第5話:坊ノ岬沖決戦
アンフィニ祐です。
いざ決戦へ・・・!
2024,8/15
『敵は坊ノ岬沖に居ることが判明した。全速前進!』
するとBBCV-02、BBCV-04、そして残存アメリカ艦隊とドイツ艦隊と合流する。
現在の日本艦隊は、国連の第240艦隊より大和、赤城、加賀、龍驤、国連の第634艦隊より武蔵、蒼龍、日本の防衛艦隊より金剛、榛名、比叡、霧島、山城、扶桑II、高雄、最上、三隈、雪風、吹雪、響、雷、電、国連の艦隊は、BBCV-01、BBCV-02、BBCV-04、ティルピッツ、アイオワ、ニュージャージー、プリンツ・オイゲン、レーベ・ヒトマス、アドミラル・グラーフ・シュペー、グラーフ・ツェッペリン、伊400、伊401、伊402、伊58、伊13、伊14、伊15、呂500の合計40隻の大艦隊である。
『戦闘機隊、発艦始め。』
BBCV-01、BBCV-02、BBCV-04、赤城、加賀、龍驤、最上、三隈、グラーフ・ツェッペリン、伊400、伊401、伊402、伊13、伊14、伊15、から戦闘機や水上機を発艦する。
「これほど集まるとは・・・壮観だな。・・・無線を全艦につなげ。」
「了解。」
『諸君。私は国連の第240艦隊の旗艦、『大和』の艦長、篤斗だ。諸君らは地中海戦闘で国連艦隊を瀕死に追い込んだ怪物を仕留めるために集まったいわば有志連合だ。国連軍は多くのものを失った。仲間、戦友、家族・・・その哀しみを怒りに変えて奴に見せてやろうじゃないか。絶滅がすぐ後ろにある背水の陣を敷いた人類の力を!』
すると金剛の通信から日本には軍艦マーチが聞こえてくる。
続いて篤人は英語を使う人たちの無線に繋いで言う。
『Gentlemen, I am Atsuto, captain of Yamato, flagship of the 240th United Nations Fleet. You are a coalition of the willing, gathered to take down the monster that nearly killed the UN fleet in the Battle of the Mediterranean. The UN forces have lost many things. Friends, comrades, family... Let's turn that grief into anger and show it to it. The power of humanity, with its back against the wall, with extinction right behind us!』
アメリカの通信では、大佐がレコードで星条旗を流す。
「「「Oh say can you see, by the dawn's early light,
What so proudly we hailed at the twilight's last gleaming,
Whose broad stripes and bright stars through the perilous fight,
O'er the ramparts we watched, were so gallantly streaming.
And the rocket's red glare, the bombs bursting in air,
Gave proof through the night that our flag was still there;
Oh say does that star-spangled banner yet wave
O'er the land of the free and the home of the brave?」」」
そのままの勢いで篤人はドイツ語で話す。
『alle. Ich bin Atsuto, der Kapitän der Yamato, dem Flaggschiff der 240. Flotte der Vereinten Nationen. Sie sind eine Koalition der Willigen, die sich zusammengeschlossen hat, um das Monster zu besiegen, das die Flotte der Vereinten Nationen in der Mittelmeerschlacht an den Rand des Todes gebracht hat. Die UN-Truppen haben viel verloren. Kameraden, Kameraden, Familie ... Lasst uns diese Traurigkeit in Wut verwandeln und sie ihm zeigen. Die Kraft der Menschheit!』
ドイツの通信では、アンナが曲を流す。
「「「Einigkeit und Recht und Freiheit
Für das deutsche Vaterland!
Danach lasst uns alle streben
Brüderlich mit Herz und Hand!
Einigkeit und Recht und Freiheit
Sind des Glückes Unterpfand.
