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漁業と農業の視察

 工業地帯の案として出した,下水処理施設の上はにおいが少しするということで無しにして,南東の空いているスペースに作ることとなった。

 ちなみにゴミ処理施設を下水処理施設の上に作ることとなった。

 この世界,ゴミは道端にポイ捨てするのが当たり前になっているんだよね。

 まぁ,プラゴミとかが無いから,地球のポイ捨てに比べたらマシなんだろうけど。

 それはさておき,疫病の原因になったりするので,街のいたるところにゴミ箱を設置して,そのゴミをゴミ処理施設で焼却処分することにした。

 これでパスの街はこの世界で最もきれいな街になるんじゃないかな。

 その他は結局,私の案がそのまま通り,高台の開発が進められることとなった。


 開発はナガルに任せておいて,私は漁業と農業の視察をすることにした。

 まずは漁業の視察として,港へ向かおう。


「漁業は順調かい」


「クローノ様,ポルトとは違う魚が取れるそうですが,外洋ためなのか結構大きな魚も連れて順調ですよ」


 港に着いた私はパスの街の漁業の代表に任命したフィーソにいろいろ質問をすることにした。

 フィーソは移住してきた一人だったが,真面目だし,移住してきた仲間からの信頼も厚かったので責任者になってもらったのだ。

 それにしても,漁業は順調なようだ。


「何か困っていることは無い?」


「困っていることは今のところございません。逆に流通がしやすいと評判なくらいです。生魚が領都で扱えることを喜んでいましたよ」


 漁業では困っていることもないそうだ。

 良かった良かった。

 その後,その日に獲れた魚を見ていき,どんな魚が取れるかの説明を受けた。


 港から高台に戻り,柵の外へ向かう。

 次は農業の視察だ。


「農業の責任者は...え...」


 そこにいたのはパスに来たポッチャリ兵士ズレルだった。


「なんでズレルがいるの?」


「私,もともと兵士として柵の外の巡回をしてたんですけど,そのまま農業の責任者になっちゃいました」


 訳分かんない...

 何言ってんのこの人。


「農業してる人たち,誰も責任者やりたくないって言うんで,よく畑とかを見回りしてる私が責任者にって」


「で責任者になったら何がもらえるの」


「責任者になればおにぎりをくれるって...あっ...」


 おにぎりで釣られるおバカ兵士がいたよ。

 後でカバリーロに報告だな。


 それはさておき,ズレルが農業区域に詳しいので説明はそのまましてもらった。

 農業では水回りをもう少し改善して欲しいっていう提案があったけど,それ以外は順調なようだ。

 視察後にズレルはおにぎり事件を秘密にって私に言い寄ってきたけど,そこにカバリーロが現れてメッチャ怒られてた。

 ドンマイ,ズレル。


 パスの二大産業はなおも順調のようで嬉しいものだ。

 視察を終え,私は笑顔で家へ戻ったのであった。


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また,感想等もお待ちしております。感想を頂けると大変うれしいです。

皆様,お読みいただきありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

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