第5話:留学生の影が薄い
アンフィニ祐です。
設定を投稿するか仲間内で相談します。
「こんにちわ、アンナ・オセロットです。よろしくおねがいします。」
カタコトの日本語で話す。
「どこから来たの?」
「ドイツランドからです。」
肩のワッペンはA判定の物だった。
そうしてアンナが質問攻めになる。
「Ich verstehe es nicht, selbst wenn du alles auf einmal sagst.(一度に全部言われても分かりません。)」
「分かった。」
「俺英語無理、ドイツ語も無理」
「わたしののうりょくはunbegrenzter Munitionsspeicherで、わやすくすると「むげんのだんやくこ」です。」
「何だって?俺と相性悪いな。俺ワープホールだからね」
涼が「Es macht mir nichts aus, wenn Sie in Ihrer Muttersprache sprechen」と言う。
「なんつった?相棒。」
「えーっと兄がパンクしてます、できれば日本語でお願いします。」
「いやな?祖国語で喋ってもらっても構いませんよ。って言ったんだよ。」
「あー、じゃ諦めてくれ、兄貴」
「じゃあ、俺帰る10分ぐらいで返ってくる」
するとシャーロット大佐が教室に入ってくる。
「まさか?」
「じゃあな」
「逃げたら撃つ」
「忘れたか?銃じゃ俺と相性が悪い。」
シャーロット大佐が零夜にアイアンクローをする。
「あー、どんだけ俺が好きなの?」
零夜の頭蓋骨がミシミシ言う。
「いつも家で妹にされてるやつだなー」
涼がそう呟く。
「いつもやられてるのか⁉相棒!」
「ワープホールで腕をどうにかしたい。」
「けど可愛いもんだぜ?こう、本気じゃなくて手を抜いてくれてるって感じるのがい・・・」
「お前キモいな、まあワープホールで拘束を解いたけど、じゃあね(帰宅)」
ドドドドドド・・・と音が鳴り響く。
「何いってんだぁ⁉馬鹿アニキィぃぃぃ!」
すると涼が突如現れた妹、藤花に掴まれて空中にまで飛び、パイルドライバーを決め込まれる。
「グッハァ・・・。」
意識が飛ぶ。
「それじゃあ。」
「阿鼻叫喚じゃねーか。相棒。」
「確かに。」
「もう起きた⁉」
藤花が普通に引く。
「・・・あ。今日、シスコン暴走危険日だった。」
「そんな日があるのか⁉」
「そう言えば大佐はなぜここに?」
「このクラスの担任を押し付けられた。」
あっ終わったと全員が心のなかで叫ぶのであった。その頃
「大きな音が聞こえたような…まあ良いや」
と零夜がそう呟くのだった。