第3話:異世界の存在(閲覧注意)
アンフィニ祐です。
タイトルにもあるようにそれはそれは閲覧注意な内容となっています。
「さて。私の拷問は簡単。ご飯を食べてもらうだけ。」
「簡単じゃん」※胃袋ブラックホール
そんな藤花の持っている鍋のなかに紫色の物体が蠢いている。
「ちょっと待ってこれ何?」
ハルが驚きを隠せていない。
「気持ち悪いな」
「Это не еда! Останавливаться! Останавливаться!(それは飯ではない!やめろ!やめろ!)」
「なんだ、ただ死ぬだけか」
エリルが口の中に強引にねじ込む。
「くぁせdrftgyふじこlp」
「まず1つ目の命令だ。・・・日本語で喋れ。」
「勿論です!はい!」
「うげぇ、きもちわりぃ」
「鍋の中身、何なの?嗅覚死んだんだけど」
「死なない程度のテトロドトキシンでしょ?セミをまるまる入れるでしょ?死なない程度に青酸カリも入れるでしょ?あとはその他諸々かな。」
「ジャ◯アンシチューかよ、大福も入ってるのかな…」
「ついでにダイナマイトも入れとけ。」
「?もう入ってるよ?」
「それと黒色火薬と信管もだ。」
「信管はアカン。」
一透が身を乗り上げてそうツッコむ。
「それと佐奈特製の薬もねじ込んでるから大丈夫。・・・あと邪魔だから帰って。」
「パーフェクトだ、藤花。」
「質問なんだが、人間の致死量何グラム?」
「忘れた。」
「2kgくらいじゃ無いか?」※大佐判定
「冬虫夏草入れようかなあ・・・」
「やめとけ、塩酸だろ」
零夜が肩に手を置いて茶色の瓶を出す。
「そこはGとムカデと高感度信管付きの40mmグレネードだろ。」
「だから信管はアカン。」
大佐の提案する内容に一透がツッコむ。
「しっかり、化け物と…考えただけで吐き気が」
零夜が口元を抑える。
ちょっと舐めたエリルがのたうち回っている。
「げほっげほっ、うっ・・・」
エリルが泡を吹いて失神する。
「・・・貴方達。なにか知っている情報は?」
「がはっがはっ。」
「・・・解毒薬。佐奈。」
「勿論。」
「・・・収まった?」
「そうね・・・貴方。名前は?」
「オネスト・・・オネスト・ラズリ。」
「・・・誠実とか言う意味か。この名前に誇りは?」
「勿論。ないと言う方がおかしい。」
「じゃあ誠実にちゃんとはっきりと教えてくれる?」
「ああ・・・」
ハルが鍋に追加で具材を投入する。
「冬虫夏草、ガンパウダー50g、信管、それとピーーーーー、と40mmグレネードに利尿剤に下剤にピーーーー、っと」
ハルが絶対入れてはいけなさそうな単語を大量に並べる。
「バカげてるぜ!」
ハルがしれっと零夜の口に突っ込む。
「ん!貴様!ふざけた真似しやg」
零夜も泡を吹いて失神する。
「俺は組織の中では幹部なんだ。俺の理想は平和に過ごすため、世界が世界との繋がりが綻びないようにすること。それが俺の理想。」
「あんなことをする組織の割にはまともなんだね。」
「ああ。学生を拷問するだなんて言ったから自白させる人間で何とか手を打ったんだけどね。それでも不安だから同行したんだよ。」
「トップの目的は分かる?」
「多分。」
「教えて。」
「異世界があること分かったんだ。」
「異世界?」
「その移動手段を得るために拉致したと聞いている。」
「成程ね。」
「異世界、私達コードネーム付きと何か関係が合ったりしないかな?」
「行ってみないとわからない。」
『で、異世界にはどうやって行くんだ?(`w`)』
「さあ。」
「死ぬかとおもった、それより、どうやって異世界を見つけた?」
「実験をしていたら亜空間に10秒だけつながってね。それで分かったんだ。」
「へぇ、その実験って?」
「陽電子実験とかだね。」
「基地1つがまるまる消滅したあの事件の事か?」
「その、実験中の原因になりそうなものの質力を上げれば良いんじゃないのか?」
「・・・きっかけもなにもデータがないんだ。どんなことをしたらつながったのかも消滅したから・・・な。」
「僕はそこに僕と言う概念を認識できる物や人が必要だからね。僕は行ったことが無いよ。」
「俺の夢じゃ無いなら異世界に行ったことがあるぞ?確か大佐と」
「そうだ、補習、ちゃんと来いよ?」
「なんだ、幻聴がする、まぁいい、少しも入らなかったのか?10秒なら、世界は少しは見えるだろ?」
「指を入れる程度だ。それしかしていない・・・らしい。」
「なんの情報もないな。」
「・・・やりがいがあるな。」
一透がニヤリと微笑みながら言う。
「・・・じゃあ作ってみる。少し待っていてくれ。」
「「「「え。」」」」
その場には全員の引いたような声が木霊したという。
あ。そうそう佐奈の薬で毒性は消えてます。ただ、苦痛はちょっと増えてますけど。




