第6話:国連軍の軍拡
アンフィニ祐です。
遅れてすみません!
なかなかストーリーが思い浮かばなくて悩んでいたもので・・・言い訳にならないか。
それではあらすじをどうぞ。
ようやく異世界から帰ってきた一行は新たな国連軍の兵器を目の当たりにするのだった。
「久しぶりだな。」
「篤斗提督?」
藤花が海岸沿いでのんびりしていると篤斗が声をかけてきた。
「国連の艦隊が軍拡するらしい。日本もそれに乗じるらしいし、国連軍角の筆頭があのモンタナってやつらしい。」
「知らないんですか?」
「まあ、休暇中だしな。」
「成程。」
「日本も軍拡・・・あれ?それなら何を作るんです?」
「かねてから進めていた新型大和の建造と聞いたな。恐らく3番艦になるだろうな。」
「となると信濃・・・?」
「可能性は十分にある。」
「参謀本部と話を付けて帰ってきたぞ。」
大佐が試験型フレッチャーでルナ大佐と帰ってきた。
「この人、むちゃくちゃ過ぎます。」
ルナ大佐が呆れている。
「どんな?」
「階級を大佐に戻せって言って強制的に戻させた。」
「大佐らしいね。」
「ただ、少し楽しみなことがあるんだ。」
篤斗が少しほほえみながら呟く。
「楽しみなこと?」
「大和の改修が終わるんだ。」
「ようやく大和の改修が終わるのか」
「10月に完了しますよ。」
一方その頃一透は・・・
「大和の修復もようやくこれで終わる〜!」
大和の計器盤が起動し、最終チェックが始まる。
「・・・よし。問題はないな。」
計器盤には全回路の確認完了と出ていた。
「新型核融合炉。大丈夫そうだな。」
「よし・・・大和を持っていくか。」
「一透。手伝うよ。」
「神奈。ちょうどいいところに。大和を出そうと思ってな。ドックに水を入れてくれないか?」
「分かったわ。」
そうして乾ドックに海水が入ってくる。
「最微速前進。」
「最微速前進、了解。スクリュー起動開始。」
改修された大和がドックから出てくる。
「やぁ、手伝いに来たよ。」
δが艦橋に入ってくる。
「現在、3ノットで航行中。」
大和が完全にドックから出る。
「微速前進に切り替え。」
「了解。速度を3ノットから6ノットへ増速。」
「提督の前で止めるぞ。」
「了解。」
「篤斗提督を確認。」
「減速開始。」
「大和の修理が終わる。また共に戦えるのは嬉しいものだ。」
篤斗が感慨深げにそう言った。
「ええ。」
藤花が海を見て頷く。
「やっぱ、戦艦は良いですね。」
「駆逐艦も良いですよ。」
するとその直後彼らから日は見えなくなった。巨大な影が覆い被さったのだ。
「こいつは・・・!」
篤斗が後ろを振り向くと驚いた声でそう言った。
「大和、改修終わったのか」
大佐がふとそう呟いた。
「大和。いつぶりだろう。こんなに近くで見たのは。」
ルナ大佐がしみじみしている。
「あれ?87ヤードほど大きくなってませんか?」
一透が大和から降りてくる。
「篤斗提督。修理、完了しました!」
「ありがとう・・・。」
「当然のことをしたまでです。」
フレッチャーが大和の影にすっぽりと隠れてしまう。
「なんか87ヤード伸びているのは何故なんだ?」
「前回までの大和では真っ直ぐ航行することすら困難だったのでちょっと(魔)改造しました。」
「そう言えば新しく建造したモンタナについて君はどう思う?」
「ビームを主体にしすぎててビームに耐性がある敵だったら盾にしかならなさそうだなーとは思いました。」
「一応、主砲は実弾との撃ち分けが出来るようになってる。今、本国のこれが入れるドックが入れなくてな。」
