脱走兵、義賊になる
時は帝国が侵略戦争を仕掛け、近隣小国を飲み込み版図を広げている頃。ある帝国兵が脱走し、王国に逃れた。彼女は名を変えて帝国と王国の国境を越え、近くの村に泊まった。
その夜、村がにわかに騒がしくなる。起き出した彼女が見たのは、村に侵入しようとした盗賊とそれを阻止する冒険者の一団らしき姿。戦える者として当然、彼女は冒険者側に加勢する。
すべて片付いた後、冒険者の一団の1人が彼女に言う。
「ウチら義賊ってヤツなんだけどさぁ、キミも仲間にならない?」
その夜、村がにわかに騒がしくなる。起き出した彼女が見たのは、村に侵入しようとした盗賊とそれを阻止する冒険者の一団らしき姿。戦える者として当然、彼女は冒険者側に加勢する。
すべて片付いた後、冒険者の一団の1人が彼女に言う。
「ウチら義賊ってヤツなんだけどさぁ、キミも仲間にならない?」