第4話:目覚めからの絶望
アンフィニ祐です。
大変な事になりましたねー。
「ん・・・」
涼がベットから起きる。あたりを見渡すと見知らない紙と何かが添えてある。
羽付き餃子の羽の部分みたいな・・・
「えーっと《やぁ兄貴。やっと起きたようだね。そのカチューシャ着けてそのまま学校に来てね。・・・じゃないと殺す。》・・・怖えなぁおい。・・・ん?声がおかしい。それに服も違和感が・・・。」
鏡を見る。
「はぁぁぁぁぁぁぁ⁉」
「・・・おい一透。これどうするんだ。」
「知らねえよ。何でこうなってるのかさっぱり過ぎるわ。」
「お二人さん。どうだい?私特製、女体化薬は。」
「「佐奈。オメェが犯人かぁ・・・!」」
「ちなみに3ヶ月そのままだから頑張ってねー。」
「「はぁ⁉」」
「すいません。お二人。」
「助手1号はいいの。」
「いえ・・・本来1ヶ月用なのに・・・手違いで3ヶ月用に。」
「・・・相棒。誰かの悪意しか感じないんだが。」
「奇遇だな。俺もだ。」
「おまけにこれ飲んどけ!」
と佐奈が笑顔で何かを飲ませる。
「佐奈!何を飲ませたの⁉」
「・・・もう効果が出てるー!」
「・・・佐奈さん⁉まさか・・・」
「俺っ娘もいいけどちゃーんと口調も変えないとね!」
((詰んだかもしれねえ・・・))
すると、小さくなった大佐?が入ってきた。
「貴様!!何か盛ったな!!」
「やー!かっわいー!」
グレポン(非殺傷)を構える。
「若返りの薬を持ったんだけど、いいよね~」
「戻らなくなったらどうするんだ!!」
「大丈夫。これは職員会議で決まってね?2ヶ月間そのままだから。」
「よーし、職員室にカチコミだ。」
そうして廊下を歩いていると
「メイドさん⁉」
と声が聞こえたり、
「何でこの学校にいるんだ・・・」
とツッコミのような声が聞こえたり、
「ぜひ我が演劇部へ・・・!」
「やめときますー。」
「私共の事務所へ入らないかい?」
((なんで事務所の人間が学校にいるんだよ!))
「いいですー。」
教室に入ると・・・
「涼、どうした?それ。」
友人に笑いを含んだ声で言われる。
「どうしたもこうしたもないよ。・・・何でこうなっちゃったんだよ・・・。」
大佐がグレポンに閃光弾を詰めている。
「んー嫌な予感・・・しない?相棒。」
「・・・するね。」
大佐がサングラスをかけてダネルMGLを抱えて発射する。
「バリア展開しとこー」
普通に弾く。そうしてクラスの大半が
「目が、目がぁぁぁぁ」
となっている。
「・・・あえて言わせてもらおう!カスであるってな!」
サングラスを外して涼が言う。
「諸君、授業の時間だ。」
「生徒の目が死んだ!何故だ!」
と涼がまだ続ける。
「坊やたちだからさ。」
サングラスを付けたまま一透が答える。
「「色々とMADだよ」」
とハルとアンナが答える。
そして生徒の目が治ってくる。
一方外では・・・
「あえて言わせてもらおう!カスであるってな!」
「カスだって。俺達がか?」
「じゃないか?」
「これ結構不味いんじゃあ・・・だって不審者が学校をカスと言う・・・死人が出るの可能性が・・・」
「広めないと!このことを!」
「ここは不審者に背を向けてでも言わないと。そうだよな!」
「ああ。」
「突破を!」
「ん?誰だ?」
大佐が気づく。しかしそこには既に誰もいなかった。
そうして
「不法侵入者!覚悟ぉぉぉぉ!」
「え?」
「ん?」
ハルが疑問そうに答える。ただそんな事は気にせず斬りかかる。・・・涼と一透に。
「ワスプナーイフ!」
一透と涼がナイフで刀の軌道をそらす。
「どういうことだ?」
「それはこっちのセリフだ!不法侵入者!」
「・・・は?」
涼が呆れる。
「・・はぁ?」
「仕方ない。傷害未遂で・・・無力化する!」
その10秒後・・・全員をひっ捕らえたのであった。その後に出来た噂は
「メイドに手を出すな・・・というものだった。」
ちなみにこの事件の時、零也と蓮也は風邪で寝込んでいたという。




