嫌になっちゃう
「ずいぶん,黒くなりましたね」
あれから「海行きたい!!海行きたい!!」って毎日アンジュが言うので,結構な回数海へ行ったのだ。
あれだけ行けば,日焼け止めなんて関係ないのだろう。
大胆に日焼けをしてしまった。
久々に会った町長のグリードには,別人に見えるほどの変化だったのか,とても驚いている。
今さらだが,私たちは港町のポルトで文官になるための勉強をしている。
先生はポルトで文官トップの町長グリードだ。
「読み書き計算ができるようになったクローノ様たちには,実践的な画題を出すとしましょう」
そう言われて渡されたのは昨年のポルト周辺の収穫等の報告書だった。
「税率を五割として,ポルトが集める税金を算出してみてください」
今までは四則演算とかだったのにいきなりガチでした。
前回,予想より早く進んでしまったからって難しくしすぎでしょ。
私には前世チートがあるからいいけど,アンジュが心配だ。
私の我儘でアンジュを巻き込んでいるので,アンジュには勉強を嫌いになってほしくない。
そんな不安がありましたが...
「おわった!!」
「ヴぉ!!」
私より早く余裕で終わらせてしまいました。
何この子,優秀過ぎない?
六歳に計算速度負けるなんて,私が嫌になっちゃうよ。
ちなみに,アンジュが終わらせてから十分後に私も終わらせることができました。
よろしければ「ブックマーク」や広告の下にある「評価☆☆☆☆☆」を押していただけると幸いです。
また,感想等もお待ちしております。感想を頂けると大変うれしいです。
皆様,お読みいただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。




