらおれ一人でもなんとかなるだろうし、異世界バリバリの魔物チックなヘビが現れたとしてもおれの五十メートル7秒半の中途半端な駿足で逃げられるだろうとも思ったのである。
……まあ結局、それらが全部油断になってしまったのだけれど。
そうしてのそのそと草むらに着いたおれは、早速と手配書代わりのクエスト依頼書に書かれた絵を見つつ、ウォーリーよろしく薬草を探し始めた。
目標の薬草、『ゼンノ草』は一見そこらの雑草と変わらないひょろっとした植物だが、よく見ると葉の葉脈部分が青くなっており、茎を折って中を見ると青い筋が見えるらしい。
それっぽい物を探して草むらを探すことおよそ五分。
すぐにこの場所がビンゴであり、草原の隅の方に全体的に青っぽい一画があるのを発見した。
ゼンノ草の群生地が存在していたのだ。
おれは、ひゃああと喜び勇んで群生地に近寄り、必要な量のゼンノ草を根本から引っこ抜き、根の土をキレイに落としてから背負っていたズタ袋にほいほいと放り込んでいった。
どう考えても迂闊も良いところである。
必要な量はおよそ二十本から三十本程あれば充分です、と依頼書にはあった。
ので、念の為に三十を少し超えるくらいの草を採っておいた。
そして後は手を付けず、群生地のまま残しておく。こうして異世界の自然環境は守られるのだ。
平原から街に戻って施療院に届けるまでの距離を考えても、そこまで時間は掛からないだろうし、ゼンノ草が萎びて使い物にならなくなってしまうということもまあ無いだろう。
ところで施療院ってなんだろうな。日本では聞き覚えのないような単語だけれども。
字面から言えばやはり病院のようなものだろうか。
でも言葉からは病院ほど大きい物だと言う印象は無いな。クリニック的な感じだろうか。
そういう施設だからこそ、おれが今採っていたような薬草が必要だったのだろう。帰ったらこの草をどんな風に使うのか聞いてみても良いかもな。
帰ったら、と言うなら、街に帰ってクエスト達成の報告をすれば、おれは晴れて冒険者、異世界での身分をある程度保証される。しかも任務達成報酬まで付いてくるのだ。
何に報酬を使おうか、ムダ使いは出来ないけど身の回りの装備を整えるくらいなら出来るだろう。
なにせおれは中学高校を月千五百円の小遣いで(強制的に)やりくりしてきた男だぜ?
なーんて益体もない事を考えつつ、草の貯まった袋を背負って帰ろうとすると。
すぐこの場所がビンゴであり、草原の隅の方に赤っぽい一画があるのを発見した。
真っ赤なヘビの群生地が存在していたのだ。
おれは引きつった顔で群生地から急いで遠ざかり、必要な荷物のズタ袋を持ち、足音を立てないようにしながら後ろ向きにムーンウォークしていった。
敢えてムーンウォークした理由は誰にも判らない。
ていうかヘビが居るとは聞いていたけど、ちょっと数多くないかな!?
一匹くらいだったらなんとかなるかもしれないけど!
遠くから見たら午後の陽光の差す野原でムーンウォークしている変人の姿が見えたかもしれない。が、本人は至って真面目にやっていた。真面目に逃げ出そうとしていた。
だが、現実は非情であり。
ヘビが森でなく野原に居たのも複数匹居たのも。
今となってはおれのLUC値が0であるためか、ただタイミングが悪かっただけなのかは判らないが。
ヤツラの内の一匹が、ふとこちらを向いた。
そしておれを見た。
固まるおれ。
たっぷり五秒は経過しただろうか。
今回先に動いたのはおれだった。
おれは遂に耐え切れなくなり、右腕を伸ばして左腕で帽子を抑えるポーズをしたのだ。
完璧な「ポゥ!」のポーズである。
「キシャーーーーーー!」
「やっぱりダメだったか!!」
あれは背の高いスタイルの良い外人がやるからカッコ良いんだ!!
おれは結局何も誤魔化すことも出来ず、終いには唸り声を上げるヘビ。それに周りのヤツラも全員が気付き、おれを見た。
咄嗟におれはズタ袋を背負って元来た道を走って、途中で追い付かれ、その場にあった木の棒の内で一番頑丈そうな物を手に取って――――――、
今に至るのである。
「やめろっ、てっ!!」
「シューッ!」
また足元に近づいて来た別の一体を棒で突いて怯ませ、ヘビの群れから反転して走り出す。
すぐに向こうも追ってきた。
さっきからこの調子だ。
ヘビたちも、もう森からはだいぶ離れたというのにおれを執拗に襲って来ている。
普通のヘビ、日本に居たヘビならば縄張りに侵入されたならば怒りもするだろうが、ここまでしつっこく追ってくることは珍しい。
基本的に日本のヘビは大人しいのだ。
と、猛烈に嫌な予感がして、後ろを振り向く。
一体のヘビが口を開けて飛び掛かってきている!!
