3話 能力
「うあああああああああぁぁぁぁぁ ドスッ!!」
清水は高いところから落ちてきて草むらのところに着地した。
「イテテ・・・・」
「隊長!!無事でしたか!?大丈夫ですか!?」
すると吉田曹長が清水のことを心配そうに近づいてきた。
「吉田曹長!!私は大丈夫ですそれより柴崎は?」
「柴崎も無事ですそれと古川三尉たちも無事です。」
吉田曹長が指差すほうには柴崎と古川ともう一人迷彩服の男の人がいた古川のもう一人のパイロットだろう、清水は立ち上がりみんなのところへ行った。
「みんな無事だったか。」
「二尉こそご無事で」
柴崎が言う、すると次に
「清水、お前さんは無事だと思ってたよ。あっ、こいつの紹介しないとな後藤 太郎俺と同じ三等陸尉だ。」
「後藤です。清水二尉のお話はよく古川さんからうかがっています。」
「おい、古川どんな話をしたんだ?」
清水は古川の顔をジッと見る。
「そんな顔すんな、変な話はしてないからそれよりもこの状況をどうする?」
古川は周りを見渡しながら言う周りは木で覆われまるで富士の樹海のようだ。
「そうだな、みんなはどうやってここに」
すると吉田曹長が
「神と名乗る者に二つ能力を貰ってここに・・・」
すると柴崎、古川、後藤の順に「自分も」 「俺も」 「自分もです」と言う。
「そうか、どんな能力を?」
清水が聞くと吉田曹長が
「私は車が趣味ですし、操縦優良章も持っているのでどんな車両も運転する能力とどんな車両も出せる能力です。」
「吉田曹長、車が趣味だったんですか初めて知りました・・・柴崎は?」
「自分は救命救急士の資格を持っているのでどんな怪我、病気を治してしまう能力と医療器具など出せる能力です。」
「そういえば、救急救命士の資格持ってたな・・・古川は」
「俺はパイロットだからどんな航空機も操縦できる能力とどんな航空機も出せる能力だな。一回でもいいから戦闘機乗ってみたいし!!」
「お前らしい理由だな・・・後藤三尉は?」
「自分は一時期、航空機の整備士目指していた時がありましたからどんなものでも整備できる能力とすぐに異常を発見できる能力です。」
「・・・みんなまともだな。」
清水がそんなことを言うと古川は
「じゃあ、お前はどうなんだよ。」
するとみんな清水のほうに顔を向けた。
「俺か・・・俺は勘が鋭くなる能力と思った武器、装備が出てくる能力だな。」
清水がそう言うと古川が
「お前もかなりまともなものじゃないか、それでこれからどうする?階級で言ったらお前が一番偉いぞ。」
するとみんなうなずきながら清水のほうを見た、清水は腕を組んだ。
「うーーーーん・・・情報が足りなさすぎる最初は人と接触することだな。」
清水はみんなの顔を見ながら言った。
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