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速報2

 トイレに入ってスマホを開く。

リアルタイムで記事を作成しているなら、リアルタイムでチェックすれば良い。

行動から自ずと犯人もわかるだろう。必ずパソコンなりスマホなりの電子機器が必要になるからだ。

監視カメラ等をチェックしに行っている様子はない。その場にいるか、遠隔操作で確認することができるのだろう。

そこで私は、記事がアップされているかどうかを確認するため、頻繁に一人になることにした。

必ず捕まえてやる。


 あった、○△新聞の記事だ。

パソコンに不具合が起こったみたいだ。原因はメールから入り込んだウイルス。

ん?これは起こっていないな。

これは普通の記事か。他の記事を待とう。

この記事は10時半だな。一応メモをとる。

そうして席に戻った。


数分の後。

「あれ、なんか僕のパソコン、おかしいんですけど」

「私もデータを読み込まなくて」

「なになに・・・ん?もしかしたらウイルスかもしれん!みんなパソコンの操作を止めろ!」

静まり返る社内。部長が内線をかける。

「足立です。パソコンにウイルスが入った可能性があります。今全員手を止めているんですけど、そちらにセキュリティ担当はいますか?」

なんだ、これは。

事態を知って、周りがざわつき始める。だが私の心のざわつきはまた別だ。

あの記事が、予知になった・・・?

そんな馬鹿なことがあるか。記事を書いた奴がウイルスをばら撒いたに違いない。

これは冗談では済まされない。

いや、最初から冗談では済まされなかったんだ。

どうする?事の次第を説明するか?

うちの社内の出来事と決まったわけでもないのに?

席に座ったまま、全身に冷や汗をかく。

これを単なるウイルスの侵入として片づけてもいいのだろうか?

だが不必要に人に不安を与えるわけには。

しかし関連するかもしれない情報を知っているのに黙っているわけにも。

考えが堂々巡りする。

一体どうすればいいんだ?誰に相談したら解決への道になる?

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