最高の殺人演目(ショータイム)
前回のあらすじ
捕まってしまった3人は、それぞれ、キズーは『暗黒の力に目覚めしエルフ』、ガキンは『猫おじさん』、リチュは『ゴブリンキング』との命を懸けた試合をすることになった。
──────────
※今回、歌を歌う場面があります。その中では♠:はスペード、E:は暗黒の力に目覚めしエルフ、C:は猫おじさん、A:は観客が、Gはガキンが歌っている状況です。また()内の歌はその前にある歌にハモって歌われていることを表しています。
「さて、それでは公開処刑の開始です!!」
スペードさんのその言葉で、会場は再び暗転する。
そして突然。音楽とスペード達の歌が聞こえた。
{♠:反抗する意思があるなら、その武器を取れ。思い知らせるなら、人間の首を取れ。
♠:反抗する意思があるなら、その武器を取れ。思い知らせるなら、人間の首を取れ。反抗する意思があるなら、その武器を取れ。思い知らせるなら、人間の首を取れ。(A:さぁ、始まる。恨みを晴らす、最高のショー。)
♠:なんでこんな目にあうか分からない?金髪君には難しそうだ。G:おい!♠:こうなっちまうのも仕方がない。全ては君達の行いのせいさ。
♠:Yeah。人間共は、暮らしを奪うのさ。彼らの大切なモノ達を、奪い去るのさ。いとも簡単にそれを行う。
♠&E:だから思い知らせるのさ、♠さぁ、見せてくれ。(E:さぁ、見るがいい。)♠&E:暗黒の力。
♠:君(E:お前)♠&E:みたいな、外に出てなさそうなガリ勉君にはかなうまい。
E:打ち出すぜ、『監獄の電撃網』
♠&C:だから思い知らせるんだ。さぁ、来い。2Fの隙すらも。♠:見逃せないな。(C:見逃さないさ。)
♠:君(C:貴方)♠&C:みたいな相手を見ない人を狩るのは簡単だ。置きをするか?差し返すか?上げて落とすか?(A:oh、Yes。)
♠&E&C:さぁ、魅せよう。観客に、♠&E:グラマラスなショーを。(C:魅力的な試合を。)
♠&E&C:我々に、♠:出会った(E:遭遇した)(C:マッチングした)♠&E&C:その時点で♠:君達の(E:お前らの)(C:貴方達の)♠&E&C:死は決まったようなもんだ。
♠&E&C&A:まさに今、行われているのは、最高の殺人演目。
A:人間共をぶち殺せ!そいつらは、軟弱で脆い奴らだ。しかし、卑怯で残虐で、その行いは万死に値する。
A:人間の味方をするやつも殺せ!そいつに待ち受けるは人間と同じ
A:運命(♠:定め)
♠:られた、一方的な虐殺をどうぞ楽しんで。スクリーンでも。}
会場中が激しく光り、歌によって盛り上がる観客。
暗黒の力に目覚めしエルフさんと猫おじさんはそれぞれ、キズーさんとガキンさんと戦いを始める。
私の前にいるゴブリンキングさんも、唸り声を上げ、私に向かって走ってくる。
私は、両手を握りしめ、ゴブリンキングさんを睨んだ。
次回予告
ガキンさんと戦う猫おじさん。彼には人を恨む理由があった。
次回 手も足も出ない相手