「それでも弾速が遅すぎますよ。」
「まぁ、そこはあの4番砲塔を取り外して付けたあれがある。まぁ、駆逐艦とかの盾に本来使う予定だったかな。」
38cm8連装特殊貫通榴弾投射機を指差す。
「よくわからん装置が付いてるなーとは思いましたけど。」
「コードネーム:γの軽巡をワンパンしたあれだ。」
「ただ、こんな大和もあと2ヶ月は運用できないんだけどな。」
篤斗が苦笑する。
全員が別れた後、篤斗が独りでに呟く。
「国連軍の軍備拡張・・・か。何時になれば戦いは終わるんだ。」
そして自らの車に乗り込む。
エンジンが始動する。かなり古めかしいクルマが。
「そろそろ帰るか。」
そのクルマのフロントとリアにはGT-R。その文字が刻まれていた。今では世界に名高い和製スーパーカーの初代が。
するとスマホのバイブレーション機能が辺りを支配する。
「電話か。この番号は・・・退魔自衛隊総司令部・・・⁉」
『はい。篤斗です。』
『ああ。久しぶりだな。宮丘篤斗大佐・・・いや今はもう海将か。時が流れるのは早いものだ。』
『お久しぶりです。風平誠海上幕僚長。』
『今回は全幕僚長で決定した事項なんだが、』
『ゑ?全幕僚長?』
篤斗が珍しくネタ方面で驚いている。
『ああ。それで今回君に頼みたいことはある人物の監視だよ。』
『ある人物?』
『鬼神始。彼が何かしているのではないかという疑惑の目が向いているのだ。』
『確か最近亡くなった鬼神涼の・・・』
『祖父に当たる。』
『そもそも何故彼に疑いの目が?』
『彼に関わってきた薬袋賢治、鬼神涼の父の鬼神庸二と涼の兄、鬼神條が死亡しているのだ。』
『そうなのか⁉』
思わず敬語が外れてしまった。
『そんな鬼神涼まで亡くなったのだろう?』
『・・・ええ。』
『今回の鬼神涼の死亡が監視をする引き金となったのだ。ただ、君に監視をさせるのはリスキーだ。だれかちょうどいい人物を監視に当たらせてほしい。』
『了解。』
そうして電話が切れる。
「面倒なことになったな・・・。」
そんな彼の後ろでは大和が離れていっていた。
「これからはすこしばかり面倒なことになっていきそうだ。・・・これからが正念場だ・・・!」
するとメールが来る。
「ん?えーっと。『そうだそうだ、言い忘れていた。東京に来て会議をするからよろしく。』・・・大事なことを忘れるんじゃない。」
そうして高速道路にのる。
「さて、後の船の修理を始めるかぁ。」
「一透も適度に休んでね?」
「わーってる。」
「・・・結局の問題は破壊するやつが直さないのが一番の問題だけどね?」
「ヘクシュッ、?。電探とか、新しいのに、付け替えたよ。」
「そんなん1分で取り替えろよ。なんで1時間かかってるんだ。」
「普通の人は1分じゃ無理だよ。」
「いや、やろうと思えば40秒で出来るでしょ。」
神奈が何言ってるの?とでも言わんばかりに言った。
「これだから機械組は・・・」
とボソッと呟く。
ちなみにこの2人はシンプルにバケモンみたいな技術力と知識量を持っているので仕方ない。
そうしてエリルが艦橋の所の物を撤去しにかかる。
「ちょーっとエリルちゃん。話をしようか。」
藤花がエリルの肩を絶対に逃さまいと掴む。
「ひっ」
「え?ヒップホップ?何を言ってるんだい?お話(拷問)しようか。」
「手伝いに来たよ〜」
ハルが来たが
「君もだよ?!一緒に来ようか。(巻き添え)」
「えっ何で?」
その後、悲鳴がこだましたという。
「行かなくて良かった」
とこの話を聞いたαはそう言ったという。




