2話 異世界スリップ
「うっ・・・」
清水は仰向けに倒れている体を目は半分ぼやけながら立ち上がる。
「ここは・・・・どこだ?天国か?」
清水は周りを見渡すが永遠に真っ白い空間の部屋続いている。するとスーパーボールぐらいの青い炎が清水に近づいてきて青い炎は喋り出す。
「お前は清水祐樹でいいんだな?」
清水は炎が喋り出したことに驚いたが、すぐ冷静になる。
【ここは落ち着いて情報収集したほうがいい】
「ああ。確かに俺は清水祐樹だがあなたはだれなんですか?それとここはどこなんですか?俺は死んだんですか。」
すると青い炎は
「君は死んでない。私は神だ。そしてここは無の空間だ。」
「無の空間?神?・・・その神様が俺に何の用なんですか?」
清水は一瞬疑ったが質問を続けた。
「実は地球の人の定員を超えてしまって君らを違う世界に送らなくてはならないのだ。」
「うん?君ら?」
「そう君の部下二人と君の親しいヘリのパイロットの古川君ともう一人のパイロットの君を合わせた五人だよ。」
清水はほっとした五人が無事なことに
「違う世界とは?それとこれは決定事項なのですか。」
「ああ、決定事項だよ。それと違う世界とはまあ・・・文明は中世ヨーロッパ並みだけど魔法が存在してるところかなでもそんなに魔法つかえるひといないからあんま発展してないけどね。」
清水は顔を下に向けて考え込んでしまう、それを見た神様は
「ただで異世界に行けとは言わないよ、何か能力をあたえよう。」
清水は顔を上げる。
「能力?」
「ああ、例えば魔力は無限にするとか、最強の魔法が使えるとかetc・・・二つならかなえてあげれるよ。」
「能力ですか・・・・・・」
清水はまた顔を下に向けて考え込む、二分ぐらいして顔を上に向ける。
「では、一つ目は思った武器、装備が出てくる能力、二つ目は勘が鋭くなる能力でお願いします。」
神は驚いた声で
「それでいいのか?」
「ええ、自分は魔法とか詳しくないですからそれに使い慣れたものが一番ですから」
「そうか・・・それではこれを渡しておこう。」
すると清水の手元に一台のスマホが現れる。
「これは?」
「異世界の地理わからないだろ?それに地図アプリあるからそれを使うといい、ほかにもアプリあるんだがもう時間がない聞きたいことあったら電話帳に儂の電話番号が入ってるから電話するといい。」
「結構・・・スマホって現実的ですね。」
「そっちのほうが使いやすいだろ。」
「ご配慮ありがとうございます。」
清水がペコリと頭を下げると清水の足元に穴があいて清水が落ちる。
「うああいきなりかよ!!!あああああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
「元気でな」
神はボソッとそういった。
次話へ・・・