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急に聞かれても

 今日は何をして遊ぼう。

 そんな風に思っていたら...


「クローノ様,アドン様がお呼びです」


 カマリエラから父親のアドン・アリストクラートに呼び出されたことを伝えられた。

 生まれてからほとんど関わりを持っていなかったので驚きである。

 会ったのはたしか赤ちゃんの頃に数回と三歳の誕生日パーティーくらいである。

 どんな話をされるのだろう...


 領主の部屋にたどり着いた。


「父上,クローノです」


「おぉ,よく来た。大きくなったなぁ,クローノ」


 父親の感想が「大きくなったなぁ」って単身赴任で出張してるリーマンかよって思ったけど,この世界じゃ誰にも伝わらないかなと思った。

 商人とかに言い換えたら伝わるかなぁ?

 なんてどうでもいいことを考えていたら...


「お前は将来何をしたいんだ?レギオは家の軍で働くということだがお前はどうだ?」


 呼び出されたら,将来の夢を聞かれた。

 夢って答えるの面倒なんだよね。

 前は「戦国時代を勝ち抜くぜ」なんて考えていたけど,今はなんも考えてないからなぁ。

 急に聞かれても答えることができない。


「軍はちょっと体力的に...文官とかですかね?」


 なんとなく答えた。


「そうか...分かった。考えておこう」


 こうして面談を終えた。

よろしければ「ブックマーク」や広告の下にある「評価☆☆☆☆☆」を押していただけると幸いです。

また,感想等もお待ちしております。感想を頂けると大変うれしいです。

皆様,お読みいただきありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

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