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桜とアナタと私。

予告より大幅におくれてしまいました。

すいません!!!!!!

しかも、予告とは違うものになってしまいました!!

君の命が長くない事は知ってた。




でも、

アナタを

愛してたから…


愛してるから、

知らないふりをしていた。


現実を受け入れられなかった。


現実を受け入れたくなかった。



桜の花びらがヒラヒラと散っていく中で、

アナタの体が傾いていく。




「ーーーっ!!」




私は

声にならない叫び声を

あげて、

涙を流す。


支えを無くして

倒れたアナタを

とっさに受け止める私。アナタは、

涙が伝っている私の頬に触れる。







そして、

小さくアナタが

唇だけを動かした。






「そんなの……そんなのズルいよ……。最後にそんな事言うなんて……」




だから桜は嫌いだった。


少しの間だけ

綺麗に咲き誇るけど、

すぐに儚く散ってしまう。




そんなの…




悲しすぎるよ……。



アナタの死を受け入れきれずに、

たくさん泣いた。



子供みたいに

しゃくりを上げて。




愛してる……。



愛してるよ……。




永遠にアナタを忘れない。







待ってて……。






アナタの傍に、



隣に、



すぐに行くから……。









私の体がアナタの骸に重なった。


私も最後にアナタと同じ言葉を口にする。




そして、


散った桜は


残酷なまでに


赤く赤く


血に染まった。







『愛してる、永久にアナタを……』








彼の後を追って死んだ彼女はアナタの目にはどう映りましたか?

愚かだと思いますか?

でも小野葉は、こういう終わり方も良いと思います。

恋愛は儚いからこそ美しい…。

アナタはどう思いますか?

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