必死に棒でガードすると、丁度棒の端にヘビが喰らいついた。
ばきっ。
棒が、あっさり砕けた。
(ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!)
コレ結構硬い棒だぞ!? なんでそんな簡単に割れるんだ!?
砕けた棒を先の一体に突き刺して払い除け。
パニックになりそうな頭を無理やり考えることで抑えこむ。
間違いない、コイツらはこの異世界にしか存在しない化け物、魔物なのだ。そう考えないと今の噛み砕きの威力が説明できない。
おれは今、魔物と対面して戦っている。
つまりこれはもう既に、ゲームで言うところの『戦闘シーン』だ。
ただし、こちらは魔物と勇敢に戦う剣士や戦士では無い。ましてや『勇者』でも無い。
ただ別の世界から来ただけの一般人。
武器も無ければ防具なんてただのジーンズにパーカー。
愛と勇気と木の棒だけが友達な今の状況。
どうやって戦えっていうんだ!?
そう思った時!
おれの視界の片隅が光った。
何やらアイコンが出ており、それが点滅していたのだ。
(そうか! ステータス・アイがあった!)
何故か『勇者』の称号が無くても機能する能力、それがステータス・アイだった。
まあ半分壊れてるけど。
自分のステータス以外見れなくなってるけど。
おれが異世界に飛ばされてきて手に入れた物と言ったら、これくらいしかない!
というかこれ以外無い!
このタイミングで出てくるってことはどうにかして利用しろって事だ。
自分の能力値を見る以外に利用法が全く思い浮かばないけど、今はこれに賭ける!
目に意識を集中させて、アイを呼びだした。
シュウッと滑らかな駆動音が頭の中で響いて、デジタルな画面が網膜に映る。
画面が出ると、見慣れない物が見えた。
青白い文字で、『智識の眼』というロゴのような物が表示されたのだ。
だが、それは瞬きの内に消えた。
そしてロゴが消えると、次はまたこれも見覚えの無い、画面端にビックリマークのアイコンが出てきた。迷わず選択。
駆動音と共に画面が切り替わった。
《新着情報:『智識の眼』が起動しました。》
《新着情報:『解析』が智識の眼に追加されました。》
《新着情報:『大辞典』が追加されました。》
おおお、なんか凄い!
でもどう使うのか判らない!!
智識の眼、ワイズマンという単語はちょっと前にも見たな。タイトルロゴみたいなやつだ。
あれはこのステータス・アイの名前なのだろうか?
取り敢えずヘビから距離を取りつつ、先に大辞典を選んで開いた。
「うおおお、データベース!」
更に意味もなく叫ぶ。
ビィーッ!!
どっかで聞いたことのあるような音がした。
そして表示されるメッセージ。
《現在、何も記録されていません。》
「なんじゃそりゃああああああ!?」
思わず叫ぶ。
ヘビも対抗するようにシャアアと唸ったが、でも今お前はお呼びじゃない!
仕方ない、解析ならどうだ!?
必死の思いで切り替える。
もうキミだけが頼りなんだ!
「スキャン起動!!」
また特に叫ぶ理由は無いのだが、思いっきり掛け声を付ける。
きっとこういうのは気合いだ!
駆動音。
《解析の済んだデータを提示します》
《『スモールレッドボア』》
「お、おお?」
そう告げられた瞬間、目の前のヘビに注釈が付くように、文字が表示された。
四体全てのヘビにそれぞれおれが意識を向けると、順繰りにポップアップが出てくる。
一体ずつしか文字は出ないようだった。
文字は上から、HP、SP、MP……。
敵の能力値が表示されたのだ。
つまりワイズマンの言う『解析』とは、相手の状態や性質を調べる力を持っているのだ。
これを使って戦闘を有利に運べってことか!
まだ『MP』より下は見れないようだけど。
おれは、状況打開の糸口を探して一匹のヘビのステータス表示を見た!
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名前:スモールレッドボア
LV:10
HP:45
SP:23
MP:10
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素早く切り替えて、自分のステータスを見る!
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名前:アケミヤ ヒカリ
LV:1
HP:15
SP: 5
MP: 3
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………………。
わーお。
お気に入り登録してくださった方、小説の点数をつけてくださった方、有難う御座います。
もう感謝してもし足りない程です!
ではまた次回!
※書き漏らしが……。
次回更新は来週の月曜からを予定しています!