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多属性女子の日常  作者: 槌灰 雷
1/1

1日目(水)

この小説の属性とは火や水などの属性ではなくドSやツンデレなどの属性のことです。

一人称小説です。

どうも。僕は管瀬くだせ 桜歌おうかです。こんな喋り方ですが僕は「女の子」です。属性ポイント①:僕っ子女子。

「管瀬さんおはよ〜」

「あ、いずみおはよ」

彼女は僕の親友の上野うえの 威澄いずみ。ミステリーワンダーランド略してミスワンのガチ勢オタクである。

「いずみハロウィンラック君出た?」

「出るわけないでしょ!こちとら無課金なんです!管瀬さんはジェライさん出た?」

「は?出たわけねぇだろ」属性ポイント②:口が悪い

「だよね〜!これで出たとか言ってたらしばいてた☆」

「え、理不尽」

キーンコーンカーンコーン♪

ーーー

…やばい。陽キャがうるさい。いや普段もうるさいけど。

「ダハハハ!!!さなマジで!?」

「マジよ!ヤバない!?」

ッスー…ガチでうるさい。いやもう隣の席の悠璃ゆうりといずみの顔が険しいし。そして後ろの瑠杏るあんの殺気も凄いし。怖い。てか授業中に騒ぐってどうなのよ。ある程度喋るだけならまだ大丈夫だけどさぁ…でもさぁ…教室に響くぐらい騒ぐってあほか!?チンパンジーか!?よく喉痛めねぇな!?僕だったら絶対喉痛める!

「おい、茶川と潤田うるさいぞー」

「てかボソッターで推し先輩にフォロバとDM貰ったんだけど!」

「はぁ!それはヤバいわ!アタシまだフォロバしてもらってないけど!」

先生…そんな生温い言葉で静かになるほど優しい性格じゃないですよあのチンパンジー共は。属性ポイント③:少し毒舌

朝からホントにうるっさい…

キーンコーンカーンコーン♪

ーーー

「いずみ〜無事か…ってこっわ…」

「桜歌かあれはうるさすぎて鼓膜逝くか思った」

彼は僕の隣の席の大山おおやま 悠璃ゆうり。よく荒地行動をしている。ゲームとアニメが好きなオタク気質ありの男子である。

「そういえば桜歌が好きなミスワンのジェライ…だっけそのキーホルダーゲットしたけどいるか?」

「は、いるに決まってんだろうがよぉ!天才かよ!ゆうりの好きなアヤミのグッズあるし交換な!」

「管瀬さんホントにジェライさん好きだよね〜グッズ何個目?」

「まだゆうりのキーホルダー合わせて13個だわ」属性ポイント④:オタク

「管瀬さんそれは"まだ"って言わないよ"もう"だよ( ͡ ͜ ͡ )」

「上野スァン…その笑顔こわぁいゆうりもまだの方が合ってるって思うだろ?」

「いやそれはもうのが合ってるわ」

「えぇん…マジかよぉ…」

「てか何持ってるわけ」

「んーっと下敷きとノート2冊とアクリルスタンドと缶バッジ4つとキーホルダー2つとスマホカバーとイヤリングだな」

「「うん、あたおか」」

「は、お前ら絞めんぞ(低音イケボ風)」

キーンコーンカーンコーン♪

ーーーーーー

「四限目の授業終わります号令〜」

「きりーつれーい…」

ワイワイガヤガヤ

「はー…やっと飯〜…」

用意をぴぇぴぇっとして手洗いに行こ〜

「なぁあいつだろ?管瀬って」ヒソヒソ

「いつ見ても思うんだよあいつ偽善者だって」ヒソヒソ

「意外とビッチだったりして!」ヒソヒソ

「たしかにチビでロリ顔だけど巨乳だしな」ヒソヒソ

「…(一_一#)」

聞こえてんだわ!僕はビッチじゃねぇわ!顔面と身体は知らんわ!つかチビって言うな!属性ポイント⑤:低身長ロリ顔巨乳

ーーー

「いただきまーす」

おっしゃだし巻き玉子とポテトサラダある!

「おうか美味しそーなのあるじゃん食べてい?」

こやつは後ろの席の川村かわむら 瑠杏るあん。男である。そして何気に腹立つことを言うやつである。だがしかし憎めない。

「は、だし巻きとポテトサラダはやらんぞ」

「いーじゃん僕に頂戴よ〜」

「断る!」

「じゃあこの肉貰っちゃお〜」

「あ、てんめぇスパゲッティ奪ってやろ」

もぐもぐ…美味いし。だし巻きとポテトサラダ最高。

「ごちそーさまでした〜」

「桜歌はっや!」

さ、いずみのとこ行こ〜

「ホァッ!いずみ!ミスワンのオープニング!流れてる!」

「ホントだ!良かったじゃん管瀬さん♪」

グァッ!我が最推しジェライさんの高画質ドアップは無理天に召される…

「うっわ!嫌いな奴出た!最悪」

「あ、そっかいずみはスーミルさんが嫌いだったか」

「ホント嫌い〜!」

「グァッダ…!オクドレイタ三人のやつはダメ尊死ぬ…」

属性ポイント⑥:たまに謎の声が出る

マジでミスワンのオープニング最高。公式様ありがとう。ジェライさん考えた人最高ありがとう。

「もーこっからの授業頑張れる〜!」

「うちは無理〜…スーミル出たから無理」

キーンコーンカーンコーン♪

ーーー

ワイワイガヤガヤ

お、上から先輩らの声する。こーれはまたなるんじゃね…

「ちょ、みんなガチで黙ろ!?」

いやあんたも黙ろ?いくら好きな先輩がいるからってそこまで変わるもの?少なくとも僕は違うな?

