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其の参 新生活初日の夜

コレと言った見所が無いですね(笑)。

まあ、あれでも第三話は本気で書いたので、少し疲れましたし。

この作品を一通り書き終えたのが、1月24日です。まあ、第三話の勢いですね。

この勢いが、いつ終わるかが分からないのが逆に怖い。

 そして夕食は、汐理の得意料理のカレーライスだった。

 おかずは無かった。つまり、カレーライス一品のみだ。まあ、文句など無いけどな。

 「なんだかんだいって、昼ごはん食べていなかったから量は多めにした。」

 やはり、疲れていた。かなり歩いたし。かなり転がったし。



 少し、この世界を見て思った事がある。

 この町は、電気が通っていないのでは無いが、元の世界に比べると暗い。

 街灯も平均で50mに左右交互に一つずつ(道路の両端に2つ)あった。また、家々も全ての部屋通っていなく、懐中電灯が必要な所もある。なので、家が暗い。多くの人はランプを持っていた。なにかと必要なので買っておきました。また、家電もどの家にもあるのは冷蔵庫・洗濯機・電話・風呂程度だった。また、ガスは普及していない(電熱で風呂の水を温めているのだろうか。)。しかし、水道はどの家にも普及し ている。他にもこの世界には、テレビは無い。しかし、新聞・ラジオはあった。

 持っている道具も、この世界に無いものは持っていなかった。例えば、携帯電話。

 因みに、私がいる所は町の近郊の話であって、町の中心になれば違うだろう。また、公共施設は全て電気が普及している。なので、夜でも明るかった。



 汐理の「食べるよ。」の声を合図に考え事を止めて、夕食を食べ始めた。

 その美味しさを上手く表現するのは難しいかったので、

 「美味しいです。」とだけ言った。

 疲れていただけに普段よりも早く食べ終わった。

 私の食後の楽しみは、星空を見る事だったので、窓辺から星を眺めていた。やはり、星が綺麗だった。

 一方、汐理の食後の楽しみは、軽く体を動かす事だった。彼女は体力もあるが、日々のストレッチは怠らなかった。

 私も普段なら自転車で星がよく見える所に移動しているんですけどね。


 その後、汐理と少しばかり話した。

 この世界のに巻き込まれた事・新生活について・脱出方法についてなど、RPGの世界の事についてを話していた。しかし、分からない事が多すぎるので、建設的な結論は出なかった。

 しかし、今は青果店で働きながら、元の世界に帰る為の情報を得ていくという事で合意した。


 その後にお風呂に入る事にした。

 異性なのもあるが、そもそも一人用なので、狂乱しても一緒に入る事は無い。まあ、健康的に過ごせるので大丈夫ですね。ただ、お互い一番風呂を望む為、公平にジャンケンで決める事にした。

 一番風呂って良いですよね。特に拘っている訳では無いのですが…。

 ジャンケンの結果、汐理が勝ったので私は一番風呂は逃してしまった。まあ、別に良いけど…。


 私は、ゆっくり読書しようと思った時、

 「あっ………。」と驚きの声が聞こえた。声の主は当然、汐理だ。

 「どうしたんだ?」と手話で聞き返すと、汐理が溜息を吐いた後、

 「寝巻、買うの忘れた。」

 暫く、沈黙の空気が漂っていた。

 働き先の服(作業着)は、明日に届く事になっていた。つまり、学校の制服しか持っていない。

 「じゃあ、制服で寝る訳ね。」

 そう手話をすると、汐理から

 「怒ってないの?私の不手際なのに…。」

 確かに、洋服は、汐理が買う事になっていた。しかし、食べ物は何も無かったので、寝巻を買う事を忘れていたのだ。それは、仕方ないことだ。

 「別に。それに、私が気付かなかった事も悪い。お互いのミスだ。」

 それを聞いた汐理は、

 「ありがとう。でも、ごめんなさい。」

 それを言った後、扉が閉まったので、読書に戻った。


 「異性だけに何かと気まずいなぁ。」

 読書をしながら、ふと呟いた。もしも一緒なのが汐理ではなかったら、一体どうなっていたのだろうか。家族・親戚を除いたら、同性・異性関係なく、汐理と一緒の時より気まずい関係だろう。ただ、そんな事は考えるだけで疲れるので、再び読書に戻った。

 それから、30分後に汐理が出てきた。意外に長風呂だ。

 って言っている私も長風呂なのだが。しかし、直ぐに全身を洗ったって早めに出た。まあ、それでも15分だ。普段はこの二倍ぐらい掛かる。

 私が出たあとは、お互い歯を磨いて、就寝の準備……。


 ここで、問題発生。この部屋にはベッドが一つしかない。この年頃の男女が同じ所で寝るのは、色々な意味で気まずい。私達はそこを抗議したが、他に住居が無いのを知って割り切った。しかし、抗議した事で枕を2つになっただけマシだが。それにしても、ベッドが大きい。多分、キングサイズだろう。


 私が灯りを消して、お互いが布団に入った。

 「おやすみ、汐理さん。また、明日から頑張りましょう。」

 私はそう小声で言うと、私は目を閉じた。

次は、桜川目線で書こうと思っています。

それにしても、ネタが切れつつあるので、更新が遅くなる気がします。

次話を3月までには更新したいです。今年は閏年じゃないから、1日猶予が短いけど…。

やっぱり、余裕を持ちたいので、第六話のペースに託されますが。

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