街づくりの再開
私達は遊んですごしているんだけど,街づくりはもちろん進んでいる。
守りを固めろと言われたので,最近はパスへの道に関所施設を作ってもらってたんだ。
ちなみに,三方を山に囲まれてて,一方は海なので,パスの街って守りやすさ抜群なんだよね。
一応,山越えで攻めてくることも想定して,山頂付近にも物見施設を作ってもらったよ。
地球みたいに空を飛ぶことができれば意味がないけど,空を飛ぶ方法が無いこの世界では,高いところを取るって大分有利になるからね。
だけど防衛施設の工事中心にしてたからで,街の中の工事はあまり進んでいないんだよね。
「じゃあ,道路と水道の整備をしようか」
街づくりの再開をする。
港をつくり,道路と水道の整備をして,住民を呼び込むという流れを想定していたんだけど,関所施設という想定外の工程が加わり,住民の呼び込みがまだできていない。
ちなみに,パスに今いるのは,私をトップとする文官三名,カマリエラをトップとする私のお世話係五名,カバリーロをトップとする兵隊さん十名,ナガルをトップとする街づくりの作業員三十名,アンジュの計五十三名である。
ちなみにアンジュは,カマリエラから受け継いだ金髪とカバリーロから受け継いだはっきりとした顔立ちで,パスの街のアイドルとなっている。
周りに小さい村とかも無かったので,農家もいないし,もちろん漁民もいないしで...
「魚を食べたーい!!」
海が目の前にあるのにずっとお肉料理ばっかりだったので,そんな風に叫んでいるとアンジュがやってきた。
作業の指示も出したし,遊びの時間だね。
「魚,私達で採りに行こうよ」
アンジュに言われて,なぜ今まで自分たちで釣りをするという発想がなかったんだと後悔した。
ポルトで魚は買うものって意識が付いちゃってたんだろうな。
「そうだね。今日の遊びは釣りに決定だよ」
こうして今日の遊びが決まった。
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