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この広い世界を仲間たちと共に  作者: ミリタリーアンフィニ
第1章:波乱への道程篇
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第8話:第二要塞からの転校生

アンフィニ祐です。

なんで実力隠しているんですか!?を読んでいる方々へ。ちゃんと進めていますよ!12話まで出来たら出します!(現在8話製作中)

「第二要塞学校から来ました。高野 神奈(たかのかな)です。技術化に所属してます。」

「一透。神奈が来たんだな。」

「ああ。そうらしいな。」

「知り合いなのか?」

「助手1号は知らなかったっけ。神奈は実は・・・ゴニョゴニョ(一透に片思いなんだよ)。」

「そうなんですか。」

「じゃあ席は片羽の後ろで良いか。」

「いえ大佐。勝手に入らないでください。ここは私のクラスなので。実技教師が口出し早めてください。」

「片羽に用事があってな。」

 片羽に何かしらごつい封筒を渡す。表面には英語で

「最重要機密」

と書いてあった。

「今度はなんだよ。」

 ちなみに片羽の成績はというと・・・国語2、数学5、物理5、科学4、生物3、歴史2、地理3、公民3、英語5、家庭科2、技術5、音楽2、体育2、美術3という異常に偏った成績を持っている。

「面倒な書類が入ってるんだろうなぁ・・・なぁ?相棒。」

「・・・圧倒的にめんどいもんしかねえなあ。それ。(透視)」

「確かに今は開けないほうが良さそうだね(ドイツ語)」

「はいはい。ドイツ語で面倒なこと言うんじゃねえ。」

 片羽が封筒を覗くと札束が9割と依頼書であった。

「普通じゃないなあ。」

 そうして放課後、技術部でその依頼書を読む。内容は魔物に有効な人で扱うことが可能な範囲攻撃兵器の設計だった。

「面白い・・・内容は勝手に決めよ。」

「どうしたの?」

 神奈が話しかける。

「範囲攻撃の兵器だと。」

「それなら佐奈とも考えてみよ。」

「一透くん、義手出来た?」

 ハルが部室にやってきた。

「義手かぁ・・・」

「前の戦いで左腕が無くなったからね、服を着るのも一苦労だよ。そう言えば言ってなかったけど左目、見えてないんだ。」

「負荷はかかるが相棒に頼んでみたらどうだ?相棒、死亡寸前でも1日間めまいと立ち眩みと頭痛と息切れと倦怠感と疲れやすくなったり、味覚がぶっ壊れたり、朝スッキリと起きれなくなるし、集中できなくなるし、顔色も悪くなるし、胸が痛んだり、爪がもろくなったり飲み込みづらくなるくらいで済むらしいし。※全て貧血の症状。そう言えば魔物に有効な範囲攻撃、何か知ってるか?」

「知ってるよ、原理としては荷電粒子砲かな。1回使った事あるけどあれは過剰火力過ぎたね。家の近くの池が蒸発しちゃった。」

「要するに陽電子砲か。それなら俺達も安全に使える最終段階だ。」

「使うには電線とかから直接電力もらわないと撃てないのがデメリットかな。」

「そこで俺たちはAX-24に外部バッテリーを搭載し、かなり手軽に使えるようにした。」

「あと、大佐が走ってるの見たけどもうあれ、人辞めてない?」

「知らん。とにかく佐奈の実験室に行こう。」

「そうだね」


「佐奈〜来たぞ〜陽電子砲、どうだぁ?」

「ちょっと待ってて。」

「ああ。分かった。」

「佐奈。例の実験用意、出来たぞ。」

 春馬がそう言う。

「ホントに⁉」

 冷静な佐奈が驚いたかのようにそこへ走る。

「準備完了だ。」

「よくやった助手1号!」

 それはガラスで囲まれた空間の中に、鉄の筒とその射線上には鉄の板がある。

「何だ?これは・・・」

「今実用段階か検討中の陽電子砲。それの欠点を補おうとしているんだよ。面倒な設備がいるのが欠点だけどね。具体的に言ったら死ぬほど長くなるんだけどね。けどこの理論を上手く使えばかなりの小型化が出来る・・・!」

「問題は電力供給のみ・・・か。」

「そうだけど1発くらいは撃てるでしょ?」

「まあな。ざっと5発くらいは外部バッテリーでなんとか。」

「それなら何とかなりそうね。」

「・・・そもそも陽電子砲ってなんだ?」

 実験準備の手伝いをしていた大翔が聞く。それに神奈が答える。

「陽電子砲。漫画とかで聞いたことはある兵器でしょ?」

「一応聞くくらいなら・・・な。一応知ってる。」

「そもそも陽電子は実のところは物質に触れると対消滅させるもので、それを照射した場合、触れた物質は放射線を放ちながら対消滅するの。ただ、これを地球で撃つと撃った艦船にも放射線が放たれてしまう。更に広範囲に放射線をばら撒くものでもあり、目標に到達させるのにも大電力が必要になる。これを使えるのは宇宙くらいなものだと思う。そんな欠陥品を艦船に装備するか悩むところ。確かに魔物も物質。直撃すれば確実にやれるでしょうね。それにしてもリスクが大きすぎるのも事実なんだよ。」

「その欠点を何とかしてみたんだよ。ね。助手1号。」

「危険ですけどね。」

「だが成功すれば勝ちだ。」

 そうして

「スイッチ・・・オン!」

 レバーを引くと青白いレーザーのようなものが鉄に板を貫通し、自発的に消滅する。

「放射能の濃度は?」

「0%・・・やりました・・・!」

「例の粒子は完成ってことでいいか?」

「ええ・・・!」

「で?佐奈さん・・・粒子の名前は何にするんですか?」

「助手1号。それはね・・・ん?そういや決めてなかったなぁ。」

「そういうのはちゃんと考えときましょうよ・・・。」

「そういうのは名前を取るんだよ。」

「佐奈は辞めとくよ・・・。助手1号。案は?」

「えー・・・?そうじゃあ『メインテインポジトロン粒子』・・・とか?」

「陽電子を維持する・・・いいんじゃない?」

「兵器転用はそっちの分野。このデータを渡すよ。」

「助かる。」

 そうしてファイルを受け取る。


 AX-24にかなりゴツめの銃が持たされる。それにはコードが伸びておりそれは腰の外部バッテリーに接続されている。

「AX-24・・・かなり進化したねえ。」

「神奈が手伝ってくれたしな。」

「まあね。」

「それじゃあ今週の終末にアメリカにAX-24持っていって見て貰うだけ見て貰うか。」

「そうだね。」


 ちなみに蓮也と零夜は怪我で丁度休んでいた時の話である。

次回、新たな兵器が登場。

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