平らな土地
街づくりを開始しました。
ポルトの街の不満点で最も多かったのが急な坂です。
ポルトは徐々に大きくなっていったため,平らな場所だけでなく坂にも街が広がっているのだ。
移動するときに馬車が主要なこの世界では坂は出来るだけ少ない方が良いのだ。
新しくパスと名付けた場所は川の河口近くに広がる平地となっているが,緩やかな坂道となっているので,まずは平らにならしていくことにした。
「ナガル,進んでるみたいだね」
高台にある仮拠点からパスを見下ろして,街づくりの専門家であるナガルに話しかけた。
「しかし,こんなに平らな土地を広げて,使わなかったら無駄になるだけじゃないんですか」
「無駄にはならないよ。それにここは領都に近いからポルト以上に大きくなるはずだし,ポルトの二の舞は嫌だからね」
「はぁ,それならいいんですけど」
ナガルは街の運用の専門家ではなく,街をつくる作業の専門家である。
作業が無駄になるというのを嫌うのである。
今もちょっと不満顔である。
まぁ,いつの日か私の主張が正しいと気が付く日が来るだろう。
「あと,下は商業地区として,住宅地は高台としてね」
「はい,分かりました」
こうして少しずつ街づくりが進んでいくのであった。
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