登場人物(総合)
山本 蔵人 (やまもと くらひと)……くらひと、黒、俺。異世界(多分)の男の記憶を持つ。戸籍はあるものの自分で把握していないため就職できず(本人もあまりする気はなく)、万年フリーター。自動ドアがお気に入り。ケーキはそんなに好きじゃない。
宮丘 緋呂 (みやおか ひいろ)……彼女、ひいろ、あたし。コンビニでのバイトは最終的に一番の古株になっていたが、就活に当たって辞めた。意外と趣味は乙女。なんだかんだ蔵人のことが大好き。
武上 四郎 (たけがみ しろう)……彼、しろう、おれ。ばかなお人好し。蔵人には戻ってきて実家の食堂を継いでほしかったが、本人にその気がなかったのであきらめた。
森下……たぶんすぐ結婚する。ギャルママ。緋呂とはとことん趣味があわないが、案外仲良くなれそうだった。
四郎の学友……腐男子。友人の腐女子のことが好きだったが、アプローチがわかりにくすぎて成就はしなかった。四郎とはながらく友人関係を続ける。
四郎の学友の友人……腐女子。たぶんずっと趣味に生きる。腐男子の四郎の友人から好意を向けられていることに終ぞ気がつかなかった。
武上 三郎 (たけがみ さぶろう)……昔気質で横暴。一人息子が跡を継がなさそうなことが内心ものすごく悲しいが、数年後思わぬところから跡継ぎが現れ、食堂は存続することになる。
クラウド ……俺。礼緋に好き好きと言っていたら本気で好きになったが、特に行動に起こすことはなかった。飄々としているが内実はコンプレックスの固まり。礼緋をノックアウトしたことがあるが、戦闘の強さは状況次第。戦う前に逃げることの方が多い。
礼緋 (れいひ)……クラウドに情はあったが恋愛云々を考えたことはなかった。難しいことをあまり考えない性格ではあるが、幼い頃に教育を受けていたこともあり、クラウドより(学問的な)知識が多く、考え方が論理的。
レイニー……幼き日のクラウドの世話役。生涯独身だったが、子供がいればこんな感じかなと思いながらクラウドのことを彼なりにかわいがっていた。得意料理は鶏肉のケチャップ煮。干し肉を柔らかく煮る。
チカ……幼き日の礼緋(の実家)の使用人。礼緋はとても彼女を慕っていたが、いつしか名前も忘れてしまった。本当にどうでもいいことだが、緋呂のケーキ好きの友人の名前は千佳という。
……天使。魂の番人。遊び相手を探している。
住田 史緒里 (すみだ しおり)……住田さん、私。美術大学を卒業後、就職するもすぐに退職。その後の詳しくは「すみっこのすき」にて。
緋呂の学友……姦しい。女子大生らしい女子大生たち。卒業旅行にみんなで行ったくらいに緋呂含め仲は良い。
緋呂の弟……現代っ子でませている。それなりにシスコンだが(だからかもしれないが)、歴代カノジョは断固として年下。