ほーらまぁたいずみとゆうりのお顔が悲惨な事になってるー

たちけてー

ーーー

「六限目終わります号令お願いします」

「きりーつれーい」

「しゃっ!やっと終わったぁ…つっかれたぁん」

「帰りの会しますよー」

ーーー

「さよーならー」

終わったア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!疲れたア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!心ん中うるせぇと思われてそうだけど知らん!疲れたもん!(?)早く帰ってジェライさん拝む!

ーーー

「たらーいも」

「おかえり〜」

カバン置いて手洗いうがい〜してーお母さんに今日の報告する〜⤴︎

「おかーさぁん今日さーゆうりがさージェライさんキーホルダーくれるって言ってくれた」

「ほー、ゆうりくんがおうかあんたはなんかあげるの?」

「うんーおうかはゆうりが好きなキャラの缶バッジ出た言ってたじゃんか?それあげる」

「いいんじゃない?」

「やろーとりあえず後で水筒とべんとぅー出すし〜」

さて!いつものジェラ監(ジェライ×監督生)ターイム!

ーーー

「…ッ…ッ〜…!」

ねぇ!なんで引き裂かれちゃったの!こんな非恋泣くの当たり前でしょ!

「おうか〜お風呂洗って〜」

「ゔん"わ"か"っ"た"」

「まーた非恋のやつ読んだの?」

コクコク

仕方ないじゃん!非恋って泣けるから美しいんだよ!泣いてるけど風呂洗ってくる!

「風呂洗ってくる…」

ジャー

普通の恋愛のもいいけど僕的にはドロッとした恋愛の方が好きなんだよなぁ…ヤンデレとか非恋とか。後でヤンデレのやつ読も。多属性ポイント⑦:ヤンデレ好き

ーーー

ガチャッ

「ただいまー」

お父さん帰ってきたか。

「おかーりー!」

「ママ疲れた(キュルン)」

キュルンすなw口をとがらせるんじゃあないw

「はいはいお疲れさん」

お母さんに関してはご飯の用意しながらだし軽くあしらってるーwいつもだけど口尖らせてんのは初w

「ンッフw…くっフフw」

「なにわろてんねん!とちとら疲れてるんじゃ!クワッ」

「ファーwww口尖らせてるのは初でめっちゃワロタw疲れてるのは分かるけど…w顔怖ひなのにあざとくするのンッフw」

「もー知らん!手洗ってくるし!」

笑ってしまうでしょw

「テレリラテレーお風呂が沸きました」

「おうかお風呂入ってきたら?」

「入ってくるw」

ーーー

「ドラドバペッペレー♪謎歌歌う〜♪」

多属性ポイント⑧:謎の歌をよく作詞歌う

「今日のご飯なんだろ〜」

ーーー

「うぃー上がったァ⤴︎」

「お父さん入ってきたら?」

「入ってくるわぁ」

「そうそうおうか、お母さん昨日髪の毛緑のやつ入れたでしょ?今日になって金髪に戻ってしまったの〜」

やっぱり金髪に戻る運命なんだろうね。

「ププーザマー⤴︎」

「しばいたろかァい」

「ぴえんぴえんw」

(お母さんと桜歌なんか楽しそう…何の話してるんだろう…)

ーーー

「ご飯だし早く手伝ってー」

「うぃー」

はい♪リズムよく♪お皿を運びましょ♪ヘイッ♪バッパララッタッタッ♪

置くだけじゃなく♪配置も考えて♪ヘイッ♪バッパララッタッタッ♪

「えー…なんか桜歌ニヤニヤしてて気持ち悪〜」

「お父さん酷すぎぴぇんぴぇん」

まぁ気にしてませんけどぉ〜!ピッピロピー( 。∀ ゜)

そしてほぼ置けました〜!ふー!

「お母さんもうご飯食べていー?」

「良いよ〜お父さんにも言ってな〜」

「ヘーイマイパピー!ご飯出来たから来るようにと仰せつかった!」

「色々混ざってるけど大丈夫か?wまぁ分かった」

「いいんだよッッ」

そのツッコミが狙いだからなっ!多属性ポイント⑨:ツッコミ待ち

「「「いただきまーす」」」

「ママァ?今日なトラブルいっぱいあったんだ?慰めて?キュルン」

まぁたやってるよキュルンを。何回するんだよぉ。

「嫌。めんどくさい飲み屋のおねーちゃんに慰めてもらったら?」

「なんでじゃ!自分の女房に慰めてもらいたいでしょ!」

お母さんバッサリ切り捨てた〜!wオーバーキルすぎwそしてお父さんはサラッとイチャつきワード言うなぁ!娘は彼氏おらんのだぞ!多属性ポイント⑩:彼氏なし

うるせぇ!そんなこと多属性ポイントに入れんなし!

