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推測3

 ふうん。

メモを見ながら私はため息をつく。

こうして見てみると、思ったより会社内では様々なことが起こっている。業務と関連しないこともちらほら。

さて、記事のほうは。

もう該当記事を探して開くのが習慣になってしまった。習慣がなかった頃、この時間を自宅でどのように過ごしていたか、覚えていない。

自宅など、食べて入浴して寝る場所だと思っていた。会社から帰っても、いつも疲労感が抜けなかったのに。

今は明らかに、「何かするために」帰っている。

ストレスはかかるが、身体的には少し健康になっているかもしれない。そう考えると、悪いことばかりではないかもしれない。

いや、疲労感に包まれながら、こんな仕事と関連のないストレスと向き合うのは御免被りたい。やはり却下だな。


 記事はいつもと同じように掲載されていた。

自分のメモしたこととはまた別のことだ。思い返してみると、確かにその出来事もあった。

だが私ではその出来事を、人に読ませるような記事にすることはできない。着眼点からして違う。

なぜか負けたような気分だ。

非常に手の込んだ悪戯だ。様子を見られ、公開され、止めることができない。その上調査者に敗北感を与える。

この技術を他に活用できないものか。こんな犯罪のようなことではなく。


 しかし、記事の掲載時刻と、実際出来事のあった時刻との差はもうほんのわずかだぞ・・・。

リアルタイムで記事にしているのか?

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