Blüh' im Glanze dieses Glückes,
Blühe, deutsches Vaterland!」」」
『Tell me the horror of a beast cornered by him!!(奴に追い詰められた獣の恐ろしさを教えてやれ!!)』
大佐の合図と共にBBCV-01を中心に国連艦隊が散開する。
『前方2km地点にに大きな影、敵です。』
前方に大和がすっぽり入りそうな大きさのビスマルクやBBCV-03など沈んだ艦の武装や装甲などが付いた鯨?が浮上してきた。
『飽和攻撃開始!!』
全艦が攻撃を始める。
しかし大和型、BBCV型、ティルピッツ以外の攻撃を受け付けない。
すると鯨が口を開きビームを発射する。
そして高雄、最上、三隈、雪風、吹雪、響、グラーフ・ツッペリンが一瞬にして轟沈する。
大和も掠っただけで表面装甲が融解する。
『全艦怯むな。撃ち続けろ!!』
しかし鯨も16インチ砲を1秒に1発の速度で連射してくる。
大和級やBBCV級は耐えているが重巡や駆逐は勿論、装甲を抜かれて沈没してゆく。
「ちぃ・・・一気に減った・・・!」
一透が舌打ちをしながら言う。BBCV-01が自由電子レーザーで鯨についてる砲塔を1つ破壊する。
そうして鯨が口を開いた瞬間全主砲を発射して口の中から壊す。
すると鯨が潜る。
すると大和の後方ブロックが食いちぎられる。
「アスロックを撃て!」
アスロックで鯨に付いている装甲板が1枚剥がれ落ちる。
BBCV-01もアスロックを150くらい発射する。
それに応戦するかのように武蔵の艦底を食いちぎろうとするが・・・歯が通らない。
「こいつは4.2mの艦底装甲だ。そう簡単に突破されてたまるか・・・!」
しかし衝撃がかなり強い。
『こちら機関室の電子制御室。火器管制制御システムが今の衝撃でシャットダウン!再起動に3分!』
「ちぃ・・・」
BBCV-01のアスロックが着弾してヘイトがBBCV-01に向く。
『最大戦速、追いかけっこだ、N₂爆雷投下。』
ポリ窒素爆雷を10発ほどばら撒くすると馬鹿でかい水しぶきが上がってBBCV-01は一瞬、艦尾が持ち上がる。
鯨がダウンして装甲板の無い腹部が浮かび上がってくる。
「チャンスは今しかない・・・コントロールルーム!FCSは!」
『再起動完了!』
『よし!全砲門、全兵装を以ってして攻撃せよ!』
すると全ての艦と艦載機が総攻撃をかける。
トマホークやらハープーンやら大量の砲弾やらを弾薬が空になるまで撃ち続け次々と命中させてゆく。
そして限度を超えたかのように鯨が爆発する。その衝撃は凄まじい。
「終わった・・・のか?」
一透が汗を滴らせながらそう呟く。
すると海中から1筋の光の柱が上がり、その攻撃によりBBCV-02と赤城が沈む。
「そんな・・・」
佐奈が脱力した声で言う。
するといきなり加賀、龍驤、BBCV-04が海の底に引きずり込まれる。
「不味いな・・・そうだ。大翔!今、どういう状況だ!」
「え?・・・ああ。分かった。」
大翔が能力を使って敵が現在どういう状況か探る。すると艦がバラバラに分解されて吸収されているのが分かる。
しかしいきなり浮上してきている。
「・・・浮上する。」
「は?」
すると水柱を上げて海中にいた伊13を咥えて浮上する。
「化け物め・・・」
今の一透ではどうすることも出来ない。更に濃霧まで立ち込め、絶体絶命かと諦めかけていたその時。
砲撃音。
その音がして少し経った頃、その怪物の半分がえぐり取られていた。
しかし直ぐに再生する。続いて砲撃。再び半身がえぐり取られる。その砲撃の元をたどると一つの艦影。
するとその怪物が海の中に潜水する。しかし水が浅くなったかのように潜航できない。
