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この広い世界を仲間たちと共に  作者: ミリタリーアンフィニ
第3章:未知なる世界篇
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第2話:誘拐

「うーん・・・ここは・・・?」

(目隠し。・・・どういうことだ?よし。まずは状況を整理しよう。)


2024/9/17 9:14

「いやー。こういう時はのんびりするに限るぜ。」

 一透が久しぶりに街中へ来ていた。

(ただ・・・なにか嫌な予感がするな。・・・尾行されてるのか?なら・・・)

 少し郵便局へ行ってみる。

 そうしてそのまま手紙とある荷物を同封する。

(これの意味がわからないと困る。・・・仕方ない。手紙の方にも細工をしておくとしよう。神奈とか佐奈とか藤花とかが気づいてくれるだろう。)

「これを第一要塞学校へ。頼みます。」

「えっ。ですがこれは・・・」

「頼みます。」

「・・・はい。」

(なんとかゴリ押せたか・・・)

 そうして郵便局から出る。

「XYZ・・・大佐があれの意味が分かるとは思えないが。ただの良い酒としか受け取らないだろうな。はぁ。」

 ため息をついていると、人影が物陰からでてくる。

「・・・来たか。」

 その人影は一透へ寄り、手刀で一透の意識を刈り取る。


(・・・それで現在へ至る・・・と。)

「面倒ったらありゃしない。」

 牢に放り込まれて両手両足を縛られている。

「Come out.(出てこい。)」

「What if I say no?(嫌だと言ったら?)」

「I'm going to make you suffer for a little while.(キサマに少し苦しんでもらう。)」

「あっそ。」

「I have a favor to ask. Please write XYZ on the entrance to this facility. It doesn't have to be small.(頼みがある。XYZってこの施設の玄関に書いてくれ。小さくてもいい。)」

「・・・All right.(・・・いいだろう。)」

「Why kidnap?(何故拉致を?)」

「This is a transfer of Japan's national secret technology that you created.(キサマの作った日本の国家機密の技術供与だ。)」

「Positron cannon and humanoid weapon?(陽電子砲と人型兵器か?)」

「Of course.(勿論。)」

「Unfortunately, I can't tell you.(残念だが、教えることは出来ない。)」

「We're willing to inflict a little pain to get information.(我々は情報を得るためなら多少痛めつけることも厭わない。)」

「But there's no need for that.(ただ、そんなものも必要はないがな。)」

「what?(なに?)」

「come.(来い。)」

「Okay. Who should I ask to give me the information this time?(はい。今回は誰に情報を言わせばいいんです?)」

「I forgot to mention that its ability is to make the target give up information.(言い忘れていたな。こいつの能力は対象に情報を吐かせる能力だ。)」

「what⁉(なんだと⁉)」

(不味いな・・・来るなら早く来い・・・馬鹿野郎共・・・!)


 一方その頃・・・

「佐奈。これってもしかして・・・」

「ええ・・・かなり不味いかもね・・・」

 その手紙の空白の場所を探してみると筆圧で作られた字があった。

「・・・拉致される可能性あり。XYZ。・・・シ◯ィーハ◯ター参照。」

 神奈が呆れて言う。

「・・・こんなときにボケてるよ。一透。」

 藤花も呆れていた。

「シ◯ィーハ◯ターのXYZってもうあとがない。って意味じゃなかったっけ。・・・つまりヘルプ?」

 佐奈が思い出して言う。

「しかし、何処に連れて行かれたんだ?」

「さあ?」

「あと、α、開封しないとな」

 αを開封する。

「久し振り、大佐」

「お前の超広範囲探知で探せないかと思ってな。」

大佐が一透の写真を見せる。

 すると迅が入ってくる。

「面白いものがあったぞ〜」

「どうしたの?」

「いや〜デカデカとXYZって書いてある家があったんだけど。」

「うん、そこだね。」

「じゃあ回収しに行くか。」


「・・・ぐっ・・・!」

「So he's suppressing his abilities with mental strength. Interesting.(精神力で能力を抑えているんだな。興味深い。)」

(そろそろ不味いぞ・・・!)