「てゆーかお父さんサラッとキュルンしないでよw」

「良いじゃないかッッ!おっさんがキュルンしたって!あとごちそーさま!」

「うぃw自覚あったwヒーww」

「はいはい、キュルンってしてたまにむせなかったらいいんだけどね」

「僕もごちそーさまァ」

さてと、お皿を戻そ。ってかお父さんまぁた入れ歯お茶碗の中に入れっぱだし。

「おかーさぁん!お父さんまぁた入れ歯お茶碗中入れたままァ…ぴぇん」

「えぇ…お父さんの箸で退けたれw」

「うぃーw」

お父さんの箸使いにくッッ!太すぎでしょ!まぁ取り除き完了しましたけども。とりあえず全部下げよ。

終わりぃー!荒地タイム!

ログインして…と

お、ヤーヤーとさなさんとゆかさんいる!てか3人から怒涛のチーム招待きたわwもちろん入るぜぇ!

「お、桜歌来たやっほー」

「どーもども〜」

『やぽ!』

「さなさんもどーもども〜」

「おうかさんやっほー」

「ゆかさんもどーもどもッ」

最強面白担当のヤーヤーと最強お姉様担当のさなさんと最強可愛い担当ゆかさんと雷速物資調達担当の僕のこの4人がイツメンである。正直荒地行動で一緒にやる人で一番信頼できる人達だ。

「ちょっと聞いてよ桜歌〜」

「何よヤー子ォ」

いつもこんなノリである。多属性ポイント⑪:謎のノリ

「おたお美がぁ〜さっきゆか君泣かせたのよぉ〜酷くなぁい〜?」

「あらやだッッ野蛮ねぇ!ゆか君何をされのかしらッッ?!」

「それがnゲッホ!ゴホッ!」

「ちょっw普通に喋ろかw」

「う"ん…え"ーとゆかりがおたおたにメールしてやっと返信きたと思ったら理不尽な理由つけての別れ話やったんよ」

「はぁ!?それだけでもう腹立つんだけど!」

僕はこのイツメンが大好きである。だから泣かされたってのも腹立つし理由が意味のわからない理由だったら尚更腹が立つ。今まさにそんな状況である。

「え、ちな理不尽な理由ってどんな理由なわけ?」

「ゆかり、桜歌に話して大丈夫?」

「うん…おうかさんなら良いよ」

「ゆかさんありがと、んで?どんな理由なわけ?理由によっては僕もブロックします案件だけど」

「それが『最近ゆかりに構われないから寂しい。そんな冷たいゆかりに愛想を尽かした。別れよう。』って言ってきやがったんだわ。けどさゆかりはおたおたが勉強の邪魔をしないようにって連絡を控えてたんだよ。マジでゆかり何も悪くなくね!?」

「え、マジでおたおたさんブロック案件なんだが?していいっすか?てかダメって言われてもするわ」

オラァ!僕の大好きな人泣かせた罪は重いぞ!直接手が下せねぇからブロックだけしか出来ねぇけどよ!すまねぇなゆかさん!

いやまじで許さん。ネタ風に許すマジも無くなるわ。え、ガチで許さん。ゆかさんが許したら僕も許すけどゆかさんが許さなかったら僕も許さん。

「とりあえずブロックしてきたわ。ヤーヤーした?」

「いや、俺はしてない。一応轟組に入ってるから個チャ出来なかったら色々面倒くさい事になるから」

「流石団長様だわ…僕だったらブロックしてたちなみにさなさんはどした?」

『うちはもちろんブロックした(・x・)』

「さなさんは予想通りだ」

「まぁまぁまぁまぁ!こんな辛気臭い話止めてバトルに行こう!」

「へーい団長☆」

「行くぞお前らァ!」

「「「おー!」」」

ーーー

『轟組〆ゆかりがこころぬにやられました』

「あ、やられちゃった…」

『は、マイハニーやられた(・x・)コロヌ』

「やばいwさなさんがダーリン覚醒したw」

「いいぞー!さなみやれー!」

『こころぬが轟組〆サナミにやられました』

「え、秒殺してるつお」

ーーー

「キリ良いし僕落ちるわぁ」

「おーおうかまたなー」

「おうかさんまたね〜」

『またね!』

ーーー

薬飲んで歯磨きしよ〜多属性ポイント⑫:薬服用者

シャコシャコ…ゴロゴロペッ

「ふぁ〜…マミーおやとぅみ〜」

「おやすみ」

ベッドにゴロリンチョさて、シチュボ(シチュエーションボイス)聴いてから寝よ〜おやすみなさーい

閲覧ありがとうございました(*´꒳`*)

更新は遅いかもしれないのでゆっくりお待ちくださいませ。

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