すると怪物が周りにいる金剛型や扶桑を襲って装甲や武装を吸収している。再び砲撃が飛んでくる。しかし装甲をシュルツェンの代わりにしてダメージを軽減している。
そうして怪物も主砲で反撃する。しかし攻撃は命中しない。濃霧で艦影が見えるだけなのだ。
そうして残ったのはBBCV-01、大和、武蔵、蒼龍と謎の艦影だけになる。そして蒼龍も沈められる。
『後退だ。』
『こちら武蔵、了解した。』
『こちらBBCV-01、大和を牽引する。』
怪物は砲撃が中々当たらないので突っ込みにかかる。そうして
『フルバースト!!』
BBCV-01が大和を引っ張って40ノットくらいの速度で戦線を離脱する。すると怪物が艦影に体当たりをする。
・・・しかしそれすらも当たることはなかった。怪物はしっかりとその戦艦をはっきりと視認して体当たりしたのだ。怪物が潜水艦から吸収したアクティブソナーで敵の位置を探る。
・・・反応がない。怪物はその艦影の正体が何なのかはわからない。そうして所構わず魚雷をばらまきまくる。それで気づいた。
こいつは攻撃を避けているのではない。攻撃がすり抜けているのだと。すると少しずつ霧が晴れていく。そこで彼らが見たのは目を見開くようなものだった。
「馬鹿な・・・だってっ。そんな・・・⁉」
春馬が思いがけず立ち上がってそう言う。
「ああ・・・俺も信じられない。」
大翔がそれに続いて言う。
「なんであんな船が・・・」
神奈がそう呟く。
「・・・あ。ここは坊ノ岬沖だ。」
「そう言えば忘れてたけどアンナは!?ティルピッツに乗ってたけど!!」
「分からない。それ以上にあの船がなぜ居るのかが・・・不思議だ・・・。」
「・・・大和。かつて最強と呼ばれ、時代に追いつけず大海に沈んだ船。それの英霊だとでも言うのか・・・?」
「そう言えば今日、終戦の日だった。」
「大和が俺達を護ったのか・・・?」
「・・・不沈戦艦大和とでも言えばいいのだろうか。」
怪物がビームを撃ってもすり抜ける。奥の方で何かが光る。
「今、あいつのビームが何かに当たった様な、気のせいか。」
大和は繰り返し全砲門を放つ。
俺が人類最後の砦だとでも言わんばかりの旭日旗を掲げた背中を彼らに見せつける。
そうして怪物が動かなくなり、塵に還る。
ただ、その塵の中から偽大佐が現れる。が、何か力尽きた状態で海にプカプカと水死体の様に浮かんでいる。
それを大和は見届けると光の粒子となって消えてゆく。
「英霊よ。安らかに眠ってくれ。」
「敬礼。」
全員が甲板上に出て大和とその英霊となったクルー達に敬礼をする。
すると偽大佐が撤退してゆく。
それに刀を構えて武蔵の甲板を走り抜く人。
「藤花⁉おい!そいつは・・・」
「覇龍斬壱式、爆豪の太刀!」
斬撃が飛翔していく。すると偽大佐が真っ二つになる。
「ふぎゃっ」
「・・・弱すぎない?」
藤花は涼よりかは弱い。
しかし砲弾でフルボッコにされていたのでその攻撃が通ったのだ。
(完全には使えないけど・・・!使えたら確実にいける・・・!)
偽大佐の回復が非常に遅い。
「・・・絶流斬、壱式・・・太刀ぃ!」
しかしその技は発動しなかった。
「失敗・・・⁉」
しかし爆豪の太刀が既に致命傷になっていて瀕死の状態になっている。
ただし、藤花の攻撃以外では既に攻撃はできない。すでに彼らには攻撃手段がなにもないからだ。
「人間・・・ここハ逃げさせてもラうヨ・・・!ゲホッ」
大佐の核を落とす。しかし、そのまま飛行して何処かへ消えてしまうのであった。
そうしてしばらくした頃大和の消えた時に発生した光の粒子が海に降り注ぐ。
すると今まで沈んできた船が戻ってくる。乗員とともに。
そうして大和を送り届けて補給を済ませたBBCV-01が来た。
奇跡の勝利・・・ですね。
すいません!軍艦マーチの歌詞を入れられませんでした!




