表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

35/89

お米

 南国とまでは言わないですけど,暖かいこの地域。

 生まれてから一度も雪を見たことがないんだよね。

 領都イールから見える北の山脈が白くなっていることもなかったと思う。

 そんなアリストクラート領で主食として食べられているのがお米で,元日本人としてはありがたかったんだよね。

 ちょっとタイ米に似て粘り気が少ない感じだけど,お米はお米だからね。

 それでも,粘り気が欲しい気がするし,いつかは品種改良して粘り気の強いお米も作りたいと思う。


 パスの街は農業と漁業という二大産業が順調で平和である。

 街づくりと同時並行で船づくりを依頼したり,畑を開墾してもらったりしていたのが,本当に良く効いていると思う。

 この二大産業が安定しだしたら,来年はいよいよ工業にも取り組みたいなぁ。


「電気を作りたい」


 この思いが年々大きくなっているんだよね。

 前世で散々電気の便利さを知ってしまったので,もう耐えられない。

 いや,今までは遊んで寝てを繰り返していたから耐えられることが出来たけれど,これから本格的に街の運営をしていかなければならないので...

 それにしたってもうすぐ八歳の子供が街の運営ってアタオカだよなぁ。

 そもそも,成人したとは言え,十五歳で軍の副団長やっているレギオ兄さんのですら,日本人の感覚だとアタオカな気がするんだよね。

 まぁ,子供を働かせるってこの世界じゃ普通だからしょうがない気もするんだけど...

 でも,将来の領主,ルーボが十八歳なのに,のほほんと暮らしているのは全然納得がいかない。

 それでいて,働いて役職を貰っている私たち弟のことを恨んでいるっていうんだからどうしようもない。

 アリストクラート領はルーボで終わるんじゃないかとすら思ってしまう。


 出来るだけ父上には長生きしてもらって,貯金をしておいてもらいたいものだよ。

 そうすれば,ルーボがトップの期間を短くできるし,そのほうがアリストクラート領が長続きする可能性が高そうだからね。


よろしければ「ブックマーク」や広告の下にある「評価☆☆☆☆☆」を押していただけると幸いです。

また,感想等もお待ちしております。感想を頂けると大変うれしいです。

皆様,お読みいただきありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