第11話:ソロモン海域決戦と雑談
アンフィニ祐です。
これにて第2章、決着。
『電探に感あり、コードネーム:γです。』
『総員、第1種戦闘配置。あのデカブツにお灸を据えてやれ!!、全艦、VΓ徹甲榴弾装填。』
『全艦、装填完了。』
『Fire!!』
『弾着まで3、2、1、今!!』
休眠状態のΓにいい目覚ましになった。
『全弾命中!!』
「決定打として効き目はあるのかな?」
篤斗が呟く。
するとγが
「グォォォォォォ(痛ってぇぇぇ)」
と陣形の一番うしろまで聞こえるような物凄い雄叫びをあげる。
「AS-24で撹乱。できるな?」
「ええ・・・!」
『全艦艇、発艦始め!』
蒼龍、ホーネット、BBCV、伊勢が戦闘機と人形兵器の発艦を始める。
そうして徹甲榴弾が炸裂しγの装甲が抉れる。
するとγから何か不規則な弾道で飛んできた全長1mほどのピンの様な物が陸奥の3番砲塔、天龍の船体、BBCV-01の艦橋にそれぞれ刺さる。
「なんだ?」
するとそれがスルッと艦内に潜り込み大爆発を引き起こし、天龍が真っ二つになって轟沈する。
陸奥もエンジンに海水が入り停止する。
BBCV-01は艦橋が吹き飛び
「面倒だな・・・甲板に居る人間に艦内に入れと言え。」
「了解。」
「そう言えばBBCV-01に居た大佐は・・・」
「「「あっ」」」
「でもあの大佐なら大丈夫だろう。」
「全員が艦内に入りました!」
「よし・・・出来るか?」
「もう少し温存してみるのは?」
「・・・そうだな。」
『敵、第2波来ます。』
3発が武蔵に向かって飛んできた。
「仕方ない。急速潜航!」
3発の弾が外れ、そのうちの1発が時雨に命中し轟沈する。
するとγも潜航し龍田と利根、伊勢を沈める。
「このまま撃てるか?」
「ええ。」
そして榛名と陸奥が敵の集中砲火を食らって轟沈する。
そうしてBBCV-02と04も砲撃とピンの様な物で沈む。
そして艦橋が破壊されたBBCV-01が何とか1発当てる。
するとγのヘイトがBBCV-01に向く。そしてピンの様な物をγが全弾発射し40発近くのピンがBBCV-01に刺さりBBCV-01が木っ端微塵に爆発する。
そうしてどんどんやられていく。
『有志連合艦隊残存艦艇、我が艦を含めて、5隻。』
「空母艦隊は後方だからノーカンだが・・・それでも少ないな・・・」
ニュージャージーがγの大口径自由電子レーザーで解体される。
『残り4隻』
「・・・了解した。・・・やってくれ。」
「本当にやるんですか?まともに稼働することすら怪しいですよ?なんとか急いでやりましたが・・・」
「第8水密ハッチ内に人影、あ〜、オセロット大佐です。」
「これ以上の潜行は不能。緊急浮上!」
そうしてビショビショになった大佐が艦橋に上がってくる。
「・・・やるんですね?」
「・・・仕方ないだろう。」
と一透と篤斗が話す。
「替えの服無いか?」
大佐がそう言う。
「ありますからちょっと着替えててください。・・・本当に使っちゃうんですね?」
「・・・国際問題になりかねないのは承知している。」
「艦そのものには問題はありませんが・・・」
「取り敢えず積んだ君も同罪。だろう?」
「使わないに越したことはないんですがね・・・」
大佐が替えの野戦服(青)に着替えて戻って来る。丁度国際問題になることは承知しているというところから聞いていた。
「なんの話だ?」
「今作戦で参加していない艦を使って超ロングレンジ狙撃をするんですよ。」
「超長距離砲撃か。」
「それも4000km以上離れたところからね。」
「そんくらいならうちの国にも・・・おっと、これ以上は機密だ。」
「1発きりですがね。国際問題になりかねんとんでもねえもんが。」
一透が暗い声で言う。
「構わん。今できる最善の方法だ。後のことは後で考えればいい。お前が気負う必要もない。俺が指示することだ。子供は大人に縋っていな。」
篤斗がそう言い放つ。
『艦隊、残存艦艇、BBCV-03のみです。』
『狙撃を許可!撃て!』
「・・・⁉高熱源体接近!」
「なんだ・・・⁉」
艦橋が少しざわつく。
すると青白い光が3本、武蔵の横を通過していく。
「一透、また何か作ったのか?」
「はぁ・・・」
ため息をついて告げる。
