簡易村が
とりあえず状況確認のために関所まで行った。
商人のみ関所の通行を許可したため,関所の手前に簡易の村みたいなものが出来てしまったようだ。
聞くと百人規模の簡易村が五つも出来ているらしい。
「移民多すぎ」
なんでこんなに多いんだろう。
そう不思議に思っていると,伝令さんが...
「領都イールでグリードが好き放題するため逃げていく人が多いかと」
ルーボはルーボでアホだけどさぁ,グリードはグリードで何やってんの...
「じゃあこれから簡易村が増えちゃうってことかな?」
「グリードが人口流出を阻止してるんじゃないですかね。ここ最近はパスに来る人も少なくなってきましたし」
カバリーロが答えてくれた。
「まったく来なくなったの」
「ゼロではないんですけど,急に減りましたから」
「そうなんだ」
実際にイールの状況を確認できてないから分からないけど,状況証拠的に人口流出が防がれているんだろうな。
イールの住民が酷いことされてなければいいけど。
「とりあえず,何人かに聞いてイールの状況を詳しくまとめてみて」
カバリーロにそう伝えた。
イールがどうなっているか気になるし,グリードが思ったよりヤバいやつだって分かったから気を付けないとね。
それにしてもポルトの街の町長をやってた頃と違いすぎて訳が分かんない。
グリードって二重人格なのかな?
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