 すると爆発が起こり、まず2人が突入してくる。

「「覇龍斬、(薙刀)壱式!爆豪の太刀!」」

 迅と藤花が突入してきた。

「こっんにっちわ〜」

 フルアーマー装備の大佐が壁をパイルでぶち抜いて出現する。

「馬鹿!能無し!なにやってる!来んな!」

 罵詈雑言で迅が2人を静止させる。

「どうした?」

「ここは任せてもらう。部外者が来るとこじゃない。」

「そうそ。そもそもXYZの意味すらわかってなかったじゃない。」

 ちなみに春馬、大翔、佐奈、神奈、藤花、迅はすぐ気づいた。

「じゃあ「わをん」と書かれて居て意味が分かるか?」

「対称の人称代名詞。」

 藤花が平然と答える。

「それは「わをんな」だ。」

「そういえば・・・そうだった。」

「???」

「ザイアンス効果・・・分かる?」

「なんだそれ」

「・・・何度も繰り返し接する機会が多ければ多いほど、好感度や印象が高まる心理現象じゃねーか。」

 今度は迅が答える。

「まぁ、取り敢えず突入するか?」

 大佐がそう聞く。しかし。

「遅い!制圧が終わったわ!」

 話している合間に敵を無力化していた。

「0056秒、ん〜及第点だな。目標は0030秒以内だ。」

 迅が気づくと仕切っていた。

「全員を移送しますかぁ。」

 藤花がのんびりとした声で言った。

「情報は漏れたか?」

 大佐が一透に聞いた。

「捕まって衰弱している奴に言う言葉がまずそれか。」

「戦場では例外を除いてみんなそうだ。まぁ時々寝すぎて攻撃を受ける馬鹿も居たがな。」

「ここは戦場じゃない。日本だ。」

「で、情報は漏れたのか?」

 12.7mm拳銃の銃口で一透をつつく。

「漏らしてたら世界中をハッキングするから問題ない。」

「で、こいつらはどうする?全員消すか?」

 大佐が銃をコッキングする。

「戦闘脳筋馬鹿は帰ってください。」

「間にあったか?」

 零夜が落ちてくる。

「・・・間に合ってない。大佐を連れて帰れ。お前の任務はそれだけだ。」

「出落ちとはこのことよ。」

「頭が湧いてるとしか思えない大佐を連れ帰ってね?」

 一透がニッコニコの笑顔で伝える。

「俺の頭はとっくに湧いている」

「じゃあ質問。敵がいたら殺す?それとも生き残らせる?」

 一透が究極の2択を並べる。

「抜ける情報すべて吐かして殺る」

「違う違う。それじゃあ駄目だよ。」

 藤花が呆れる。

「どうせ、吐いたら吐いたで殺されるじゃん?吐かなくても死ぬし、抗えん運命さ(ゲス)」

「なに、何事もなかったかのようにしてその後の情報も持って帰らせる。それが普通でしょ?」

 と藤花がニッコニコの笑顔で言う。

「は?ん?もう一回言っておく、は?」

「さあ!連れて行こうか!」

「じゃあ、帰宅部ではないが、帰宅大佐との帰宅は嫌だからね。」

 零夜がワープホールで帰宅する。

「仕方ないか。それじゃあ大佐に参加しなかったからしばき倒しといてくださいって言っとこうかな。」

「それは困る」

『了解だ(^q^)』

「大佐・・・帰ってください。今から楽しい楽しい拷問パーティーが始まるので。」

『今、δにある道具を持ってかせた。』

「はい」

 δが()()()()()()()()の詰め合わせと()()()(Γ)を渡して立ち去る。

「さてと・・・ただで済むと思うな?」

「It's you guys who won't get away with it! The Japanese...!(ただですまないのは貴様らだ!日本人・・・!)」

「Молот обрушится из моей родной страны...!(本国から鉄槌が下るぞ・・・!)」

「お腹空いた。なんか無い?」

「自分でも食ってろ。」

 エリルの言葉に一透がジト目で言った。

次回、色々とアカンことに。

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