「保険として大和を突貫工事して無理やり第2主砲を陽電子砲を撃てるようにさせたんですよ。絶対国際問題になりそうなもんですので黙ってましたけど。ただし第2主砲以外の火器は搭載してませんがね。」
「でも、見てみろ。」
γが崩れてゆく。
そしてBBCV-03も沈んで座礁する。
「さて、私とハルとδは島に潜んで無いか見に行ってくる。」
「みぃつけたぁぁぁ」
「ギャァァァァァァァ、来ルナァァァァ」
大佐が両手にシャーリー・ソード、背中に重機関銃とロケットランチャーで弱りきったγを追いかけ回している。
そうして大佐とβ、δが一方的にγをシャーリー・ソードで叩いたり、重機関銃で蜂の巣にしたり輪切りにしたりしていたぶってとっ捕まえた。
そうして一方的にリンチにして失神させる。
「取り敢えずいい案は無いか?」
すると藤花と佐奈が
「☆再☆教☆育☆はどうだろう」
「どこにでも、現れる俺は!良いと思う!」
零夜と蓮也がワープホールから出てくる。
「まぁ、大人しくなって戦力が手に入るなら大歓迎だ。」
「こいつは、駄目な気がするが…」
「最近テストで46点取った人は静かにしようか」
「うるせぇ!これでも、赤点回避だぞ?」
「そう言えばγは?」
とδが話を切り替える。
「あ〜、藤花と佐奈が連れて行ったぞ。」
「うーんなんとも、恐ろしいことになってそうだな、可哀想に、ってあれ?蓮也どこ行った?」
「そのー、一緒に連行されて行ったよ。」
とハルが答える。
「フェ⁉なんで?」
「いんがおーほー、マッチポンプ」
「何したんだあいつ、もしかして、痴漢⁉」
「大佐の執務室に置いてた1/350のミズーリの模型を大破させたらしいから。」
「今まで、ありがとうな、蓮也もう、お別れか、俺のお菓子勝手に食ったのも恨んでるし、プラモの件も忘れてないからな!」
一透が丁度来て
「よう。なんか趣味で作ってたらこんなのが出来たんだが。」
手には零戦があった。
「1/35スケールなんだけど。どこに置く?」
「蓮也の近くはやめておけ、壊されるぞ?」
「そうしとく。」
すると大佐が来て一透にアメリカ艦の模型を与える。
「模型好きだなおい!」
「どうしたんです?これ。」
「BBCV-01だ。間違えて2個、買ったからな。」
「蓮也はどうなったんだ?大佐」
「・・・そうだそうだ思い出した。とりあえず気分で作った第2段。大佐。どうぞ。」
銃が回転して大佐へ向かう。
「これは?」
「微調整しまくったウェブリー=フォスベリー・オートマチック・リボルバーです。・・・長いですよねー。名前。」
「蓮也は?大佐教えてくれよ!」
「多分、女子のおもちゃになってるかもね、アハハ。」
δがそう述べた。
「まぁ、あいつはどうなっても良い。」
「私の護身用の拳銃はこれだな。」
大佐が懐から特注の12.7mm大型拳銃を出す。
「回答しろよ耳ついてるか?」
「知らんな!!あのマッd、あの二人に預けて「好きなように煮るやり焼くなり好きなようにして良いぞ」って言った。」
「じゃあ、あいつはどこ?」
「知らん、多分、悲鳴が聞こえるほうじゃ無いか?」
「行ってみるかな。」
零夜がワープホールに入っていく。そうして大佐が一透に12.7mm大型拳銃を渡す。
「重い。」
「まぁ複合タングステン鋼製だからな。フレームはM82のをベースにフルオート機構とドラムマガジンをくっつけた、俗に言う魔改造品だな。」
「通りで・・・」
大佐が片手で射撃用の的を撃つと轟音と共に的が数秒で溶けた。
「しかしなんでそんなに弾が入るんだ?」
「給弾機構が∞になってるからな。」
「ドラムマガジンを並列につなげるあれか?」
「まぁつまり弾が無限に撃てるわけだ。」
すると藤花と佐奈と再教育されたΓが来た。
「エリル、挨拶。」
「Γあらためエリル・フレア・ラーです。Γでもエリルでもどちらで呼んで貰っても構いません。」
「あと、篤斗提督に言ったら「まぁ、困ったらなら大佐にでも預けておけ」って。」
「またぁ?」
「蓮也が見つかんないだからとりあえず、再教育見てた、思い出すと今での恐ろしい・・・」
「・・・ちょっと面白かったなあ・・・。」
その時全員が思った。
(Sの思考回路じゃねーか。)と。
彼らはひとまずは降りかかる火の粉を払った。ただ、その火を消し去るためには少々面倒になることをまだ知らない・・・
制作に追いつきそうです。




