第3話:授業の内容がおかしい
アンフィニ祐です!
友人に言質を取ったので一定の期間で投稿できると思います!
そうして時間割の表を見ると『訓練』の文字があった。
「訓練て。」
「相棒、俺にジト目を向けるな。俺も分からんから。」
そうして授業が始まる。
「全員、着替えて校庭に集合だ。」
そうして全員が校庭に集合する。
「A判定の人はシャーロット大佐の所へ、B判定の人は加藤大尉・・・」
「相棒、俺等はBランクだから加藤大尉か。」
「そうなるんじゃないか?」
「ん?君たちA判定じゃなかったけ」
「いえ、このワッペンから分かる通りBランクですけども。」
「君、A判定だよ」
ボードを出す。
「いやだからわっぺ・・・え?」
そうして、鬼神涼・片羽一透、金田ハル、藤井 零夜、藤井 蓮也の5人がシャーロット大佐の所に集まる。
「まずは、お互いの自己紹介からだな。私はアメリカ海軍所属のシャーロット・オセロット大佐だ。よろしく頼む。それにしてもA判定が多いな。」
「俺は、鬼神 涼・・・知ってるんじゃないか?まぁ、鬼神涼だ。よろしく頼む。ちなみにランクBだ!」
「俺は技術科所属の片羽一透。よろしくな。基本戦闘には参加しないんだが・・・兎にも角にも武器は提供する。技術ランクはBだ。」
「私は金田ハル、武器はこのM82だよ」
「まず、今日の練習では射撃訓練をする。よく見とけ」
そう言うとグレポンを片手で撃ち、的に命中させる。
「まず、ハル」
M82を構えて発射し的の真ん中を射貫く。
「やりすぎだ」
「すごいなお前…」
零夜が思わずそう言った。
「次、涼。」
「了解・・・一透、例のやつ出来たか?」
「おう。出来たぜ。ほらよ。」
空中で銃が宙を飛ぶ。
「サンキュー。・・・なんかゴツくね?」
渡された銃は配線が飛び出していたり、放熱フィンが飛び出していたりとかなり粗く造られているようにも見える。
「火力上げたからな。反動に耐えられるようにな。改造していったら原型を留めなくなっちまったんだよ。」
「相棒、気をつけて使えよ。」
「分かった。」
スライドを引く。
「なんかいつもより重い気が・・・」
「ん?」
「だからってどうやったらこんなゴツくなるんだよ。M1911A1が。」
「まぁまぁ、いいじゃないか。撃ってみろ相棒。」
「私のグロック18も原型無いよ」
「分かったよ。」
そうして取り敢えず撃ってみる。すると・・・的のど真ん中に貫通して建物、専用の防御処理が施された体育館に穴が空いた。
「・・・は?なにやった?一透。」
「ハイブリットガン化だな。火力上がったぞ。」
「・・・馬鹿やろぉぉぉぉ!」
「始末書、だな。取り敢えずこれは没収だ。」
「試作品がぁ・・・まぁ、本来の30%の性能だしなぁ。」
「まだ上げるのかぁ⁉」
「まぁな。あれからさらに小型化もするけども。」
大佐が名簿を見ると、
「ん?1名足りないぞ。えーっと、アンナ・オセロット。私のひ孫じゃないか。」
「ひ孫?」
涼がふと聞く。続けて
「失礼ですが、ご年齢は?」
「90だ、それがどうかしたか?」
「What did you say?」
蓮也が何故か英語で言ってしまう。
「普通は孫だろ・・・」
「論点違うぞ相棒。」