表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

3話 ギルドトゥルーラブ

 

「おい!キング、マッシュ、ケアフル出てこい!」


 ケーイに呼ばれて3人は部屋から出てきた。

 すると他のトゥルーラブのメンバーも集まっていた。

「おぉ、すごい!有名なラブクリエイター達だ!」

 ケアフルのテンションが上がっている。

 実は大のラブクリエイターマニアであった。


「あ、あの人は、アイテム技を得意とするランキング18位のシュリンプだ!実物はより、童顔で小柄だな〜」


「そして、この一見普通な見た目だけども、ホストやユーモアの属性を得意とし、レデーを魅了するランキング14位のタコヤケ!」


「お!!こっちのガタイのいい、メガネをかけた人は、ランキング11位のダチェン!ゴリゴリ属性を得意とするが、そのゴリゴリの使い方が独特と噂されている」


「そして、最後は短髪にそのスマートな体型、バランスが良く、状況判断力も高い。体力があり、戦いが長引くほど勝率が上がると言われている。そつなく何事もこなす。まさに実力派!ランキング8位のタフガイ!!」


 ケアフルは、トゥルーラブのメンバー情報について詳しく熱弁した。

 ちなみにランキングとは、半年に一度、任務の成績に伴ってギルド長以外のメンバーで順位がつけられる。

 上位20位までがランキング入りできるのだ。

 シュリンプは、1ヶ月前に初めてランクインしたのだ。


 そして、キング達3人も自己紹介をした。

 その後に歓迎会が開催され、飲み食い散らかして眠りについた。


 次の日


「よし!お前たち任務だ!キング、マッシュ、ケアフル」

 ケーイが3人を指名した。


「え、いきなり俺たちですか?」

 マッシュが不安がるのも当然であった。


「大丈夫だ!一応シュリンプを連れて行くから。とりあえず、会社の里のオフィスの森へ行ってきてくれ!そこにレデーが多く現れたとの情報だ!」

 こうして、キング達3人とシュリンプが同行して初任務に向かうのであった。

 任務の前にキング達3人にポーチが渡された。

 この中に任務に必要なアイテムが入っているようだ。



 ちなみにレデーにもタイプがあり、そのタイプによって技の相性があるとされているが、レデーにも個体差があるので、対峙してみて判断するしかないのが事実である。


 〝清楚〟〝ギャル〟〝妖艶〟〝ムチムチ〟〝姉御〟〝個性派〟〝ロリ〟〝モデル〟〝パリピ〟〝真面目〟〝ボーイ〟〝姫〟〝異種〟

 これらが確認されている。


 今回向かう会社の里は、ギルドトゥルーラブから更に南に5キロ行った先にある。

 比較的、ソースを獲得しやすいレデーが多く存在しているので初心者にはかなりうってつけである。


 キング達は、歩いて会社の里を目指した。

 20分くらい歩き、会社の里まで侵入した。

 いくつかのビルの様な建物が建っており、その中にオフィスの森と書いてある場所に入って行った。



 そこは、とある会社の様な風景だ。

 しかし、この世界に会社のシステムは存在しないので、キングにとっては、初めての会社で新たな世界を見たような気がした。


 ここにレデーが現れるようだ。

 すると


 〝スタッスタッ〟

 足音だ!


 すると、タイトスカートとシャツを着た人物が現れた。

 耳が尖っている。

 これが、レデーの証拠だ。

 すると、シュリンプは、ポーチから機械を取り出した。

 現代でいうタブレットみたいなものだ。

 しかし、キングは初めてみるそれに、興味津々である。

 シュリンプはそれをレデーに向けた。



 〝ジョウホウナガッシー〟

 タイプ、ギャル属、派手めギャル


 なんと、その機械はレデーのタイプや名前を特定する機械のようだ。

「まずは、俺が手本を見せるから見てて」


 シュリンプとジョウホウナガッシーの戦いが始まろうとしていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