表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

15/79

侍女とは何をする人ぞ。



いやいやいや、おかしいからな?


リークからの愛情って。


"愛情"ってなんだよ。

せめて"親愛"だろ?



だってアイツは男が好きなんだぞ?



俺は! 今!




女!!




……まぁリークもイケメンだからな。

そりゃもうお嬢様や俺と並ぶと美男美女。


ちょっと勿体ねぇ気もするが、こればっかりはしゃーねーべ。




それにしても、いい加減この頭痛と意味不明なシステムとやらと向き合わないといけないな。


痛みは一瞬だけど、急は困る。

てか嫌だ、慌てるし。


出先とか重要なときとか……があるかは分からんが、まぁどうにか出来るならどうにかしたいもんだ。



ていうか、そもそもこれは一過性なのか?

マナが持ってた持病の可能性はないだろうか。


こう頻繁に頭痛がするなら、薬くらいあるかもしれない。




カタン


美味いメシを味わう間もなくさっさと食べ、手を合わせて礼をした。



「なによ、慌ただしいわね」

「悪いな、俺ちょっと部屋戻るわ。またなカノン、リーク!」

「はいはい」

「また後でね!」



あー、やっぱり。

この部屋だとイキイキするんだな、リーク。


元気良く手を振るリークにつられ俺も手を振りながら、食器を持ちこの場を後にするのだった。










さて、荒らすとするか。


と思って部屋に入ったところで、思わずハァーッと深いため息をついた。



この部屋、なんっっにもねぇ!!!



洋服ダンスと鏡とベッド以外マジで何にもない部屋にガックリした。

この様子だと、本当に必要最低限しか部屋に居なかったみたいだな。



会社行く以外ほぼほぼヒッキーしてた俺には信じられん話だ。



タンスの上を見て、ついでに念のため中も見たけどやはりというか何も無い。



こりゃアテが外れたか?



頭痛が治るかもと思い意気込んで来ただけに、ショックと同時に脱力感がハンパない。



ギシッ


乱暴にベッドに寝転がる。


薬が無いのなら、マナはちょっとした偏頭痛か何かと思って放置していたのかもな。


俺も今は慣れない事だらけで心配だから薬を探しちゃいるが、本来ならそんなに薬には頼らない性分だ。


妙な共通点が見つかった気がする。



……ああ、だからか?



俺の中で不明瞭な部分が、こんがらがっていた糸が一本になっていくのを感じた。


そう、俺は。


さっきのお嬢様との会話で一つ、気づいた事がある。



それは。





――――俺は、"マナ"と人格が違う。





そう、はっきりと思ったんだ。


思えば、性格が違うと言われた時も不思議だった。

今までは性格以外は変わらないと。

それは名前はもちろん、王国の事も覚えていたことになる。


初めは多重人格なのかと思った。

けれどそれだと主人格であるはずのマナが一度も出ていない、ずっと俺のターンというのが気になるわけで。


詳しくはないから分からないけど、同じ人体の中にいるなら乱暴なヤツとかとも少しはリンクするもんだとも思っていたが、今のところソレもない。




ならば。

俺の中の結論は、一つ。





「神様! 居るんだろ!?」

『わひゃあっ、いきなりですね!?』



え、ちょっと待って。

すぐ返事来たんだけど。


神様ってヒマなのか?



『暇じゃありません! 真人さんは私のお客さま第一号だから融通してるだけですぅ~』

「おー、そりゃ……どうも?」

『なんで疑問系なんですかぁ!?』



いやだって、神様の仕事なんて知らんし。

客もまだ俺一人だけかもしれないしな。



『私のことバカにしてません? 何だか知りませんけど、もう帰っちゃいますよ?』

「おっと、そりゃ困る。ちょっと聞きたい事があるんだが」

『なんでしょう?』

「マナについて――いや、正確には俺より前にマナになった人が居ることについてかな」

『っ、なぜそれを?』

「やっぱりか」


多重人格じゃなければ、答えは一つ。



転生させる。

俺みたいに。





そうまでして。





「"マナ"が生きていないといけない理由があった」





そう、なんだろ?







謎?だった部分の説明ターンです。

書いとかないといけない気がしたんです。

説明のための話とか、苦手な方いたらすみません。


一部タイトル変更しました。

今回も安直だけど前回のは適当すぎたので(^_^;)



少しでも良いなと思ってくださった方、居ましたらブクマや評価等よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