安定と不安定
季節は冬になったけど,温暖な地域のため,街づくりはすごく安定している。
作業員の補助をしていた人を中心に,町に住んでもらっていて,その人たちは漁業を開始したり,パスの街の周りを開拓して畑にしたりしてもらっている。
その他にも諸事情で移り住んできた人もいて,パスの街は段々と賑やかになっていっている。
まぁ,仮拠点がある高台付近に新しく家を建てて住んでもらっているので,下の平地はまだ少し物寂しいけどね。
そういえば,漁業はポルトの街から指導してくれる人を呼んだんだ。
ポルトの町長であるグリードに頼んで,人を送ってもらったんだけど,例の件もあるから,少し不安だった。
なんというか,「変な人が来たら嫌だな」なんて持っていたけど,指導をちゃんとしてくれてる人が来たみたいなんでホッとしている。
あと,漁業を開始に伴って,行商じゃなくパスに店を構えてくれる商人も何人か出てきた。
そのおかげで,下の平地にある港に近い一等地はそれなりに埋まってきている。
広い平地を作ってあるのでこれからどんどん発展していければと思う。
街づくりは順調なんだけど,戦乱の動向は不安定もいいところである。
現在,大陸の東西南北の各地域は,侯爵家の影響下にあり,大陸中央は一応王国家の影響下にあるということになっていたんだ。
けど,北の侯爵家シャマール家が小貴族に倒され,事態が動きだしちゃったんだよね。
今回,その小貴族に落とされたシャマール侯爵家の関係で少し事態が動いたらしいんだ。
というのも大陸北方では冬は雪深くなるため行軍が出来なくなってしまうんだよね。
そのため,国王軍が秋口にシャマール領に行軍したんだって。
というのも,シャマール家の生き残りが王都に助けを求めてきたということがあったんだって。
まぁ,裏の事情としては,国王家が王国での影響力を取り戻したいと思って,そのため,国王軍がシャマールに出動したんじゃないかなと思うんだけど...
それはさておき,シャマール家を落としたとはいえ,小貴族が国王軍に勝てるはずがないと思っていた。
というのも王国が無くなって欲しくない大物貴族が協力するはずだからね。
そんな風に思ってたんだけどなぁ...
国王軍は盛大に負けちらしたんだってさ。
この惨敗を利用して,王都では逆に大臣を務める大物貴族家が画策をして,中央での王家の影響力を下げたんだって。
大臣たちって王国が無くなってもいいように準備してるのかな。
まぁ,こんなことがあって,まだ戦乱は遠いことであったはずなのに,王国全体に緊張感が走った。
この件以降,大陸全体で貴族家の小競り合いが増えたと聞く。
特に南地域は温暖なため,結構活発と聞く。
山脈やら,森やらに守られている家の領地はまだ巻き込まれてないんだけどね。
そんな感じで,街づくりと戦乱の動向の安定と不安定のギャップにモヤモヤするクローノであった。
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